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浅間山 10月9日 (小諸市飯綱山より)
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 このブログでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。
狭い地域のことで、日記的な意味合いもあり、同じ内容を何度も繰り返して、マンネリ化していて新鮮味に欠けています。
書いていることは、一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2019年10月07日
佐久混声合唱団定期演奏会 賢治の世界へのいざない
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佐久混声合唱団は佐久で20年以上地道に活動している合唱団です。
この日は隣の東御市の合唱団によるメサイアも、どっらにしようかと迷ったのですが、メサイアは何度も全曲を聴いています。昨年も佐久レーレルコールでも聴いています。また聴く機会はありそうです。
そして、長年親しんだ好きな曲の高田三郎さんの「心象スケッチ」にも惹かれて・・・
「心象スケッチ」は、これを聞き逃したら、生で聴けることは多分あとにはないと・・・


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プログラム前半は「宮沢賢治の世界とバッハ」でした。賢治がリード・オルガンとチェロを演奏したり、レコードコンサートでバッハのオルガン曲をかけたそうです。「セロ弾きのゴーシュ」という作品があることから、チェロは賢治が愛した楽器だったようです。
賢治は作曲もして、7曲ほどの歌を作っているそうです。
今回はその中の『星めぐりの歌』がありました。
編曲した林光さんはオペラシアターこんにゃく座のために作曲したオペラ「セロ弾きのゴーシュ」をこんにゃく座で演奏したのを楽しく聴いていますし、CDも持っています。林光さんの合唱曲、原爆小景を作曲していますが、これも感動的で日本の合唱音楽の名作の一つといって間違いないようです。これも、故岩城宏之さん指揮の東京混声合唱団の実演が忘れられません。CDでは作曲者の指揮の東京混声合唱団の演奏を持っていますが、壮絶な曲で、なかなか聴くのに勇気がいります。そのCDの最後に『星めぐりの歌』が入っていて、ほっとさせられます。
この曲は舘野泉さんの演奏会で吉松隆作曲の「KENJI・・・宮沢賢治によせる」というチェロと語りと左手のピアノで演奏した演奏会アンコールでチェロとボーカ.ルソロと舘野さんで聴いてそれも素適でした。

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会場の外も秋の気配です。

宮沢賢治は、花巻の質屋の長男に生まれここ盛岡の高等農林学校に学びます。その後、大正10年(1921)に上京しますが、妹トシの病気により帰郷します。そのトシの死を描いた無声慟哭の五つの詩(「春と修羅」に収録)は感動的です。
「あめゆ じゅとてちてけんじゃ’(淡雪をとってきてちょうだい)」という妹の言葉が繰り返される、「永訣の朝」・・・

もう50年以上前ですが、高田三郎作曲がメゾソプラノ・バリトン・ナレーター・合唱と管弦楽のための「無声慟哭」をコンサートで聴いたときの感動がよみがえります。感動を持ってよみがえります。

賢治の作品に曲をつけたものは意外と少ないですね。高田三郎さんにはほかに「稲作挿話」という作品がありますが・・・
賢治の詩は、彼の持つロマンチックと研究者というか科学者の観察力が交錯するようなところがあって、作曲しにくいのかもしれませんね。

この曲の第2曲森を初演した大久保混声合唱団を作曲者が指揮したLPはよく聴きました。最初は同じ面に入っている、好きな「ひたすらな道」を聴くためだったのですが、次第にこちらもいいかなと・・・

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この曲は「蒼い衣のヨハネ」がスギナの胞子(たね)を見ているとか、酋長の娘が独楽より傾いて逃げているとか、賢治らしい楽しさがあります。
最後の「風がおもてで呼んでいる」は闘病中の詩ですが、そんなことをあまり感じ去らない明るさがあります。

賢治の作品は、生前は詩集「春と修羅」(第一集)と短編集『注文の多い料理店』が自費出版に近い1000部ほどで世に知られることがなく・・・

この4つの詩は私の持っている賢治を世に紹介した草野心平編の文庫本には一つもなし・・・
たくさんの詩を書いたのだなと・・・・

賢治について長々と書いてしまいました。このブログは音楽評論ではありませんのであしからず・・・。

「心象スケッチ」は、賢治が自分の詩をそう呼んだと、記憶しているのですが、最初のステージで少し硬くなったのかな、少しメリハリがなく深みに掛けたかなと・・・
もっとも、高田三郎という作曲家は自分の思いを込める作曲家、この曲を表現するのはたいへんなことです。でも、そうした曲を生で聴けて良かったです。
第一部はとなっていました。賢治作詞作曲の星めぐりの歌も良かったです。こまごまと書くと長くなりますのでこの辺で・・・
後半の信長貴富さんの曲は合唱団員も、共感しやすいリズムやメロディ、乗って楽しい曲ですね。でも、谷川俊太郎さんの詩も一筋縄ではいかないかなと・・・
コンサートになっていました。

最後はよく知った曲たち、編曲の源田俊一郎さんは、「ふるさとの四季」とか「ホームソングメドレー」などと言う曲集を歌いました。楽しく歌え、客も楽しめるもので、楽しませていただきました。

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  佐久混声合唱団 定期演奏会   賢治の世界へのいざない

    10月6日 佐久平交流センター

プログラム
宮沢賢治作詞 高田三郎作曲 混声合唱組曲 「心象スケッチ」 
   水汲み
   森
   さっきは陽が
   風がおもてで呼んでいる  
朗読  宮沢賢治  セロ弾きのゴーシュ より
バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007 第1曲:プレリュード
バッハ 「イエスは変わらざるわが喜び」(『主よ、人の望みの喜びよ』)
       カンタータ147番『心と口と行いと生活で』BWV147-10
朗読  宮沢賢治  銀河鉄道の夜 より
バッハ&グノー アヴェマリア
宮沢賢治作詞 作曲 星めぐりの歌 

谷川俊太郎詩  信長貴富作曲 混声合唱曲集 「かなしみはあたらしい」 
   歌っていいですか   
   泣いているきみ
   かなしみはあたらしい
   未来へ

源田俊一郎編曲  童謡メドレー「いつの日か」   
   1.シャボン玉 野口雨情作詞・中山晋平作曲
   2.揺籃(ゆりかご)のうた 北原白秋作詞・草川信作曲
   3.叱られて 清水かつら作詞・弘田 龍太郎作曲
   4.七つの子  野口雨情作詞・本居長世作曲
   5.夕焼小焼  中村 雨紅作詞・草川 信作曲。
   6.月の砂漠  加藤まさを作詞・佐々木すぐる作曲
   7.証城寺の狸囃子 野口雨情作詞・中山晋平作曲
   8.汽車のうた
   汽車ぽっぽ 本居長世作詞・作曲 汽車ポッポ 富原薫作詞・草川信作曲
      汽車文部省唱歌・大和田愛羅
   9.みかんの花咲く丘 :加藤省吾作詞・海沼實作曲
   10.どんぐりころころ :青木存義作詞・梁田貞作曲
   11.里の秋 斎藤信夫作詞・海沼實作曲
   12.あの町この町 野口雨情作詞・中山晋平作曲
   13.赤とんぼ 三木露風作詞・山田耕筰作曲
アンコール
   高田敏子 作詞  信長貴富 作曲「夕焼け」  

指揮  箕輪 健
ピアノ 小林恵美
チェロ 寺島 都志子
朗読  伊藤博敏 


[ 投稿者:オコジョ at 20:00 | 音楽 | コメント(2) ]

この記事へのコメント
こんばんは!
来ていただけたんですね!
どうも有難うございました。
精一杯歌いました。
とにかく、お客様がいっぱい来てくださって、私としては本当に嬉しかったです。
腰は心配、新調の靴も心配、
終った時は、もうボウっとしてしまいました。
怒涛のような一日でした。
全員で頑張った成果を聴いていただいて、感謝です。
投稿者: 万見仙千代 at 2019-10-07 21:13:17
万見仙千代さんへ
こんばんは
心象スケッチがメサイアよりも魅力的だったのかもしれません。 
蒼い衣のヨハネが私を呼んでいる・・・だったのかも・・・
楽しませていただきありがとうございました。  
投稿者: オコジョ at 2019-10-07 21:34:59

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