夏の甲子園長野大会で、飯山高が初の甲子園出場を決めた。
昨秋から監督に就任した吉池拓弥監督(28)は、上田市出身。
丸子修学館のOBで控え選手ながら、春の選抜甲子園大会にも出場経験がある。
この時、レギュラーになれなかった、悔しい思いが、今回の甲子園出場にもつながった。
また、丸子修学館高を卒業後は、大東文化大学の野球部で活躍した。
吉池監督は、優勝インタビューに「本当にうれしい。僕の力ではなく、今までチームに関わってきてくれたOBの方々のおかげ。新しい歴史を選手がつくってくれた」と満面の笑みで答えた。また、甲子園に向けて「今はしっかり休ませたい。守備を鍛えて挑みたい」と意気込んでいた。
平成元年以来、30年ぶりの公立高校対決となった決勝戦で飯山高は、好調の伊那弥生ケ丘打線を相手に、先発エース左腕の岡田恵太君(3年)が踏ん張り、打線もつながり、5回まで4-1とリード。
しかし、6回表に、ダブルプレーを焦った内野手のエラーなどで、同点に追いつかれてしまう。
その後、甘いマスクで人気上昇中の常田唯斗投手(2年)が継投、相手打線を得意の縦に変化するスライダーで抑え込み試合は延長へ。
なお、長野県大会の決勝での延長は2015年の上田西高と佐久長聖高戦以来。
最後は飯山高が、延長10回裏、2死1、3塁から、好投してきた常田君がサヨナラタイムリー。悲願の甲子園出場を決めた。
[ 投稿者:東信ジャーナル社 at
14:10
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