
【小諸厚生総合病院の藤極友昭・感染症管理認定看護師の講演】
東御市の社会福祉法人ちいさがた福祉会(太田心平理事長)の介護老人福祉施設フォーレストはこのほど「感染症予防対策研修会」を市内の他の社会福祉法人関係者も招いて行った。
参加者らは、ノロウイルスやインフルエンザ、MRSA(抗生物質などが効かない黄色ブドウ球菌)への対策を学んだ。
目に見えない細菌やウイルスへの備えは、同福祉会内だけの対策では限界があり、利用者、家族、施設スタッフの連携だけでなく、他の福祉会事業所との協力も必要と考え、17事業所などに呼び掛けた。同福祉会の各施設スタッフ70人と他を合わせた140人が参加した。
「入所施設における感染症予防対策」と「デイサービスにおける感染事例」をフォーレストの小野山妙子主任看護師、星合佳江、堀内すみ枝両看護師が報告。
小諸厚生総合病院の藤極友昭・感染症管理認定看護師が「介護施設におけるスタンダード・プリコーションについて」をテーマに講演した。
また、同施設が注目する衛生資材などの企業、㈱信州セラミックスの桜田理副社長が「継続する抗菌技術 アースプラス技術について」と題して、セラミックを抗菌に活用する独自技術のリネンやタオルなどの製品を紹介した。