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2019年02月06日
山岳救命コース雪上訓練が開催される

プローブ 2月5日(火)、地元東御市にある湯ノ丸高原スキー場及び研修センターにおいて2019年度山岳救命コース最後の実習になる「雪上訓練」を行いました。
湯ノ丸高原スキー場は春に登った湯の丸山の中腹、学校からも車で40分程度にある最も近いスキー場!雪上訓練は、2008年に菅平・湯の丸地区山岳遭難防止対策協会(以下遭対協)と本校との間で取り交わされた「山岳遭難防止対策業務に関する協定」に基づく合同訓練の一貫で、毎年2月に開催されています。
 今年で12回目の開催の実習は、本校の学生23名と教職員2名のほか、遭対協、上田警察署、東御市役所、山の会、湯の丸高原ホテル、スキー場パトロール隊などから総勢41名参加で行われました。
 第1部は遭対協の荻原隊長、堀川隊員両名による講義が行われ、冬山での装備品や遭難時の対策、雪崩の発生メカニズムと対処法について学びました。また、30年以上冬山の登山経験のある山の会の方より、実体験のお話をお聞きしました。自ら遭遇した2回の雪崩発生時の経験談を通し、最近人気のバックカントリーでのスキーやスノーボードによって引き起こされる雪崩の危険性についての話を伺いました。


ビーコン1ビーコン2 第2部は雪上での実技訓練が行われ、雪崩事故による遭難者の捜索方法を学びました。冬山登山には、ビーコン(電波受発信機)、プローブ(またはゾンデ棒)、スコップの三つは必携品。万一の雪崩の場合は捜索時間が重要なカギで、生存の限度は15分が目安。今回の実習では、2つのグループに分かれ、予め埋められた2つのビーコンを遭難者に見立てて発見する訓練と、プローブを用いて遭難者を捜索する訓練を行いました。
 1つのビーコンでも見つけるのに苦労するところですが、今回のように2つの電波が交錯する状況で冷静な判断をするのは、日頃の訓練がとても大事であることを改めて痛感しました。隊員の堀川さんからは、「雪崩の捜索現場では複数人が同時に巻き込まれるケースが多いので、受信機の信号の変化をしっかり見極めるように」とご指導いただきました。学生たちは「ベーコンの電波が常に変化して思っていた以上に難しい。今回ビーコンの使い方を教わったのは、将来救助に向かう立場になった時、大変役立つ。何度でも練習しあらゆる状況に対応できるようにしたい。」と卒業後の消防や警察への就職を考えている学生たちには良い刺激になったことでしょう。

心肺蘇生デモ心肺蘇生体験第3部は本校学生が指導員として、「心肺蘇生法及びAED(自動体外式除細動器)の使用法」について講習会を行い、参加者の皆さんに、一連の動きを勉強していただきました。

心肺蘇生法は
(1)心肺停止確認後は直ちに圧迫を開始すること
(2)1分間に100〜120回のペースで圧迫すること
(3)体重をしっかり加えて、深く圧迫すること
(4)しっかり元の位置まで戻すが、体から手を放さないこと
(5)絶え間なく圧迫を続けること
(6)協力者をお願いし、交代で行うこと

を意識して行うことが重要なことと、そして早く周りの人に救急車の手配を依頼することも大事であることを指導しました。参加者からはたくさんの質問が出て、その都度細かい説明をしていました。また、あわせてAEDの使用法についても体験していただきました。

今回の実習で、今年度の山岳救命コースすべてのカリキュラムが修了しました。3月に修了式が行われ修了証が授与されます。

[ 投稿者:NPC at 17:46 | 山岳救命コース | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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