
何かと世間を騒がせているavex。今は「のまネコ」騒動と大塚愛『プラネタリウム』騒動が旬だね。
この二つは両方かなり興味あるのでいろんなサイトで見解を見てみた。のまネコに関しては語るべきこともないね。何だろね著作権って。主に2ちゃんねるユーザと秋葉原各ショップあたりでは反発運動が起こっているが、結局は世間的にどっちかつーと「悪」と位置づけられそうな2ちゃん/アキバちゃん同盟軍が空騒ぎしてるってことになっちゃうのかなあ…
こっちに関してはオトモダチの
たけぽんも文句言ってるのでそちらで共感してちょうだい。Hotwiredでの賛否投票へのリンクもあるよ。
ちなみに俺はあからさまにNo!な立場である。No!というのは「『のまネコ』、あなた的にはOK?」との問いへの答えである。
今日は主に大塚愛『プラネタリウム』がRIKKIの『素敵だね』の盗作か?という問題について語ろう。
ここらへん及び関連記事方面でいろいろ検証やら何やらあって物議が起こってるんだけど、要は最近発売された大塚愛の新曲『プラネタリウム』が、2001年発売のRIKKIというシンガーの『素敵だね』に酷似してるって問題ね。
一般的にはRIKKIというシンガーは正直あまり有名ではないし、誰?って人も多いと思うんだけど、日本だけで400万枚売れたゲーム『ファイナルファンタジーX』の主題歌、と言えば「アレか!」と思う人も多いはず。アジアンテイストなほのぼのとしたバラードだね。大塚愛は実は盗作疑惑はコレが初めてではなく、過去何曲もそういう目を向けられてきてるってのが問題。
で、俺なりのネット上の意見をまとめると…
★FFをやった人はほとんどがパクリと判断
★大塚愛ファン的には当然「盗作じゃない!」
★どちらでもない客観的な意見では主にパクりという意見が多い
結局このようになるわけだが、FF派、大塚派ともに思い入れも含めて語ってるのでなかなか話は平行線から交わらないんだよね。面白いのは上記リンクとか関連記事のコメント欄のいろんな意見なんだけど、自称ミュージシャンとかが知った風な口を聞いてるのがなんとも痛い。曰く、「似たようなコード進行の曲は多い」とか「譜面で盗作だと説明しろ」とかそういうのなんだけどね、片腹痛いね。アンタみたいなちょっと理論をかじった人間が発言すべきじゃないよ、と俺は老獪にほくそ笑む。そーいう人は自分のバンドとかでけっこう既存曲のコード進行とかを使ってオリジナル曲を書いてる、と見たぜ。ま、アマチュアならある程度笑って済ませるけどな。アマチュアバンドで堂々と「オリジナル」と称してほとんどコピーのような音楽をやってる奴らはよく見るけどね。リスペクトってのが合い言葉になってるらしいが、それじゃオーディションも落ちるわな。はは。
もとい、俺的見解は、『プラネタリウム』は『素敵だね』に似てる。盗作かどうかは微妙だけど、歌詞の世界観とかも含めると相当な影響があったと思われる。これはリスペクトとかインスパイヤ(笑)とかいうレベルを超えてるように思う。
大塚愛はTVで、この曲は4年前、高校生の時に作った、と発言したらしいが、それはまさに『素敵だね』の発売と重なる時期なんだよね。つまり盗作ではないと言いたかったのだろうが、正直な発言だとしたら余計に墓穴かもね。
作曲ってのは俺も一応してるから、たま〜に頭の中に残ってる「どっかで聞いて印象深かったメロディやフレーズ」がそのまんま出てくることがある。前やってたバンドで一度そのまんま!ってのを自分で作ったと確信して持って行った事があって、「それってあの曲そのまんまじゃん」とメンバーに指摘されて初めて気づいたってわけだが、まぁそれは割とありがちな事かも。
大塚愛も、その他盗作疑惑かけられるってプロの人も、そうやって作ったケースは多いような気がする。ただアマチュアとプロの違いってのは、作品ができてから市場に出るまでに何人もの人間はチェックするかどうかってことなんだよね。例えばレコーディングエンジニアであったりマーケティングの人だったりプロデューサーであったり楽器演奏する人だったりアレンジャーだったり。多くの場合そのどこかで「この曲まずいんじゃない?」ってことになると思うのだ。
たまたま『素敵だね』を知ってる人が誰もいなかったとしたら無事リリースってことになるんだろうけど… それもどうなんだろうね。
結局何が言いたいか、というと、avexって会社の体質はどーよ?って事なのだ。のまネコ問題も含め、やったもん勝ち、売れればいいじゃんみたいな体質が浸透してる気がしてしょうがない。はっきり言ってしまうと、浜崎あゆみの楽曲、倖田來未のPVなどにはそのまんまじゃん!ってのがいくつもあって閉口することがしばしば。
結局ね、「芸術とか文化を創造し発信する」というアーティスティックな思想が欠落してるんじゃないかと思うんだよ、avexという会社は。インスパイヤ(笑)という言葉を使えば許されるのか?芸術を創造する企業としてのプライドはないのか?と思ってしまうね。
もちろん大avexはレーベルやら事業部やらいろいろ分かれてるから一概にはavexが悪いって言えない部分もあり、実際優良なモノを作ってるところも多いんだけど、それはレコード会社サイドというよりはプロダクションの企画面が大きいように思う。ま、詳しくは言わんが。
どっちみち、今やいい印象はないよな、avex。金の亡者としか思えん。所属アーティストを盲目的なファンがつくように厳選してる風にも見えるので何やっても儲かるのだろうけど、今や内部にも
反発するアーティストは出ている状態だしね。
ちょっと嫌なのは、avex全体のファンっていう層がけっこう多いことだ。avex所属アーティストしか聴かない、とかね。そういうファン層を獲得してきたavexの手腕は評価されるべきかもしれんが、築き上げたその牙城のてっぺんであぐらをかいてるような態度が、俺はどうも鼻について仕方ない。
このへんのネタならウチのファンは聴いてない、見てないだろうからバレないだろ的な発想がモロに見えてしまうんだよね。例えば昔の洋楽とかゲーム音楽とか。
いろいろ文句はあるが、言いたいのは一言。アーティストと、それを世に送り出す側としてのプライドを持ってくれ、ってことだ。
【追記】
2ちゃんねる管理人ひろゆき氏が痛快なことをやってくれた。
↓この画像を2ちゃんねるがグッズ展開しようとしてavexとほぼ同じ文章で公開質問状を提出。

いや〜おもしろくなってきた。
この件の
ニュースと
公開質問状本文。