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浅間山 10月9日 (小諸市飯綱山より)
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 このブログでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。
狭い地域のことで、日記的な意味合いもあり、同じ内容を何度も繰り返して、マンネリ化していて新鮮味に欠けています。
書いていることは、一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2019年09月05日
小浅間山と信濃自然歩道1 小浅間山へ・・・
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この日は合唱団のころからの友人で40年来の友人と小浅間山へ・・・

軽井沢からバスで峰の茶屋へ・・・
ここは鬼押出や北軽井沢、草津温泉への途中です。

背後の山が小浅間山・・・

小浅間山は、名前が示すように浅間山の裾野に可愛らしい姿を見せる山です。
標高は1,655mで、高いようですが、登山口の峰の茶屋は1,406mで標高差は僅か250mしかなく、往復しても正味1時間半の小さな山歩きです。


2
峰の茶屋の登山口では、地元の信越放送(SBC)が群馬から小浅間を登りに来た女性3人に取材中・・・

浅間山は、この日の前日の8月25日の夜の午後7時28分頃に小規模な噴火がありました。噴煙が約600メートルの高さとか、たいしたことは無かったようです。噴火でなくとも煙の多い時はもっと高くまで登ります。もっともその時の煙は水蒸気なので真っ白ですが・・・

この峰の茶屋では微かに降灰があったそうですが、全然わかりませんでした。噴火の規模としては、前回の今月7日夜の噴火以下のようです。噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)のままでした。今回の噴火は、地震も音もなく、噴煙も麓からでは判らず、地元からすれば噴火と感じられないレベルです。
都会のマスコミは、「なぜそんな危険な山に登るのかと」、大変な噴火で危険な山としたくてたまらないようです。
私に言わせれば、交通事故や、地震などの危険の確率から言うと、『なんで、そんな危険な町に住んでいるのですか???』と、言いたくなるのですかが・・・

都会のマスコミは、正確さより、尾ひれを付けて大げさに報道するのが仕事ですから、仕方がないのですが・・・

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登山口に入ります。右の建物は東大地震研究所の浅間火山観測所です。その後に、これから登る小浅間山が、その上に丸い姿で、こちらを見下ろしています。

浅間山は危険な爆発を伴う噴火の危険性から日本で、もっとも、危険な火山の一つです。そのため昭和8年(1933)年に我が国最初の火山観測所として火山観測が行われ、ここは、現在,13の地震観測点で、24時間監視され、火山性地震の波形の分析によって、噴火予知を行なっています。

普段は無人なのですが、門が開いて車があり、人の姿が見えました。

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今回は噴火前から小浅間山に登るつもりでした。
でも噴火によって噴火警戒レベルがどうなるかと・・・
噴火警戒レベル3(入山規制)だと小浅間山は火口から4キロ以内になり登山禁止になりますが、今回は規制外ということで登りやってきました。何の危険も感じていません。

はじめは小浅間山の南側を、緩やかに捲いていく、こんな樹林の中の道です。

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岳樺(ダケカンバ)の古木・・・

良く白樺があったと喜んでいるのを目にしますが、軽井沢あたりでは1400m位を境に上は岳樺、下は白樺と住み分けています。

カラマツ・岳樺・白樺は浅間山麓に多い木ですが、健康的な日当たりの良い所を好む木です。
このあたりは火山地帯、火山は当然ながら、火山灰や溶岩から構成される酸性が強い土壌で、はじめは何の植物も生えることは出来ません。
気候によって、一定の高さからは上は樹林が生育できない森林限界がありますが、火山には酸性度による森林限界が生れます。しかし、火山活動が緩やかになると、そうした荒地に、乾燥に強い草、例えばススキ等が進出し草原になります。コマクサもそうした荒地に咲く花です。こうしたはじめに裸地に侵入してくる植物を「先駆植物」といいます。

そうした場所では普通、木は育ちませんが、そんな厳しい環境の中で、いち早く芽を出すのが、カラマツ・岳樺・白樺です。日なたが好きなので、林が暗くならないよう葉が短くまばらです。そして、成長が早く、瞬く間に立派な木となり、林を作ります。
ここもいつかは暗い針葉樹の森になりそうです。私がこの世から姿を消して、遥か先のことでしょうが・・・

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樹林帯ですが、火山ですので、足元は軽石と火山灰の道です、
でも林の中は踏み固まっています。

登山道は広くて緩やかに、登って行く気持ちの良いところです。

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登っていくと、だんだん空が広がり明るくなっていきます。

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樹林が終ると小浅間山が見えてきます。

小浅間山は昔、浅間山の寄生火山と言われていましたが今は独立した火山とされています。浅間山が活発な数多くの爆発的な噴火を重ねて、溶岩や火山砕屑物などが積み重なった富士山と同じ成層火山です。小浅間山は、粘り気のある溶岩がゆっくりと、盛り上がって出来た溶岩ドームです。その誕生は約1.8万年と言われています。もっとも浅間山の近くで、浅間山の噴出物で覆われていますが・・・

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小浅間山と浅間山の鞍部の馬返し・・・

馬返しは、この先は急な道になるため、ここで馬は引き返す場所です。富士山や日光などにもこうした地名が残っています。

房間山の場合、まだ急ではないのですが、砂礫で馬の足が取られて、これ以上は無理という場所です。

左を行くと浅間山です。かつては浅間山のメインルートとして一番賑わった道です。
私も何度も登ったり、降りてきた道です。懐かしい道ですが、今、この道からの浅間山は常時登山禁止です。


群馬のお嬢さんたちも登ってきました。

この日は彼女たち3人とここに来る途中ですれ違った男性一人の6人の小浅間山だったようです。

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馬返しの標高は1,570m位です。
小浅間山へは、右の道を登ります。

後、百メートル足らずの登りですが、今までより急になり、砂礫で滑りやすく、ゆっくり登っていきます。

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登っていくと樹林の上に活火山浅間山が顔を出してきます。
まだ雲に包まれていましたが・・・

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最近は余り山に登っていない相棒は「もう限界だ」などとボヤいていました。一緒に北アルプスの一般ルートで一番困難といわれる奥穂高からジャンダルムを越えて西穂高や、不帰嶮などを一緒に歩いているベテランなのですが、後期高齢層・・・
無理は効かなくなっているようです。そういう私も後期高齢秒読みですが・・・

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でも山麓を俯瞰すると沓掛宿(中軽井沢) あたり、その背後に佐久の山が霞んでいました。

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ススキとオンタデ・・・

先駆植物ですね。この山もだんだん緑になっていくようです。

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山頂の一角に到着・・・

一番高い場所ではありませんが、『小浅間山』という山名板もあり、展望も良い場所です。

小浅間山の標高は1,655.1m、東京周辺にあれば山になりますが、小がつくように2,568mの浅間山と比べると子供というより孫くらいの小さな山です。

峰の茶屋から55分の小さな山・・・
しかし樹が少なく殺風景ですが、その為に見晴しが良く、展望の山といえます。

[ 投稿者:オコジョ at 08:01 | 山 浅間山周辺 | コメント(2) ]

この記事へのコメント
こんばんは
小浅間山ですか。
こんな山があるんですね。
私でも登れるでしょうか。
お写真を拝見すると、浅間が大爆発したら、かなり危険な所に思えます。
私が来てからは、浅間の大きな爆発は無いのですが、過去の記録を見ると本当に大爆発を繰り返しているんですよね。
見晴らしの効く展望の山なんて、良いですね。
投稿者: 万見仙千代 at 2019-09-06 20:21:22
万見仙千代さんへ
小浅間山は浅間牧場や白糸の滝に割と近い所にあります。
初心者向きの山ですので、ゆっくり登れば登れると思います。
よほどの大噴火でないと人に危害のある噴石は飛んでこないと思いますが、細かい軽石や灰は凄そうですね。そんな噴火明治維新以降ないようすが・・・
戦後も噴火を繰り返していますが、警告を無視して登山して亡くなった方はいますが、住民噴火の住民の死傷者はありません。観測体制がしっかりしていますから、帰省を守ると安全というそうです。本文でも書きましたが、東京より安全です。
投稿者: オコジョ at 2019-09-07 09:59:31

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