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浅間山 10月9日 (小諸市飯綱山より)
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 このブログでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。
狭い地域のことで、日記的な意味合いもあり、同じ内容を何度も繰り返して、マンネリ化していて新鮮味に欠けています。
書いていることは、一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2019年09月02日
小諸八幡宮 八朔相撲1 神事と土俵入り
1
昨日、小諸の八幡神社で三百年続く、八朔相撲がありました。
いつも静かな境内が賑やかでした。

八朔相撲はこの土俵が舞台です。
この土俵に本柱と屋根があります。屋根は方屋というそうですが・・・。
水引と呼ばれる朱色の幕があり、屋根の四隅の柱には東の青房・青竜(春)、南の赤房・朱雀(夏)、西の白房(秋)・白虎 ,北の黒房(冬)・玄武と東西南北を守護する中国の神話の霊獣四神(しじん)と春夏秋冬を表している古代からの形だそうです。
何と言っても、相撲は神事ですからね。

ここの土俵は「蛇の目の辻」という特俵ない二重で、江戸時代に使われた古い形の土俵だそうです。
今では珍しい形だそうです。

2
八朔は「八月朔日」で旧暦の八月一日です。
現在は9月の第一日曜に開催されていますが、今年は丁度、月遅れの八月朔日でした。

八朔相撲とは徳川家康の天正十八年八月一日、江戸城に入城した日を祝い、五穀豊穣と天下泰平を祈願する奉納相撲です。
ここだけでなく、全国の各所で行われています。
隣町の東御市出身の江戸時代の江戸時代中期の名力士・雷電為右衛門もここで相撲をとったそうです。

3
参道・・・

小諸の八幡宮は、言い伝えでは、仁明天皇第五皇子本康親王(滋野親王)が牧監として御牧に在任中、当宮を東御市の北御牧下城に建立、その後、ここに在城した望月三郎重俊が親王の意志を継ぎ、これを崇敬したとされています。

望月氏は滋野氏の後裔とされていますが、古代から中世にかけて、御牧ヶ原の御牧・望月之牧の牧監の子孫で、佐久郡のうち千曲川西部一帯を支配した豪族です。望月氏の祖は滋野則重が佐久郡望月に住んで望月太郎を名乗ったことに始まるとされます。望月太郎の三男が望月三郎重俊で木曽義仲挙兵に従っています。

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鳥居・・・

右に建物がありますが、野岸小学校・・・
息子三人の母校・・・
私も4年生までお世話になりました。

慶長十三年(1608)、初代小諸藩主となった仙石秀久は、北御牧下城の八幡宮をこの場所に奉遷し、小諸城の守護神としました。以後代々の藩主により、開拓の神、子育ての神としたそうです。

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参道入口の道祖神・・・
以前は神社の裏側にあったのですが・・・

八朔は「八月朔日」で旧暦の八月一日です。と上で書きましたが、
朔というのは難しく言うと、月と太陽の視黄経が等しくなることだそうです。分かりませんよね。オコジョにもわかりません。
分かりやすく言うと、月が太陽に隠れ一日を新月のことです。昔は、暦の月の初めは一日、月の初めとして「月立ち」が「ついたち」になったそうです。

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もう人が集まっていました。

伊豆甲冑隊、群馬甲冑隊、松代甲冑隊の武者も・・・
この写真を見て、妻が『小諸甲冑隊』はどうしたのかと・・・
いろいろと都合があるのでしょうね。

3
八朔相撲は氏子の中から6歳〜14歳までの子どもが参加します。

当日は、土俵入り前に子どもたちが、立派な化粧まわしで上の組を先頭に、行司、横綱、大組、中組、弓引、小組の順で町内を一巡する練り歩きをして宮に戻ります。

今回は、神事から見学、練り歩きは見ていません。
この写真は4年前・・・

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豆力士たちが、神官さんのお祓いをうけて・・・

元禄4年(1691)に当時の小諸藩主石川能登守乗紀が八幡宮の祭礼行事とし、旧暦の八月朔日にこの八朔相撲を始めたとされ、小諸市屈指の伝統行事として、小諸市の重要無形文化財に指定されています。

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土俵開きの神事が行われ紙吹雪 塩・酒・切麻(きりぬさ)で土俵を浄めます。

切麻は、昔は麻苧(あさお)を細かに切ったものを使ったため麻の字が入っているといわれます。今は半紙を細かく切ったものですが・・・

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子供行事と大組の横綱も玉串拝礼をします。

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小泉市長の祝辞・・・

今日の主賓です。
江戸時代には小諸藩主が上覧した御前相撲でもあったそうです。この日は殿様役です。
市長は忙しい方なので、土俵入りだけ手、午後の取り組みはお帰りになっていました。

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この後、土俵入りが行われます。小組から化粧廻しをつけて順次土俵入りをします。
名前を紹介されて、土俵に登ります。
この力士は中組の横綱でした。小組と中組に一人、大組には二人の横綱がいます。

この土俵高いですね。土俵の高さは大相撲では34cm〜60cmと決められています。
本場所の中継を見るとかなり高いですね。60センチ近いようです。地方巡業ではもっと低い場合もあるのかもしれませんが・・・

この土俵要は本場所並みのようです。角度も45度位と急な本格的なものです。

本場所では土俵に上がるために踏み俵と呼ばれる段が一段降りますが、こちらは三段です。上がる前に礼をしていますが、これは殿様(主賓)御挨拶・・・

土俵に登ったところで柏手を一つ・・・
ここの相撲は神に奉納するものです。
上で殿様(主賓)と書きましたが、本当の主賓は八幡神です。

蹲踞
土俵に上がると蹲踞(そんきょ)の姿勢をとります。
相撲の蹲踞の姿勢とは違いますね。
見ると手で、足を抑えています。この姿勢は、昔身分の高いものへの礼儀の姿勢だったとか、この八朔相撲は、こうした細かいところまで、古式にのっとっています。

蹲踞の姿勢は、剣道や相撲で使われますが、蹲う(つくばう)には平伏・平身低頭することで、踞む(こごむ)は屈み込むこともつまり、身分の高いもの野通行する際の霊の姿勢だったそうです。
子どもたちは年齢によって、小組・弓引・中組・大組の四組に分けられています。以前は祭典の十日前から稽古を始めたそうですが、今の稽古は4日だそうです。

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土俵入り・・・

まずは小組・・・
組み全員で一緒に行うのですが、完全にバラバラなのが子供らしくて、つい微笑んでしまいます。

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中組土俵入り・・・

以前は氏子の北国街道小諸宿荒町全町の中から6歳〜14歳までの子どもで行われたのですが、市の中心部は子供が減少し、ほかの地区の子供も参加して行っているそうです。
稽古に4日参加することが条件だそうです。

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大組土俵入り・・・

この土性入りも古式によるものです。

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弓取りの土俵入り・・・
弓取り式ですね。
以前は専属の弓取の組があったようですが、今は大組が行っていました。

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横綱の土俵入り・・・

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新しい化粧廻の披露がありました。

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土俵入りが終るとはね太鼓が打たれます。

はね太鼓の後ろは殿様が上覧した高桟敷・・・

御前相撲のころは御祭礼相済みと届け出たそうです。

この後、力士たちは昼食・・・
私も家に帰って食事です。

[ 投稿者:オコジョ at 10:05 | 小諸 町 祭 イベント | コメント(2) ]

この記事へのコメント
こんばんは
八朔相撲、ニュースで見ました!
残念ながら私はコーラス祭りで一日中コスモホールに。
秋はどうしても拘束されることが多いですね。
小諸甲冑隊はいなかったんですか。
それは困りますね。
やっぱり何か催し物があったんでしょうね。
歴史あるお相撲で、本格的なんですね。
今まできっちりと伝えているのが素晴らしいです。
子どもたちの晴れ舞台。
信州に来て、相撲人気がすごいのに驚きました。
御嶽海君の影響も大きいのでしょうが、雷電関の関係もあるのでしょうか。
一度見てみたい行事ですね。
投稿者: 万見仙千代 at 2019-09-02 19:54:09
万見仙千代さんへ
おはようございます
幾つかのテレビ局も来ていましたね。NHKのニュースには写っていませんが、信濃毎日の写真には小さく写されてしまいました。他人には判らないレベルですが・・・
30年くらい前には、東京の鹿毛部屋から関取ではなかったですが、相撲取りも来てくれたのですが、今はなくなりました。
この辺りは神社や学校に土俵があるところがありますが、雷電の影響も大きいかもしれません。
小諸には養蓮寺という戦国時代初期に開山の浄土真宗の寺がありますが、蓮寺は、江戸時代の相撲の「雷電為右衛門」の生家の菩提寺で、少年期に、雷電はこの養蓮寺で水汲みをしていたという言い伝えもあります。
寺には、雷電が江戸から着物のたもとに入れてきたという「たもと鐘」が残っています。
小諸と雷電の繋がりも深いようです。
投稿者: オコジョ at 2019-09-03 08:16:38

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