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浅間山 (8月20日 浅間山 小諸市耳取地区より)
999 ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2018年10月06日
蓼科山麓・望月 神と仏の里 2 望月宿(1) 弁天窟・長坂石仏群・信永院
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旧中山道の鹿曲川の長坂橋から上流の望月橋と蓼科山・・・

鹿曲川は蓼科山と北八ヶ岳の水を集めて流れる川です。そして望月の町を潤して、やがて千曲川へとむかいます。

撮影した長坂橋は小さな橋ですが、昔の中山道の橋で、江戸時代には旅人のわたった橋がありました。もちろん当時の橋ではありませんが・・・


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私は望月トンネルからそのまま町への道を下り、上の写真の望月橋にでました。

橋の袂は左のような場所があります。
左の写真・・・
上に行く石段は豊川稲荷神社への道ですが、今回の予定はかなりハードの予感、バスします。
でも左側の川側は奥に続きます。

右の写真・・・
上を見ると月と太陽かな・・・
陰陽道にはこんな図形は無いですね。お手上げです。

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左の写真は西宮神社・・・
小さな可愛い神社ですが「西宮の えべっさん」で知られる有名な神社・・・
毎年一月にテレビでニュースになる「福男選び」、正式には「十日戎開門神事福男選び」というそうですが、神社の表大門(赤門)が開くとともに参加者が一斉. に 飛び出し、230 メートルの境内を駆けきって、拝殿まで走る行事で有名です。
ここにも同じ恵比寿神賀いらっしゃいます。

でもその先は立ち入り禁止・・・

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望月橋のうえからみると・・・

岩壁から生えているようなお堂・・・
その上の岩壁には「蟠龍窟(バンリュウクツ)」の文字・・・

規模は小さいけれど京都の清水の舞台とおなじ懸崖造りですね。

信州は山国で、こうした県外造りの建物は多いですね。東信州でおもいつくままに揚げると、同じ佐久市の鼻顔稲荷神社社殿、小諸の布引観音堂、北相木村の経の岩屋、上田では瀧水寺観音堂と別所北向観音の医王尊瑠璃殿などなど・・・

もっとも最近は懸崖造りの別荘も多いですが・・・

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ここは弁天窟、または弁財窟と言います。
教育委員会の看板の説明では、「 室町時代末期の永正年間に近江の竹生島の弁財天を勧請したと伝えられ、洞窟の上の蟠龍窟の文字は望月宿本陣の大森曲川の書である。」とあります。

鎌倉長谷寺にも弁天窟という弁才天を祀った洞窟があります。何とも言えない雰囲気のある洞窟でしたっけ・・・

蟠龍窟は竜がたくさんいる洞穴がとはという意味だそうですが、禅宗の京都円光寺などの座禅堂等の名前に使われています。
近寄ってみたいのですが、立ち入り禁止は残念でした。もっとも前に来た時から立ち入り禁止なのですが・・・

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鹿曲川にそって瓜生坂の入口に行きます。

ここが江戸に向かう中山道の瓜生坂の登りの長坂と言う古い道です。

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長坂は急な峠道で狭く曲がりくねった坂の途中にはたくさんの石碑があります。
ここの石仏石碑群は「中山道長坂石仏群」と呼ばれています。

たくさんの石仏が並んでいます。

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馬頭観音・・・
昨日も百沢で紹介していますね。ここの観音様も優しそうです。

この場所は中山道望月宿の入口・・・

宿場は古くは「駅(うまや)」「宿駅」などと呼ばれました。日本の古代律令制では、中国にならって「駅」を設けました。

「駅」は旧字体では「驛」です。「馬」と「睪」の組み合わせです。「睪」は「エキ」と読み「継ぐ」という意味があるそうです。つまり馬を乗り継ぐということです。つまり駅に用意した馬により、手紙や荷物を早く運ぶことが一番の目的でした。

正月の箱根駅伝は有名ですが、駅から駅までを伝えたリレー式の駅伝制からつけられています。たくさんの馬が宿場に用意され、この峠を越えました。

江戸時代以降には、馬頭観音は馬の守りが道なり、馬が急死した場所の近くに弔いの意味で馬頭観音像を建てることもありました。その場合は、文字を彫っただけの板碑でした。
ここにも馬頭観音の板碑もありますが、愛馬を弔うためだったのかもしれません。

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こちらは双体道祖神・・・

よく見ると普通は女性が左ですが、ここでは右に背の低い優しいお顔の女性です。

道祖神は石に「道祖神」と彫った文字碑、単体の像良く知られた、男女の神の像
があります。男神と女神そろっているのが双体道祖神です。

中には通常の道祖神と反対の男女の神の並び方が逆だったり、男女の差別がつかないの
は仏教系道祖神です。神ではなくて石仏というべきですが、日本は神仏習合の国です。細かいことは気にしないでことにしましょう。

日本古来の信仰による道祖神は通常は神道系で、手をつないだり、酒を酌む祝言像など愛の神などと言いたくなるような微笑ましいものが多いのですが、仏教系は表情が厳しくものが多いです。中には抜身の剣を持つ剣持道祖神などというものもあります。
でもここの仏たちは優しげでした

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ここの一番右には「神清霊神 長野神霊神 神明霊神」とあります。神明霊神は天照大神用ですが、他は判りません。長野神霊神はご当地の神でしょうか。ほかにも明動力篤之行者などと私にはわからないものもあります。日本は八百万の神々の国、知らない神様ばかりなのかもしれません。「木食一心霊神」は木喰仏の木喰上人、「大聖不動」は不動明王ですね。「御嶽山蔵王大権現」と御嶽信仰の行者の「普寛霊神」名とがあり、違う場所には「石尊大権現」「百万遍供養塔」なとど多彩です。
ここには江戸時代には修験道の大応院がありましたが明治五年(1872)に廃寺となりました。その石仏や石碑たちです。

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中山道は江戸に向いますが・・・

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私は京都へ・・・
違いますね。とりあえず中山道の25番目の宿場の望月宿に・・・
坂の途中で我愛車が人待ち顔で待っています。

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越す餅の道を散歩するご婦人とワンちゃん・・・

中山道望月宿には中坂橋を渡るのですが、私は鹿曲川右岸をたどります

望月宿は慶長5年に(1600)に望月宿(望月本町)が開設されています。その後、慶長7年(1602)に参勤交代が始まり、街道を旅する旅人が増え、寛政6年(1629)までに、この右岸に「望月新町」が作られました。つまりこの道が古い中山道でした。
しかし寛保2年(1742)の「戌の満水」というこの地方を通過した台風によって鹿曲川が氾濫し,望月新町は壊滅的被害を受けてしまいます。
このために望月新町は鹿曲川右岸から左岸の望月本町南部へと移り中山道も長坂橋経由となりました。望月新町はその後も望月本町の加宿として存続したそうです。

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曹洞宗の信永院(しんにょういん)に立ち寄ります。入口にあった説明です。

金峰山信永寺
曹洞宗。上州多胡郡神保つ村仁叟寺も末寺。天文元(1532)年望月左衛門尉信永の開基であり、荘厳和尚の開山と伝えられている。
本堂は江戸末期の建築。本尊釈迦如来像は江戸中期の作。本堂前にある根元から十数本の幹を生じた珍しい榧の巨木は樹齢約5百年といわれている。
(看板資料より)

寺の名はこの寺を開基した望月左衛門尉信永からとられています。

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本堂・・・

この本堂は江戸末期の建物だそうです。

望月左衛門尉信永は望月城の城主でした。
望月氏は平安時代から東信濃を収めていた名家滋野氏の流れをくみ、海野氏、根津氏とともに滋野三家といい、豪族で、朝廷や幕府に献上していた馬の名産地「望月の牧」を管理しました。望月の牧の由来は、毎年旧暦8月15日の満月の日(望月)に馬を朝廷や幕府に献上していたことから「望月」を名乗りました。

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江戸中期の本尊釈迦如来像・・・。

長篠の戦いで武田勝頼は、大敗、多くの諸将が討ち死していますが、望月左衛門尉信永も戦死、その菩提寺がここだそうです。望月氏はその後歴史から消えていきます。

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樹齢500年のカヤの木があります。

林のように見えますが、根元から18本の幹が分かれているそうです。

[ 投稿者:オコジョ at 07:38 | 佐久市 | コメント(2) ]

この記事へのコメント
初恋
望月生まれですから、見慣れた風景ですけど、
オコジョさんのような観察・知見は全くありません。
望月の家の近くですから、歩いて訪ねてみます。

信永院って言う名のお寺でしたか、、
お寺の向かいの家の女の子が初恋の人

中学三年生 大友神社の境内に呼んで告白。
見事に振られました。

懐かしい思い出です。


投稿者: 和田 at 2018-10-06 10:15:05
和田さんへ
初恋の思い出・・・
私も高校時代の初恋は実りませんでした。
初恋はそういうものかもしれません。

昔の思い出を訪ねてみて散歩してください。
投稿者: オコジョ at 2018-10-06 20:52:55

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