
小諸に真夏を告げる小諸の祇園・・・
小諸市民まつり「みこし」、健速神社の夏の例祭の祇園の前日に行われる市民参加の夏祭りです。
第46回となっていますが、小諸市になる小諸町の頃、それも戦前から行われている古くからの行事です。今年は8月14日に行われました。

小諸駅前・・・
浅間山は入道雲に化していました。
雨が心配ですが。子どもみこしの間に雨はなさそうです。
雨が降ると中止になるのですが、始まって雨が降ると、「なぜ、雨が降るのにやめないのか」という苦情が出ます。また、小雨で中止すると「このくらいの雨で、なぜ中止にしたのか、子供たちが楽しみにしていたのに・・・」
昔なら多少の雨なら決行、そんなことを言うと古いと言われそうです。

今年は暑いけれど、天気に恵まれた夏祭りになりそうです。

出発地点の満相生町・・・
ここは、駅前通り・・・
ここを下っていった突き当たりが小諸駅です。
ここから荒町本町と北国街道を神輿が練って、小諸駅にいたり、またここにに戻るとゴールです。競争ではないので、順番どおりですが・・・

北国街道小諸宿野荒町を行く神輿・・・
信州といえば信州蕎麦、信州リンゴ、そして信州味噌ですね。
小諸には三軒の味噌醸造所があり、全国の味噌の4パーセントを作っているそうです。その内の300年前から味噌を作り続けている信州味噌株式会社の小売部門の酢久商店です。
今回は神輿の話ですね。その酢久商店の前を神輿が行きます。

今は服装もカラフルになりましたね。
昔はみんな水色の法被でしたが・・・

この日は、暑い日でしたね。30度を越えました。
水をかけてもらっていますが。この程度では、効果はあまりないかもしれませんね。

仲良くすれ違い・・・
昔の子供たちは荒かったですね。
相手が弱いとみると、突っかかっていく喧嘩神輿・・・
強いのが来ると、それ逃げろでしたね。(笑)

幼稚園の神輿・・・
可愛いですね。
私の頃は、というともう60年も昔ですが、子どもみこしは各地区の小学生の男子が対象でした。上級生は神輿を担ぎ、下級生は行列で色々なものを持ちます。記憶では学年ごとに持つ物が違っていたように思います。私は小学校4年を終えたところで、東京に転校したので、私は担いだことはありません。

こういう神輿もいいですね。

私の地元の町内会の神輿・・・
後の門は光岳寺国の山門、かつての小諸城の通用門の足柄門です。
私の子供たちの頃はまだ子供が多くて、5年になっても、背が低いからと神輿をかつげない場合もありましたが、私の地区は町の中心部で、その後の少子化が激しく、今は低学年や女子も担ぐようになりました。

私の町内会の神輿をもう一枚・・・
昔と比べると寂しげですね。
私の子供たちも、今は青森・東京・愛知と信州を離れています。
少子化は避けられないのですが。それでもこの神輿が続いてほしいと願っています。

北国街道小諸宿の中心の本町を行きます。
子どもたちの元気のいい声が町に響くのは明るく爽やかでいいですね。

この神輿は六角ですね。
翌日は三百数十年の歴史を持つ、健速神社の祇園祭りで暴れ神輿で知られる本神輿が町を練ります。この祇園社の健速神社の神輿は珍しい六角神輿です。そのため市民まつりの神輿も六角が多いです。

古い街並みに神輿は似あいます。
今年は22連の子供御輿が参加しました。
雨も降らずに武士夏を盛り上げました。

たくさんの屋台が出ていました。
子供たちには楽しみですね。
でも祭りは始まったばかりです。まだまだ人出は少なかったです。

ても、陽が沈んだ頃に大人神輿がメイン会場を練る頃には祭りは最高潮に達します。
夜は、足が悪いので、人込みは避けて出かけませんでしたが、地元のケーブルテレビを見るとこんなに賑やかでした。