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浅間山 (8月20日 浅間山 小諸市耳取地区より)
999 ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
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2018年07月04日
津軽の旅6岩木山(3) 岩木山 神の御座・・・
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七里長浜・・・

日本海に沿って、鯵ヶ沢の川尻から十三湖付近までの長大な砂浜・・・
鎌倉の七里ヶ浜は名前に反して2.9kmで1里もないのですが。ここは正真正銘、7里以上28kmあるそうです。

昨年は白神のブナ林訪れましたがその旅の途で、秋田犬の「わさお」のいる鯵ヶ沢の川尻から北に続くと七里長浜の先にかすかに北海道が見えていました。

この海岸は伸びやかな砂浜の内側に湿原や泥炭地が点在してノハナショウブやニッコウキスゲの群落がみごとな自然の草花の宝庫だそうです。


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山頂の記念撮影・・・

岩に寄り掛かっているのは風で、飛ばされそうでした。妻にとっては人生最大の風だったようです。

私はもっとすごい風にあっています。冬の浅間山は晴れると風速30メートルの風が吹き荒れます。指の先ほどの小石が飛んできて、風の吹く間は、ピッケルにしがみ付いて、風の合間に前進する、前進するときの風が今回くらいでした。結婚して、そうした厳しい冬山から遠ざかりこんな風は40数年ぶりでしょうか・・・・
大変でしたが、なつかしくもありました。

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山頂はこんな岩の敷き詰められた世界でした。

深田久弥さんの「日本百名山」には石坂 洋次郎さんの短編に『お山』という作品があり地方色豊かで野性の息吹いていると書かれています。そして『お山』はもちろん岩木山のことです。


石坂洋次郎さんは、私の若いころは人気作家でみんな読んでいましたね。
「陽のあたる坂道」「光る海」「何処へ」「あいつと私」「若い人」など懐かしいですね。
山を下りて今夜の宿は弘前の駅前のホテルに泊まりますが、石坂洋次郎さんは、青森県弘前市代官町の生まれといいますから、弘前駅の近くですね。戦前には、青森県立弘前高等女学校の教員を勤めていたこともあったそうです。
彼の代表作の一つに『青い山脈』があります。東北地方の港町を舞台にした、従来の古い思想と戦後の自由教育の若者の男女交際が明るく描かれていました。
「青い山脈」というタイトルは、彼の古里から見える岩木山や八甲田の山々だったようです。

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山頂の岩木山神社の奥宮・・・

色々な神饌を供えて祝詞をあげておられる方がいらっしゃいました。
神職の方か行者さんでしょうか・・・

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重要無形民俗文化財 「お山参詣」は、旧暦8月朔日に五穀豊穣の感謝と祈願をこめ、お山に登り山頂の奥宮出御来光を拝する古くからの行事です。
その時にはここは白装束の登拝者で埋め尽くされるそうです。

蛇足ですが朔日(さくじつ)とは月と太陽の視黄経が等しく日のこと、旧暦では月と太陽の動きから朔と二十四節気を計算しました、よくわからないですね。つまり空の月が新月のことです。「朔日」と「朔」は訓読みでは「ついたち」と読みます、つまり一日(ついたち)ですね。満月の十五夜は15日です。昔は月を見れば何日か分かったようです。

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岩木山方面・・・

奥の山は隠れていますが、八甲田連山
「お山参詣」の朝日は画面左側から昇ってきそうです。

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立派な標柱ですね。

ただ奥宮の社務所は、雪か風で壊されて石積みだけでした。再建予定地とありましたので、再建されるようです。

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左下に津軽岩木山スカイラインの終点の8合目が見えます。・
右に日本海・・・
画面の奥には昨年。訪れた白神の山々なのですが、残念ながら雲の中でした。

素敵なブナの林でしたっけ・・・

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山にサヨナラします。

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あと少しで急な場所は終ります。下りは滑りやすくて注意が必要です。強風の中で転倒すると危険なので、登りと同じくらいゆっくりと時間をかけて下りました。安全第一です。

江戸時代の弘前藩には、「青田之内笛吹候停止御触出」があり、毎年旧暦の5月から6月には青い田んぼで笛を吹いてはいけない」(ということでした。

現代ですとると、ちょうど7月上旬くらいで稲の苗が成長してくる頃です。ります。笛を吹くことは嫌われていたということになります。何故、田で笛の音が禁止されたかはわからないそうですが、この時期はヤマセの時期で冷たいヤマセが吹くと例外となり、飢饉になります。笛の音はヤマセと似ている、あるいは笛を吹くとヤマセがやっているという迷信から秋の豊作を願うささやかな祈りだったのかもしれません。

ことしも豊作になりますように・・・

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種蒔苗代の池・・・

「お山参詣」は岩木山神社から七曲坂の難所、女人禁制時代の名残りの姥石、焼止り、浄水湧く錫丈清水をこえて、種蒔苗代の池で占いをして坂急な御坂(オミ坂)を登って、4時間で奥宮に達する6キロます

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ここも爆裂火口として火を噴いたこともあるようです

「お山参詣」のメインコースにあるこの池には、岩木山の特産のミチノクコザクラ(陸奥小桜)というサクラソウの仲間の群生地なので、往復したかったのですが、時間的に無理でした。未練を残しながらあとにします。

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晴れ間は多くなりましたが、相変わらずの強風でした。

東北地方で春から夏(6月〜8月)に吹く冷たく湿った東の風をヤマセ(山背)と呼びます。弘前のある津軽地方よりも、八戸の南部地方に多く発生します。通常は八甲田を越えられずにいるのですが、この日は越えてきたのかなと・・・

岩木山は周囲に連なる山のない独立峰で、上昇気流が発生しやすい地形で、そうしたか風だったようです。もっとも、翌日あった息子は、昨日は風が強くて大変だっただろうと言っていたようなので青森市も風が強かったようです。

何年か前に五所川原で、この山背に会いあっという間に夫婦の傘を壊してしまいました。
津軽の風は恐るべしです。

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リフトが見えてきました。
運転しているようです。

鳥海山が風を遮っていただいていて、リフトのところは風が弱いようです。
山はほんの少し場所が変わると、気象も変わります。

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鳥海山も往復は時間がギリギリ・・・・

それにリフトが止まったら困りますので素直にリフト乗り場へ・・・・

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無事リフトに乗って8合目へ・・・

お山参詣の唱文

懺悔懺悔(サイギサイギ)六根懺悔(ドッコイサイギ)御山八代(オヤマサハツダイ)金剛道者(コウゴウドウサ)一々礼拝(イーツニナノハイ)南無帰命頂礼(ナムキンミョウチョウライ) 

意味は過去の罪過を悔い改め神仏に告げで謝ります。人の感ずる六つの根元。目・耳・鼻・舌・身・意の六根の迷いを捨てて汚れのない身になります。観音菩薩・弥勒菩薩・文殊菩薩・地蔵観音・普賢菩薩・不動明王・虚空蔵菩薩・金剛夜叉明王に金剛石のように揺るぎない信仰を持つ巡礼を行います。意味します。八大柱の神仏を一柱ごとに礼拝します。身命をささげて仏菩薩に帰依し神仏のいましめに従います。

感謝して山を下りました。

[ 投稿者:オコジョ at 07:23 | 山 (地域外) | コメント(0) ]

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