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浅間山 (11月17日 佐久市御牧原より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2017年11月15日
上田真田の里の片隅で2 赤坂地区 瀧水寺 龍宮神社など
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瀧水寺(りゅうすいじ)観音堂・・・

見あげると落ちてきそうな観音堂・・・
巨木とは言えませんが、右の杉の木も高いですね。観音堂よりも高かったようです。


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出早雄神社近くから見る瀧水寺

本堂も立派ですが。やはり高みに聳えるような観音堂が異彩を放っています。

出早雄神社から200メートルほど離れたところに瀧水寺があります。
地区は赤坂地区に移っています。

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真言宗豊山派 大慧山瀧水寺・・・
瀧水寺の創建は鎌倉時代の正応3年(1290)頃に龍宮明神を勧請したのが始まりとされます。その後、安土桃山時代の天正15年(1587)に矢沢綱頼と夫人の発願で再建されています。

矢沢綱頼は明日紹介する矢沢地区の豪族で、真田丸の真田昌幸の叔父になるのですが、彼の紹介は明日の彼の居城といわれる矢沢城の時に説明したいと思います。

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立派な本堂ですね。
本尊は大日如来だそうですが。本堂内はこの日は法事が行われていて、あまり見るのは失礼と、一見しただけで失礼しました。

右に小さなお堂がありますね。
この護魔堂は旗本で矢沢領主の仙石政相が幕末に弘化3年(1846)に再建され水現不動尊という不動明王を安置、堂寺の仮行道場になっているそうです。本堂もおなじ頃の手建物かもしれません。

仙石氏第2代上田藩主仙石政俊が隠居する時に、弟の仙石政勝に矢沢郷2000石を仙石旗本領として分知し、仙石氏が出石藩に移っても、そのまま残り、明治維新まで続きます。
仙石政相はその最後の領主でした。

上田藩時代の真田氏・仙石氏の菩提寺であった上田の芳泉寺本堂内陣には仙石政相が仙石氏の始祖の秀久の250回忌の命日にあたる文久3年(1863)に奉納した金銅製釣灯籠が残されています。

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山門をくぐると右奥に「水現不動」と書かれた護摩堂があります。このお堂の右にある鳥居の奥の岩から不動尊が現れると言われています。

江戸時代中期に信濃国佐久郡野沢村(現・佐久市)で岩村田藩御用達や村役人を勤め郷士だった瀬下敬忠(せしも のぶただ)は地方史家、俳人として知られています。特に地方史に関しては佐久の三大郷土史家として信濃史学界の先達の一人として知られています。『こよみぐさ』『長春随津』『極月楼記』など数十の著作がありますが、宝暦3年(1753)の代表作の「千曲之真砂(ちくまのまさご)」瀧水寺が登場します。

瀧水寺のうしろの大岩の一つの石に、これに水を注ぐと不動の尊像が現れるとあります。そして戌の満水といわれる寛保二年の大洪水の時に山崩れがあり、岩が欠けてしまったが、その欠けた後にまた、降魔の三鈷剣、悪を縛り上げる羂索(けんさく)に、背中の迦楼羅焔(かるらえん)という炎が現れると書かれています。あとで知った話なので。確認はしていませんが・・・

護摩堂の前の池にはカキツバタが咲いていました。

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瀧水寺観音堂を見上げます。

近くから見ると一層高さを感じます。そしてお堂の足場になっている岩も立派です。
この観音堂は幕末の天保13年(1842)に当時の赤坂村の奥地に祀られていた岩谷堂の本尊の十一面観世音を移して移築する為に建てられたそうです。工事がはじまったのは天保5年(1834)といいますから、8年もの歳月をかけての難工事だったようです。

京都の清水寺の舞台や、小諸の布引観音堂と同じ懸崖造りとい形式のお堂です。

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観音堂に参拝するのは右側の日本の杉の間を登る急な石段の参道・・・
右上には西国三十三観音霊場のお堂があり、そこからまた階段で観音堂に至ります。

でもこんな素敵な観音堂、多少の苦労は厭うのはやむをえませんね。文句は言わずにありがたく急な石段を登って観音堂にたどり着きました。

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途中の西国三十三観音霊場のお堂あたりからの観音堂・・・

お堂の下にある岩を囲むように床柱が建てられています。ここでの仕事大変だったでしょうね。
本堂がかなり下に俯瞰できて、高いのがわかります。

堂内の、十一面観世音像は永観年間(983〜985年)、恵心僧都が自ら彫り込んだと伝えられているそうです。これは伝承ですが、かなり古い観音様のようです。

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床下はこんな感じ・・・

展望が良いお堂なのですが、回り縁の欄干は危険で立ち入り禁止でした。
観音堂は明治39年(1906)改修していますが、それから100年以上たって、痛みが激しいようです。

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脇にあった火防の神を祀る愛宕山のお堂・・・

中には武装して馬に乗って兜をかぶって武装したお地蔵様・・・
勝軍地蔵といいます。勝軍地蔵は悪行や煩悩に勝つとともに防火の神です。
京都の愛宕神社は、古くから修験道の道場として有名で修験者によって全国に広まりました。愛宕の神は火伏せに霊験のある神として広く信仰され愛宕信仰と呼ばれ各地に「愛宕講」が生まれ、8月1日に参拝すると「千日詣」といいと千日参拝したのと同じ御利益があるとか・・・

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瀧水寺の隣の瀧宮神社・・・
たきのみやじんじゃ
瀧水寺は龍宮明神を勧請したのが始まりだそうですから、明神は神仏混淆の神ですから、瀧水寺は瀧宮神社と神仏混淆で、別当寺だったようです。

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瀧宮神社の社殿・・・

ただ龍宮明神とは何か、龍宮の乙姫ではないようです。(笑)
龍宮というと、思い浮かぶのは江の島の弁財天の夫神の龍宮大神を祀る龍宮(わだつみのみや)です。でも違うかなと、いずれにしても龍神なのでしょうね。
もっとも、今は神仏混淆ではなくなっていますので龍宮明神でないかみが主神なのだと思います。

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こちらは瀧宮神社の池・・・
龍は居そうもないですね。石碑は弁才天か水神でしょうね。

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境内社の矢澤社と赤坂社・・・
どちらもこの辺りの産土社だったものがここに移ったのかもしれません。
昨年、この近くの矢沢山と殿城山に登った時に矢沢山への登山道で、矢沢神社の石祠がありました。長野県神社庁には矢沢神社という名はなく、どこの神社の石祠かなと思ったのですがこの社のものだったようです。

赤坂社は一般的な本殿でしたが、矢澤社はこのような丸石がたくさん、これも道祖神なのかもしれません。

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子安 鬼子母神の社・・・
子安社は安産・子育ての神が祀られている社である。祭神は伊勢神宮の子安社をはじめ猛火の中で3柱の子を産んだと伝わる産木花開耶姫(このはなさくやひめ)が多いですが、伊弉諾 (いざなぎ) 伊弉冊尊 (いざなぎ) 神功皇后など色々な神を待っているようです。
これに対して鬼子母神(きしもじん)は仏教の神です500人の子を育てて、そのために体力が必要で、人の子を食べてしまうことから、釈迦は鬼子母神の最愛のピンガラを隠したところ鬼子母神は狂ったように7日7晩眠らずに世界を探し回りますが見つからず、釈迦に助けを求めます。釈迦は、「多くの子を持つお前でも、一人がいなくなっただけで嘆きは大きい、お前の子を奪った親の悲しみはもっと大きい」と諭し、「悔い改め、人を脅かすことをやめればピンガラにあえる」・・・
そして、仏法に帰依して、子供と安産の守り神となりました。

日蓮宗とその流れをくむ法華宗では鬼子母神は法華経の守護神とされ、祀られることが多く、東京の入谷にある真源寺の鬼子母神は「恐れ入谷の鬼子母神」で知られています。
鬼子母神はザクロに似た、吉祥果(きちじょうか)という霊験あらたかな果物を持つことが多いのですが。子供を抱くことがあります。ここでは子供を抱いていました。

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瀧宮神社の奥の男石神社(おとこいしじんじゃ)・・・
瀧宮神社の境内社なのか、別の神社なのか微妙なところです。

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二神門、社殿
二神門には左大臣と右大臣がいるかと思ったのですがお留守でした。

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名前から大体想像はついていたのですが・・・
「男女和合の神」を祀る神社です。
生殖器崇拝は、多産、豊穣を願う素朴な信仰です。ここでは子授けにご利益があるそうです。
陰陽石、金精様、金勢様、金魔羅様、金丸様、歓喜天、穴場様、お祠様などと呼ばれることもあります。上田市の有形民俗文化財だそうです。奥には小ご神体があるそうですが、似たようなものでしょうね。

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それにしても、岩と石の里といっていい多彩さがありますね。

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神社の背後には枯山水式庭園の原形とおもわれる見事な岩壁とほかのwebにありました。

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今回は寺と神社ばかりになってしまいました。
赤坂の集落を通り抜け・・・

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すこし高みから集落を見下ろしてみました。

[ 投稿者:オコジョ at 09:23 | 上田市・小県郡 | コメント(0) ]

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