掲示板お問い合わせランダムジャンプ

浅間山 (11月17日 佐久市御牧原より)
P2310750
ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


営利目的や記事に関係のないコメント、英文のコメントは、予告なく独断で削除させていただきます。

2017年10月17日
釜ヶ淵  軽井沢の奇景
1
鳥井原からの浅間山・・・

湯川ふるさと公園から、妻の希望の発地市庭に向かいます。

ここからはミュージアムの集まる塩沢地区を通るも道もあるのですが、妻は釜ヶ淵を見たことがないようなので鳥井原を通っていきます。
2
「入山道石造物群」・・・
鳥井原集落の入り口ほとりに石仏が並んでいました。

鳥井原は中山道の裏街道として入山峠を通り上州へ向かう入山道がとおっていました。
江戸時代、軽井沢から上州へ抜ける道は一般的には中山道だけと考えられがちです。中山道は確かに道や宿場は整備されていました。しかし、中山道の名うての難所・碓氷峠が、です。
そのため、通行が容易な入山峠越えの入山道や、和美峠を通る下仁田道は賑わったそうです。こうした道は女道、姫街道とも呼ばれました。
この時代の物資運搬は。中山道を使うと、幕府の規定により、宿場ごとに馬を乗り継ぐため荷物の積み替えの手間や、駄賃や問屋場口銭をとられるのを嫌い、江戸時代には10くらいの峠道がありました。ここもそうした道が通っていました。

もっとも、この道は下仁田道とも重なります。

3
その先で、湯川ふるさと公園で別れた湯川に再会します。そのほとりに山之神社があります。
山の神を祀る社ですね。
でも、ここの山の神とは、奥さんではないですね。山の神には、いくつかの説があります。
もっと多く祀られているのは、伊弉諾尊と伊弉冉尊の子供で山を支配する大山祇命ですが、大山祇命の娘で浅間山の岩長姫(石長比売 いはながひめ)を祀ることもあるようです。
ただ、元は祖先を祀る祖霊が山の神の発祥という説が本当かも知れません。
そうした山の神は言っても山にだけいるのではなく、田植えのころに里に降りて、田の神になるそうです。そして、収穫祭の後、山に戻るとか・・・・
上で、奥さんではないと言いましたが、それに近い女性神が起源という説もあります。女性は古代からの多産豊饒の象徴でした。

山の神の祠です。

祠の左には並んでいるのは双体道祖神・・・
坐像で手を合わせている神・・・
古いタイプのもので素朴な趣きがあります。

道祖神は集落の入口で。集落に悪霊がはいりこまないように守る神、ここは湯川のほとりの油井という集落の入口です。

5
油井から発地にと釜の橋の下の湯川へとおりてみます。

今は淵の上には、車の通れる立派な釜の橋がかかっています。

入山道(女道)の時代には、ここは簡単な板を渡して人がって和美峠から上州にむかいました。
落ちたら恐そうですね、今は良い時代です。

6
こんな岩床で鎖もついています。
この日は乾いていて使いませんでしたが。濡れていると滑りそうです。

8
橋の下の下に穴が開いていますが。これは、古い橋を作る時の橋脚の穴がほとんどですが、流れの中などに、滑らかな弧を描いた岩がみられます。

9
この穴は水が入っていますが。よく磨かれた岩肌をみせています。
誰が、この名に綺麗に削ったのか・・・

良く磨かれた滑らかなカーブの内面ですね。この形は水と礫(れき)の共同作業です。

砂礫というのは、地質学では砂より大きく2ミリ以上の粒子です。
2ミリ以上ですから数十センチあっても礫です。
淵や岩畳の隙間に硬い礫が入りこみ、水の渦巻く運動によって、くるくる回転します。周囲の岩より硬い礫は砥石のように岩を削りこのような形を作ります。

甌穴(おうけつ)とか甕(かめ)穴と呼びます。
甕は水などを入れる陶器などの器です。
英語ではポットホールといいます。意味はよく似ていますね。

10
橋の上から見るとあちこちにポットホールがみられますね。

不思議な光景ですね。昔の人はこんな話を作り出しました。

 昔、昔、ここの淵には一匹の河童が住んでおったそうな。その河童は心の広い優しい河童で、婚礼や葬儀の時、食器が足りんときにゃ、カッパにお願いすると、必要なだけ貸してくれたそうな。
じゃが、ある男が、借りた食器を壊してしもたそうな。そして謝らず返したそうな。
そんから、いくら頼んでも河童は誰にも食器を貸してくれんようになってしもうたそうな。

これと良く似た話は日本中にあります。でもいかにもかっぱ河童が住んでしそうな。そして、こんな話が信じられそうな・・・

11 (1) 11 (2)
こんなに急流では、河童の川流れで河童も住めませんね。でも今でも、中で礫が回り続けているかもしれません。

「石の上にも3年」・・・
もっと遥かにに長い歳月、長い年月、多分、人の寿命など問題にならならない悠久の時の流れの中で、ゆっくりと岩を削りつづれたのかもしれません、時には選手交代もあったでしょうね。ポットホールは自然の造形の妙の痕跡です。

12
河童霞んでいるならこっちかも・・・

礫はもう仕事納めをしたようです。

ここから下流2キロにかけて50のポットホールがあるそうです。
湯川は急流の川であることの証明のようです。

13
昼時なのですが、釜ヶ淵で食事もいいのですが、ここは上の橋の上を車が多く通りますので、落ち着きません。それに暗い感じですので、明るくて浅間山の見えるところがいいと、思いついたのがここ・・・

「滅多に人が来ないところだよ」というようなことをいったのに、上から親子連れが降りてきました。タイミングが悪かったかな・・・
信心深い人もいるようです。

参道
親子連れに驚いて、参道の写真を撮影し忘れました。
古い写真を一枚、冬の写真ですが・・・

神社の名前が烏明神・・・・
「とりみょうじん」ではありません。「からすみょうじん」です。

15 (1) 15 (2)
中を見ると大きな岩の上に石の祠・・・
これは磐座ですね。

磐座は、よく神社の境内の巨石の上には石祠が祀られた形で見られます。古代の人々はこうした石に祭りを行うときに神が降臨して祭りを見守ると考えました。神は身近に来てくれると・・・
つまり、古代信仰名残というか、原点です。祭りは、そうした神を向かえるための儀式であったわけです。
個人的には磐座は、苔むした祠のほうが似合います。こうした建物の中では神は降臨しにくいだろうかなと・・・
もしかすると、というよりかなりの可能性から、ここに参拝したのは出会った家族と、我が夫婦だけだったかも、多くも手もその倍でしょうか・・・
でも、磐座があるということは、古くからの神社であったことの証しです。

この神社は古くはイボ取り神社と呼び、イボができたときに、この神社の石で撫でると落ちてきれい治るそうです。そして、お礼に借りた石の数の倍だけ返すのだそうです。そうしないとまたイボが復活するとか・・・
また、眼の病気にもご利益があるとか。
イボはイボウという男根で眼は女性をで、豊穣をあらわすことから農業の神さまでも、
あるようです。ではカラスは・・・(笑)
そちらは調査できませんでした。

16
食事は途中のスーパーツルヤの弁当・・・
このスーパー、都会からくる別荘客には人気です。
小諸発祥のスーパーですが、小諸のツルヤとは全く違う店のような・・・

もっともこちらはその中でささやかな、とはいえ妻と一緒だといつもお握りとインスタント味噌汁、今日も味噌汁はありましたけど・・・
でも浅間山を皆からの食事は美味しかったです。

17
烏明神からの浅間山です。

こんな浅間山を見ながらの食事でした。

「烏明王」というのは通称で烏芻沙摩(うすさま)明王というそうです。明王と明神と一字違い、でも、明王は明王の如来の教えに従わない衆生を恐ろしい姿で威嚇し、屈服させ救う仏です。

そういう今年は忘れて素敵な浅間山を見ていました。

18
烏明神からはこんな道を・・・
妻は、うちの旦那と来るとこんなことになると・・・

でも、あの急な階段を戻るよりは良いといっていました。諦め半分かも・・・

19
釜の橋を渡ると、旧発地村となります。風越という地域となります。
そして杉瓜入口というバス停があります。

浅間山、どこから見たのが一番かというと、みんな地元がいいと言います。
私は何処もいいと・・芽

その中でもここ発地からの浅間山は見上げるのでなく、少し離れたバランスの取れた秀逸な浅間山だと思います。

20
ここには千手観音(左)と十一面観音 (右)と思われる石仏があります。

この2つの石仏をバックに浅間山が素敵なのですが・・・
高圧線の電線が景観を壊しています。人が作るものは美しいとは限らないようです。

21
でもやはり浅間山は素敵です。

[ 投稿者:オコジョ at 07:59 | 軽井沢・御代田 | コメント(2) ]

この記事へのコメント
見飽きない
いつみても どこからみても おらが山が 一番ですね 美しい山ですね。ここは平地 低い山ばかりです。宮崎 都城 関の尾の滝の甌穴もみごとでした。山の神といえば東海大学 柏原君が記憶に残っていますが  出雲で 東海大学が 青山に勝ちました  駅伝ファンとしては 次回が楽しみです  あ、関係なかったですね。 
投稿者: 小紋 at 2017-10-17 21:01:32
小紋さんへ
日本は山国で、大小はあっても山が見えます。
そしてみんなおらが山を持っているようです。
浅間山も、みんな自分のところから見る浅間山が一番といいます。
甌穴はあちこちにありますね。そちらの甌穴も素適でしょうね。
箱根に行ったときに東海大学の柏原君が泊まった宿に泊まりました。色紙がありました。
これから駅伝シーズンとなり、楽しみですね。
投稿者: オコジョ at 2017-10-18 07:59:54

この記事の固定URL
http://shinshu.fm/MHz/90.97/archives/0000540436.html

記事へのコメント
 
簡単演算認証: 5 x 3 + 5 =
計算の答えを半角英数字で入力して下さい。
名前: [必須]
URL/Email:
タイトル:
コメント:
※記事・コメントなどの削除要請はこちら