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浅間山 (9月30日  軽井沢 矢ヶ崎公園より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2017年10月05日
高峰高原 秋の花
旅から帰りました。天気に恵まれ、良い旅ができました。
南紀から帰ったので、寒くて震えあがっています。
直ぐなれそうですが・・・


エゾリンドウ(蝦夷竜胆 リンドウ科 リンドウ属)
エゾリンドウ (1)
先日、義父の誕生祝で訪れた高峰高原は、もう秋・・・
ほとんどの花はの時期は美し姿を消していました。
その中でエゾリンドウだけが落ち着いた青紫の気品のある花を輝かせていました。
やはりリンドウは秋の花です。

このリンドウはエゾリンドウという名の北海道に多いリンドウですが、本州の山にも沢山あります。ここは信州ですから・・・

この高原にはもうひとつオヤマリンドウがあります。花が一回り小さく、ほとんど花びらを開かないので咲かないリンドウといっていいのですが、この林道は花を開いています。山の花らしく慎ましやかですが・・・


エゾリンドウ (2)
リンドウの仲間の花は世界で400種類くらいあるそうです。日本には約18種とその変種が8種あるそうです。

蝦夷と名がついていますが、皆さんがお馴染の花屋の「リンドウ」はエゾリンドウを改良したものです。花が多いこと、花が開くことが理由です。そして長野県の県の花はリンドウです。長野県が使っているリンドウのデザインはこのエゾリンドウよく似ています。

リンドウは秋を締めくくる花・・・
リンドウが咲き終わると、紅葉が里に下りて行き、やがて山々には雪に埋もれていきます。

マツムシソウ(松虫草  マツムシソウ科マツムシソウ属)
マツムシソウ (1)
マツムシソウも山の花としては良く知られた人気の花です。

名前がいいですね。
マツムシの鳴く頃に咲くからマツムシソウ・・・
秋の虫たちは、恋の季節・・・
虫たちは麗しき恋の相手を求めて鳴きますが、マツムシソウの咲く高原はマツムシが住むには涼しすぎて虫の声は聞こえてこないようです。

だいたい、高原でなくてもマツムシは信州、そして東北の北部や北海道にはいません。

歌舞伎の小道具の松虫鉦(まつむしがね)という小さな鉦(カネ)がありますが、花の後の坊主頭のようになった姿か松虫鉦に似ているとか・・・
しかし。そんな皿のような鉦の名前を付けるとも思えません。つまり花の名前の由来は判らないということですね。

立ったら、綺麗に「マツムシの鳴く頃に咲くからマツムシソウ」でいいのかもしれません。

マツムシソウ (2)
マツムシソウには輪鋒菊という名前もあります。
輪鋒(りんぽう)、または輪宝と書くそうですが、古代インドの理想的な帝王といわれる転輪聖王(てんりんじょうおう)が使う七つの宝の一つで、敵を調伏する道具だそうです。後に仏具となり寺院や文様となります。神仏混交の日本では、この紋は邪気を払う武器として神社の神紋となります。その紋に似ているこれは近そうです。

そんなことより、淡い青紫色の美しい花の優しい色をゆっくりと楽しんだ方がいいようです。

この花もあと僅か・・・
多くは種への道を歩んでいました。

シラネアザミ(白根薊 キク科 トウヒレン属)
シラネアザミ (2)
シラネアザミはトウヒレン属で、細身で、小さいアザミという感じですね。この花はアザミと名乗っていますが、アザミの仲間ではありません。唐飛廉と書きます。「飛廉」はヒレアザミのことですが、ヒレアザミも正式な薊ではありません。キツネアザミとかタムラソウとか、薊ににた花で薊でない花は多いようです。

アザミ(薊)の名前の由来は「花の美しさに手を出すとトゲに刺される」つまり「あざむく」花から変化してアザミとなったとか・・・
この花も欺いています。

シラネアザミ (3)
花をよく見るとめしべの先が2つにわれ、丸まるところはタムラソウに似ていますが、背も膝よりも低く、かがみこんでみないとよく見えない花です。こうしてみると、葉には棘が無く、アザミとは違い優しげです。
頚椎症の私はかがみこむのが苦手でですが、撮影するに仕方ないですね。
もっとも山の花は小さな花ばかりで、しゃがんででばかりですが、それも運動ですね。

この花は夏の花、もう花の盛りを過ぎていました。
やがて綿毛になって旅だっていくようです。

イブキボウフウ(伊吹防風  セリ科イブキボウフウ属)イブキボウフウ (1)
セリの花たちは清潔感があって、好きなのですが、似た花ばかりで「君の名は」となるのが難です。

ただ咲いている地方である程度絞られます。高峰高原ではシシウド、シラネニンジン、それにこのイブキボウフウが多いですね。道脇にたくさん咲いていればこのイブキボウフウです。この高原で多い花の一つと言えます。

高原見上げるようなシシウド、見下ろすシラネニンジンこちらは人の背の半分くらい・・・
一番撮影しやすい高さです。

もう白い花がムラサキにと、子孫を残すために実りの秋に移行中でした。

イブキボウフウ (2)花は花火のようなのが特徴といいたいのですが、セリ科の花はほとんどが花火です。
最終的には葉ということになるのですが、その葉もよく似ています。


伊吹防風の伊吹は滋賀県の伊吹山です。ここは浅間山系、伊吹山にもあるくらいに考えてください。伊吹の名前のつく花はたくさんありますが、みんな伊吹山特産と考えるよりも、伊吹という箔をつけたのかも知れません。白山も蝦夷も立山、白根も高級ブランドと考えていいようです。

防風は風よけではありません。防風の風は、吹く風ではなく風邪・・・
この草の根は和暴風という風邪薬になるそうです。
といっても、今の市販の風邪薬の方が効きますから、そっとしておきましょう。ここは国立公園、採取は禁止です。

ヤマハハコ(山母子  キク科ヤマハハコ属)
ヤマハハコ (1)
この高原に咲くミネウスユキソウに、一寸、似た感じがありますね。
ヤマハハコ属とウスユキソウ属と違いますが、同じキク科で、近い仲間なのかもしれません。

名前は山にあるハハコグサ、ハハコグサは黄色い花とちがう白い花ですが、感じはよく似ています。ハハコグサとウスユキソウのどちらにも似ている、菊の仲間は色々のようです。

ヤマハハコ (2)
白い花と書きましたが、白い部分は触るとカサカサします。これは葉の変形したもので、総苞片といいます。本当の花は黄色い部分です。

正確には黄色い部分は花序といって、たくさんの花の集りです。

この花は、長野県以北から北海道という寒いところを好んで咲く花です。
栄養の乏しい、こんな荒々しい場所に健気に咲いています。

ハンゴンソウ(反魂草 キク科キオン属)
ハンゴンソウ (1)
ハンゴンソウの黄色い花は秋らしさを感じさせる素敵な花で、事実、高原の秋のお盆近くなると咲き始めます。

特定外来生物のオオハンゴンソウはこのハンゴンソウに似ているとつけられました。日光ではオオハンゴンソウが増えて、日光の植生が壊滅してしまうのではというくらいに増えました。オハンゴンソウは大悪党、でも迷惑なのはハンゴンソウです。ハンゴンソウはキク科キオン属。オオハンゴンソウはキク科オオハンゴンソウ属で、仲間ではないのです。

ハンゴンソウ (2)
高原では夏の花のキオンとハンゴンソウは花だけ見ると区別がつかないくらいよく似ています。
違いは咲く時期とキオンは林の中を好むのと、ハンゴンソウは明るい草原と日向を好む花です。人より背の低い気温に比べると、日向育ちなので、誹あげるような背が高い花です。

それよりもキオンとの一番の違いは葉です。キオンの葉は長い楕円なのに、ハンゴンソウは羽状に切れ込み3から7つに裂けています。ちょっと葉の形が、人の手招きに似ています。このことから、魂を呼び戻すようだと、反魂草と言う名前になりました。
反魂は死者の魂を呼び戻すという意味です。

[ 投稿者:オコジョ at 21:36 | 花 植物 | コメント(0) ]

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