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浅間山 (9月5日  小諸市久保より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2017年09月09日
東北の旅 八幡平と白神3 八幡平から青森へ
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八幡平山頂展望台・・・

八幡平は起伏がなく平らで山の頂らしくないところです。この高原の一番高いところには違いがないのですが、八幡平の最高点は一六一四米の三角点があるところで峰と称するほど際立ったものではない」(深田久弥『日本百名山』より)というように、山頂らしくないと岩手県は昭和37年(1962)に、土盛りをしたそうです。それが崩れて昭和61年(1986) に国立公園指定30周年を記念して展望台を作ったそうです。この展望台は老朽化したので平成26年(2014)に建てかえられた2代目だそうです。

展望台とともに雪のころには山頂がわからなくなり道に迷うという遭難対策の意味もあるようです。


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山頂部はこんなに平らです。
もっともたくさんの火口がつくりだした山や、火口湖があるように「一枚の大きな平坦な原ではなく緩い傾斜を持った高低のある高原で・・・」(深田久弥『日本百名山』より)なのですが・・・
まもなく下っていきます。

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山という感じではないですね。
晴れていればこんな光景がずっと遠くまでひろがっているのでしょうが・・・

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「霧のなかに うかびくるやさしい影 野の小径」(江間章子『夏の思い出』より)
に似た風景に差し掛かると、地元八幡平のガイドさんが語り始めました。

江間章子さんは『夏の思い出』を書いたときには尾瀬に行ったことはなかったそうです。彼女はさんは、新潟県生まれですが、2歳の時に父親が亡くなり、母の実家のある八幡平の麓の平舘という所に育ったそうです。八幡平はふるさとの山というわけです。『夏の思い出』は八幡平のこんな風景をしに歌ったようです。

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八幡平という名についての伝説では・・・
八幡太郎義家が欧州の豪族、安倍氏と戦った前九年の役の時にここを通過したという話と、坂之上田村麻呂の奥州征伐のときに岩手山の鬼大猛丸を追撃して八幡平の八幡沼に至り、その景色に感動して、に八幡大菩薩を奉じて戦勝を祈願した・・・
いずれも伝説ですね。

地名については、柔らかい土地という「ヤワ(柔)・タ(処)」「ヤワタ(湿地)」の「ヤ」を縁起の良い「八」に変え、タイ(平)を付けたという説もあるようです。

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「これは葉がイチョウの葉に似ているのでイワイチョウと言います。高山の湿原に生え、白い花が咲きます。イチョウと同じように黄色く黄葉します。」なんて説明しているのでしょうか・・・

私には聞こえてこないのですが・・・
このガイドさんあちこちでたくさんの説明をしてくれました。

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湿原の中の素敵な道を行きます。

深田久弥は、八幡平は平らという意味ではなく、八甲田などに多い岱(たい)はないかといっています。岱というのは湿原のことで、八甲田山の中に毛無岱という素晴らしい湿原があります。10年ほど前に訪れましたが天国的な世界でした。残雪で途中は大変でしたが・・・
ここも霧が無ければ楽園のような湿原が広がっているのかもしれません。

そう言えば八幡平の頂上近くには源太森、藤助森という支峰があります。
山を森という名前で呼ぶのは、東北地方に多いですね。

ここでの森は、私たちの考える木の茂った森でなく、「盛り上がった」という意味だといわれます。これにはアイヌ語説と朝鮮語説があります。
アイヌ語ではmo・riは「小さな・山」、mo・iwaが「山」でこれを漢字に置き換えて森になったと・・・
朝鮮語説では頭をmoriといい、高いところという意味で山としたとも言われます。山の山頂に〇〇ノ頭と呼ぶ地名があるのもこの関係ではないかと、山を森と呼ぶのは四国に多くあります。昔、四国の剣山に登ったことかりますが、山頂から隣の山を越えて、穴吹という所に降りました。隣の山の名前は一ノ森と言いました。
日本では古くは山を森といったのかもしれません。それが山や岳、峰、丸などに変わっていったのかも・・・
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ガマ沼を見下ろす展望台・・・

みんな素通りです。

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ガマ沼は2つの爆裂火口が絡んでいるところに水がたまった沼で「お釜」のような形だと釜沼だったようですが、が名前の由来である。この池は周囲の湿原の水が集まったもので、周囲の硫黄成分などにより。水の色は少しにごった青緑色というのですが・・・

展望台あたりの空のガマ沼は霧の中で灰白色でした。

12八幡沼
八幡沼展望台からの八幡沼・・・

こちらは本当には霧の沼・・・

八幡沼複数の火口が連なってできた複合火口湖で東西600m、南北200mの岩手県で2番目に大きな自然湖だそうです。
ガマ沼もめがね沼も火口湖でしたね。この辺りには6000年前に水蒸気爆発によって形成された爆裂火口湖が18個ほどあるそうです。

13ガマ沼
ガマ沼のほとりを通り過ぎます。

ガマ沼の中にも小さな火口が3つあるとか。本当に火口だらけですね。
ここは富士山と同じ成層火山だそうですから火山は山頂から噴火するとは限りません、八幡平は活火山です。現在でも有名な蒸湯(ふけのゆ)火山周辺で噴気活動が活発だそうですが、有史以来の噴火記録はありません。地層上部の水蒸気爆発堆積物は約6,000年前と言われます。地球からすると600年は瞬きするくらい、噴火しない可能性はないとは言えないようです。

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ガマガエルも蒲もないそうですが、サンショウウオが住んでいるそうです。

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見返峠のトイレ・・・

避難小屋かと思いました。ここはやはり観光地のようです。
見返り峠とは八幡平の湿原を振り返る惜しみながら山を下る峠という意味なのでしょうか・・・

なおアスピーテラインのレストハウスのある駐車場辺りも見返峠と呼ばれています。こちらは車の見返峠です。

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見返り峠の展望台があり、岩手県最高峰の岩手山はもちろん、早池峰山、秋田駒ヶ岳、姫神山などが勢ぞろいして見せるようです。私は秋田駒ヶ岳しか登ったことはありませんが・・・

遠く鳥海山や月山も見えるそうです。

羨まし気に霧を見つめるだけ・・・
山は思い通りにはいきません、そういう所に惹かれるのかもしれませんが・・・

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アスピーテラインを秋田県側に下り鹿角市にはいり大沼の脇を通り抜けて青森県へ向かいます。雨は降り止まず降り続いていました。

今回のコースは往復で1時間くらい、八幡平は日本百名山の中で、最ものぼりやすい山の一つだそうです。
20年ぶりくらいに登った日本百名山が増えました。百名山は人が多くて、なるべく登らないようにしているのですが、雨のせいもあって、他の登山者にもほとんど会わず、静かな山歩きとなりました。これも霧と雨のおかげかもしれません。

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東北自動車道にはいり、鹿角八幡平インターチェンジで休憩・・・

東北の山の中、秋の気配が感じられました。

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秋の日は釣瓶落とし・・・
雨ですし、6時前なのに暗くなってきました。
青森の最高峰・岩手山を見ながら今宵の宿のある平川市へ・・・
明日は晴れるかな・・・
[ 投稿者:オコジョ at 12:06 | 山 (地域外) | コメント(4) ]

この記事へのコメント
こんばんは
何と、江間章子さんは尾瀬を知らずにあの詩を作られたんですか。
八幡平、ずっと雨だったんですね。
八幡平も百名山だったなんて、これまた知りませんでした。
≪遠く鳥海山や月山も見えるそうです≫
わあ、見たいですね。
出羽三山は、何とも言えない魅力があります。
投稿者: 万見仙千代 at 2017-09-10 19:54:26
万見仙千代 さんへ
今晩は・・・
戦国時代に生きていなくても、時代劇を書ける…
史実とあっているかは別として・・・
想像力捏造と・・・
それ悪いというのではなく、それが詠み手をどれだけ満足では切るかが問題ですね。
歴史とか事実と文学はぺっな世界のようです。
それがゆるが与えてくれれば。それで―いいのだと思います。
八幡平・・・
車がないとバスの本数も少ないですし。何度家系なくして、効率が悪いと・・・
今回はツアーで、天気は別として、歩けました。
見えない部分は想像の世界に任せました。
昨年羽黒山を訪れれました。
何ということのない階段の連続・・・
でも、歴句を考えて一歩一歩・・・
それほどの想像力はないあのですが、少しは昔の雰囲気に触れることができました。
投稿者: オコジョ at 2017-09-10 21:50:22
心の宝
ずっと雨の中でしたか。山は景色が見えれば最高ですが、わたしは霧の中を歩くのも嫌いではありません。でも雨は避けたいですね。
出かけて雨になったというのはありますし、それはそれで風情を楽しめますが、ずっと雨だと「来なければよかった」。
でも雨の中で見えた一瞬の景色は忘れがたい。心の宝になります。
投稿者: 謫仙 at 2017-09-11 09:45:51
謫仙さんへ
こんばんは
それほどひどい雨ではなかったのが幸いでした。
加瀬もなく、説明を聴きながらながらのんびり歩けました。2時間足らずでしたし、足元がしっかりしていましたので、いやだという感じはなかったです。
一日雨だと嫌になりますね。
投稿者: オコジョ at 2017-09-11 18:41:21

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