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浅間山 (11月26日 小諸市平原 三ツ子塚より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2017年08月11日
雲に寄せて そして雷のこと
1

♪菫 紫 薄墨色 空は変わり 風はひそみ 夜へ傾く時の中で・・・
                    詩 伊藤海彦


「さっちゃん」や「犬のおまわりさん」作曲した大中恩さんが作曲した混声合唱曲「島よ」の一節・・・

私が属していた合唱団で私の希望により演奏したことがあります。もう40年も前のことです。組曲ではないのですが、20分を越える大曲でした。大中恩さんは、たくさんの曲を歌いましたし、蓼科で一泊の合唱講習会や、大中恩作品を作曲者の指揮でしか歌わない「コールMeg」を東京まで聞きに行ったなど懐かしいのですが、これ以上は本題から鰭過ぎですね。

この写真を見て、ふとこんな詩の断片を思い浮かべました。


2
私の住むあたりからの空の雲・・・

夏らしいと言えますね。
今日は降るのかなと・・・

この雲は浅間山の入道雲ですね。
まだ卵ですけど・・・

こちらでは「浅間夕立」「蓼科夕立」という言い方をします。独立峰的な蓼科山と浅間山は上昇気流が発生しやすく、夕立はこの2つの山から下りてくることが多いのです。

なぜか「蓼科夕立」は大雨になることが多く、「浅間夕立」は音だけのなっていてなかなか来ない・・・

3
こちらは蓼科山の方角…

こんな、この地方のことわざがあります。
「蓼科夕立きづけやれ」「浅間夕立音ばかり」・・・

「きづけやれ」は「気を付けろ」ですね。雷雨になるぞと・・・・
浅間の夕立は、音はすれども姿は見えず・・・
正岡子規の俳句にも「夕立の 音ばかりして 通りけり」という句があります。浅間夕立だけではないのかもしれません。

二つの夕立のにらみ合い・・・
どちらが勝つか・・・

5
朝小海線で小海にむかいました。車窓からの撮影・・・

青田の畦の草刈をするおじいさん、孫と遊ぶおばあさんという所でしょうか・・・・

夕立はまだまだ先のこと・・・

長閑な夏らしい風景でした。

6
雲と雲がと戦っているような・・・

こうして小海線の車窓から見ている分には平穏ですが、山好きにとって山の中の夕立は怖いですね。

台風が自足50キロなんて言いますが・・・
夕立のスビートも早いのです。

7
この雲は強そうですね。

子どもたちと浅間山を登っての帰りのことことです。

「浅間夕立音ばかり」と上の方で音がします。
音で済めばいいのだがと・・・
でも、登山口にあと30分くらいのところで捕まりました。音ではなくて雷雨でしたね。林の中ですので。それほど怖くはなかったですが・・・

でも雨は15分くらいで私たちを追い越して山を下っていきました。
そして登山口の浅間山荘に着いたころは、小諸の町の方でゴロゴロと・・・
そして頭上には青空・・・

標高差2000m、直線距離12キロを30分くらいで駆け下りたようです。
気づいた時はもう間に合わないですね。

8
八ヶ岳にかかる雲・・・・

上に一人、離れて。自分は雷雲ではないよと・・・

そんなこと信じません。いつ合体するか・・・

一度、穂高の吊尾根を下った時のこと・・・
吊尾根は奥穂高岳と前穂高岳の間の1.5キロの岩尾根なのですが、片側は涸沢、反対は岳沢の急な岩壁に挟まれた尾根・・・
奥穂高から西穂高の縦走と較べたら遥かに優しいですが、涸沢からの奥穂高や槍ヶ岳の山頂部と較べたらグレートは上ですね。
アルプス一万尺の3000mの背の高い樹などない岩だらけの尾根・・・
私の勤めていた会社で同僚の女性の婚約者も滑落して遭難・・・
遺体収容の応援に行った水車の山岳部の人の話ですが、サックの中の缶詰はペッチャンコになっていたとか・・・・

9
奥穂高岳の前穂高岳を通って岳沢の小屋まで、4時間から5時間、避難するところのない岩の世界、そんなところで、壮絶な雷雨となってしまいました。稲妻が真横に走り尾根に炸裂しました雷は上から下に落ちるとは限りません。時には斜めうえにも・・・
雷は一番近い地上に落ちます。避雷針はその原理を使っています。吊尾根そのものが避雷針でした。3000mの穂高では雷様を下に見てですから・・・

雷鳴は穂高の山々に跳ね返って山々に大音響でこだましました。岳沢と反対側の岳沢の響きのいいコンサートホーとなって私の人生の中でも最大の大音量でした。岩陰も無く、ただ、ひたすらに歩き続けるほかなかったですね。

10奥穂高を出たときはい天気だったのですがね。
よく雷の遭難があると評論家が、そういう時は行動しないようにしろとか、岩陰に身を隠せとか言っていますが。本当に山で雷にあったことがあるのかと・・・

もっとも新聞やテレビは、仕方がなかった記事になりませんから、仕方ないと言えますが・・・

何回か書いているのですが・・・上高地に下ったら道路が土砂崩れで、バスは不通・・・
仕方になく歩いて釜トンネルを潜り抜けて、土砂崩れの上を歩いて、坂巻温泉までたどりました。昔の今となっては懐かしい思い出ですが、大変でした。

何度も書いた昔の話です。

11
八ヶ岳の雷雲・・・

八ヶ岳と云えば、友人夫婦で北八ヶ岳を歩いたことがあり、この時にも夕立でした。蓼科夕立ですね。近くに落ちて凄い音がしました。

その寸前までは、友人の奥さんは、疲れ田といってスローペースになっていました。しかし、雷が鳴りだした途端に先頭切って小屋に向かって突進しました。

火事場の馬鹿力とはこういうことかと思ったものでした。

15
楽しく快適な山を歩くのは素敵なのですが。あとになって懐かしく思い出すのは不思議と、こうした山歩きのようです。

21
雨にも会わずに我が家に戻った頃は夕暮れ時・・・

我が家のすぐそばのホテルのあたりに夕闇が迫っていました。
雷様で名が中と語ってしまったのであとはタイ好きな立原道造の詩と夕景です。

22
   或る風に寄せて     立原道造「暁と夕の詩より」

おまへのことでいつぱいだつた 西風よ
たるんだ唄のうたひやまない 雨の昼に
とざした窗(まど)のうすあかりに
さびしい思ひを噛みながら


23

おぼえてゐた おののきも 顫(ふる)へも
あれは見知らないものたちだ……
夕ぐれごとに かがやいた方から吹いて来て
あれはもう たたまれて 心にかかつてゐる


25

おまへのうたつた とほい調べだ--
誰がそれを引き出すのだらう 誰が
それを忘れるのだらう……さうして


27

夕ぐれが夜に変るたび 雲は死に
そそがれて来るうすやみのなかに
おまへは 西風よ みんななくしてしまつた と



30
明日は張れるといいな

[ 投稿者:オコジョ at 07:06 | その他 | コメント(4) ]

この記事へのコメント
夕立ち
夕立ちは夏の風物詩ですね。
蓼科夕立と浅間夕立、この対比を面白く拝見しましたよ。
投稿者: twoguitar at 2017-08-11 20:46:40
こんばんは
≪「蓼科夕立」は大雨になることが多く、「浅間夕立」は音だけのなっていてなかなか来ない・・・≫
そういうものなんですか!!
言われてみれば、すずを連れて外に出ると、浅間の方から遠く雷鳴がする。
あわてて帰ると、結局雷雨は来ないなんてこともあります。
山で雷、怖いでしょうね。
ずっと以前、長野牧場で散歩中にすごい雷雨に遭い、すずと2人で狂ったように走って逃げました。
あれも良い思い出です。
投稿者: 万見仙千代 at 2017-08-11 22:39:41
twoguitarさんへ
こんにちは
夕立ちは子供のころは、入道雲を眺めて凄い雲だなとか、慌てて家まで走って帰るくらい・・・
涼しくなるかなとのんびりしたものだったですね。
最近は「ゲリラ豪雨」などと物騒な前がありますね。だんだん風流から離れてしまっているようです。
蓼科夕立と浅間夕立と使い分ける、こんな余裕がいまはないようです。
それにしても雨による大きな被害が多すぎますね。
投稿者: オコジョ at 2017-08-12 12:58:42
万見仙千代さんへ
こんにちは
夕立の発生する場所による違いでこうした差が出るのか、素人でよくわからないのですが、上空の風は西から東に吹いていることが多いので「浅間夕立」は、群馬に行ってしまうのかなと・・・
上州名物の一つは雷ですからも、万葉集の東歌、「伊香保嶺に 雷な鳴りそね吾が 上には故はなけども子らによりてそ」という歌もあるくらいですから・・・
音だけ残して、上州に行くことが多いのかもしれませんね。
これに対して、「蓼科夕立」はやってくる可能性が高いのかもしれません。素人の推測ですが・・・

山での雷は怖いですね。近くに落ちると目がくらみそうです。
よく自分のところに来ないものだなと・・・

以前尾瀬の湿原でもあいました。広い草原で一番高いのは自分・・・
落ちたら仕方ないとそのまま歩きました。そういうのは懐かしい思い出になっいます。もちろん無事帰っているからですが・・・
投稿者: オコジョ at 2017-08-12 13:34:36

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