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烏帽子岳・夏山 (8月19日 浅間山 あぐりの湯より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2017年08月06日
ご近所の花・夏1 ヤブカンゾウ  イネ イヌゴマ・・・

ヤブカンゾウ(藪萱草   ユリ科・ワスレグサ属)
1ヤブカンゾウ (1)
最近の散歩道では、この鮮やかなオレンジの花が目立つようになりました。

ニッコウキスゲの仲間ですが、ニッコウキスゲやユウスゲのスッキリとした雰囲気は少ないようですね。

こちらは八重咲きで、ぼってりとしていて、ニッコウキスゲのような、すっきりした感じはなく、人気は無いです。何か田舎育ちという、野暮ったさがあります。別名はオニカンゾウ(鬼萱草)ですから・・・


1ヤブカンゾウ (2)
こうしてみると背は高くてスマートですね。
ニッコウキスゲは高原の花・・・

ヤブカンゾウこうした他の畦や町の近くでよく見かけます。
人の生活圏に咲く花たちを人里植物があります。自然に自生する植物にたいして,人によって作られた場所、半自然といってもいいかもしれませんが、そうした場所を好む植物買います。春の七草はその代表とですし、彼岸花や夏水仙、キツネノカミソリなども人里植物です。人がいないと生きていけない花たちなのかもしれません。

1ヤブカンゾウ (3)
ヤブカンゾウは日本に昔からあるような顔をしていますが、もともと日本にあったのではなく、古い時代から中国から渡って来たと考えられています。
最近の球根植物なので、ヒアリのように勝手に入って来たのでなく、目的をもって持ち込んだようです。

私は若芽の頃に、この若葉を三杯酢や、味噌汁やうどんの具にして食べます。癖はありませんが、山菜らしいパンチは無いです。でも、この草で、戦争中の食糧難を乗り切った人ともいるそうです。日本で野菜として栽培されたのかもしれません。


ユウスゲやニッコウキスゲの花が横向きに咲きますが、この花はお日さまを向いてしっかりと上向きで。田舎娘の健康美がありそうです。
的にすね。

イネ(稲、イネ科イネ属)
2イネ (1)
日本人の主食の稲の花です。トウモロコシやコムギとともに世界三大穀物の一つですね。

イネの花なんて見たことがないのが普通ですね。

稲の花を見るのはなかなか面倒です。
稲の花には、花弁がありません。籾に見えるのが「えい」といわれて、この中にメシベとオシベが入っています。
稲の開花はある日の午前9〜12時頃の1〜2時間程度の間に「えい」をひらき、受粉して、1時間くらいでオシベを残し「えい」を閉じてしまいます。
必要なのはメシベで、役目の終ったオシベには用事はないというわけでしょうか。

2イネ (2)
稲穂が並んでいました。
整然と並んだ水田の稲はなかなか爽やかです。

豊作になるといいですね。

2イネ (3)
この花も「えい」は閉じていますから、咲いた後のようです。

稲は、雨の日には花は開きません。このため、花の時期に長雨となると、稲は自家受粉して、花が咲かないまま稲が実ります。しかし、この場合には、米粒の半分が汚れてしまう着色粒の原因となり、やはり花が咲くのは大切なことなのです。ここは無事咲いたようです。

エゾイヌゴマ (犬胡麻  シソ科、イヌゴマ属)
3エゾイヌゴマ (1)
イヌナズナ、イヌタデ、イヌガラシ、オオイヌノフグリ・・・
ほかにもカラス、キツネ、ブタなどもありますね。他にもたくさんありますが・・・

これらは本物に似ていて、役にたたないものと言う意味で使われることが多いですね。
イヌゴマも胡麻に似た実がつくけど、美味しくなく、役に立たないからイヌゴマ、北海道に多いから、エゾとつけたようです。

3エゾイヌゴマ (2)
エゾイヌゴマはイヌゴマの変種だそうです。
イヌゴマは茎は四角ですが、その稜に下向きの毛が生えています。エゾイヌゴマはさらに毛深く葉や萼にも剛毛が生えて男性的・・・
でも、中間的なものがあって、判断に迷うこともあります。皆イヌゴマでもいいのかもしれませんね。

3エゾイヌゴマ (3)
胡麻に似ているといっても、ゴマ科ではありませんシソ科です。花も似ていません。実が似ているからといって、ゴマの代用にはなりません。きれいな花なのに人はすぐ食べるものを連想してしまうのかもしれませんね。

ポツンポツンと・・・
シソ科らしいなかなかかわいらしい花です。

ミソハギ(禊萩  ミソハギ科 ミソハギ属)
5ミソハギ (1)

  みそ萩や 水につければ 風の吹く  一茶


この句は一茶の妻の新盆の時のものです。
ミソハギの花穂に水を含ませて供物に水をかける風習があり、禊(みそぎ)のようだとミソギハギ(禊萩)となりミソハギと呼ばれるようになったといわれます。
別名のミズカケグサも同じ意味です。
ミソハギで水を掛けて、一茶の妻は千の風になったのかもしれません。

5ミソハギ (2)
ミソハギは旧暦のお盆の頃に咲き、ボンバナ(盆花)とかショウリョウバナ(精霊花)仏前に供えられるため花の一つです。

ミゾハギ(溝萩)と呼ぶ地方もあるそうですが、ミソハギから変化したようです。水辺を好む花、この名前も悪くありません。

萩という名前がついていますが、萩としては華やかな感じで、お日様を浴びる感じは、名前は明るく情熱的に私は感じます

ウバユリ(姥百合  ユリ目ユリ科ウバユリ属)
6ウバユリ (1)
姫百合という可憐な名前の百合に対して姥百合とは可愛そうですね。

艶やかとはいいにくいですが、ウバユリもユリらしい花ですよね。ただ暗い林の中を好むので華やかさとは無縁のようです。
ウバユリ。白くて大きいですが、ウバユリとは失礼な名前ですね。

でも、贔屓目に見てもお姫さまとはほど遠そうですね。

6ウバユリ (2)
ウバサクラは女盛りを越えても、美しく色気がある女性のことだそうです。
この花は何時頃に色気があるのかと、いいえ、この百合は花の盛りのころには根元の葉が枯れてなく「歯のない姥」のような百合が名前の由来・・・

牧野植物図鑑では「昔の人はこの様子を見て,娘が花の十八になるころ,世話をした人が歯(葉)のない姥になることにひっかけウバユリと名づけた。」となっています。

でもこの花の蕾の米はぽっちゃりとしてかわいいですが・・・

この花はまだ若いそうで根元の葉がありました。それでもウバユリなのは可愛そうですね。

6ウバユリ (3)
お正月料理に百合根がありますね。百合根は球根の仲間ですが、鱗茎(りんけい)と呼ばれる種類で葉が変形して何重にも折り重なったものです。
鱗片がたくさん重なっていることから和合に通じ、吉祥の象徴でおめでたいそうです。
百合根は、オニユリやコオニユリなどの鱗茎ですので正確には根ではありません。
百合根は全国の95%を北海道で作っているそうです。北海道にはウバユリがあり、もっと大きなオオウバユリがあります。ウバユリもオオウバユリも百合なので鱗茎があります。
アイヌの人たちにとって、オオウバユリは主食の一つだったそうです。ただ独特の味わいがないとかで現在では忘れ去られているそうです。

[ 投稿者:オコジョ at 07:34 | 花 植物 | コメント(0) ]

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