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浅間山 (9月5日  小諸市久保より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2017年07月10日
穂高岳山麓の花3 上高地の花(2) エゾムラサキ オオバミゾホオズキ ツマトリソウ
エゾムラサキ(蝦夷紫 ムラサキ科ムラサキ科・ワスレナグサ属)
1エゾムラサキ (2)
エゾムラサキというと、なせか、みんな『「江戸むらさき」みたい』と言います。
このときも妻は同じように・・・
確か前にも教えたはずなのですが、花の名は忘れても「江戸むらさき」は忘れないようです。三木のり平のコマーシャルはインパクトがありましたからね。
でも「えどむらさき」の本家は「江戸紫」で、海苔の佃煮でなくて、古くから江戸で染められた紫の染物の色ということです。青みをおびた明るい紫色です。海苔の佃煮は醤油のことを「むらさき」ということからつけたそうです。

蝦夷紫という花の話ですね。のことです。
ムラサキの由来は、古くはこの花の根から紫色の染料に使ったことからつけられました。

1エゾムラサキ (4)
この花を見ると今度は「ワスレナグサ」が咲いているとおっしゃる方も多いですね。
あながち間違いでもないのです。

園芸店でワスレナグサとして売られているのは実はほとんどがエゾムラサキの改良種です。
園芸種のワスレナグサはピンク、ブルー、白と多彩ですが、野草のエゾムラサキはこの淡い青紫色です。でもピンクの花が入っていますね。こうした花から受粉してピンクやいろいろな花を作っていきました。

この花は、見た感じでは花付きがまばらでいかにも野生らしさがありました。園芸種は花付のいい個体から賑やかな花を作っていきました。個人的には花数の少ないこの花が野の花らしくて好きです。

1エゾムラサキ (1)
エゾムラサキをわざわざワスレナグサにしなくても、本家のワスレナグサではまずいのかと思われそうですね。

小諸にも本家のワスレナグサのさいている場所がありますが、このように茎は立ち上がらずランナー(走行枝)によって地面を這って増えていきます。花はほぼ同じですが、見栄えがしないため、園芸種としては不向きです。園芸業者は、似たエゾムラサキをとしてワスレナグサとして売るしかないようです。

オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿 ハエドクソウ科ミゾホオズキ属)
2オオバミゾホオズキ  (1)
花の中の濃いオレンジの斑点が点々としているのが素敵ですね。

なかなかきれいな花だと思いませんか・・・

低い所にあるミゾホオズキよりも葉が大きいからの名前ですが、余り葉の大きさに差はないそうです。私はミゾホウズキを見た記憶がないので、丸写しですが・・・

ミゾホオズキ(溝酸漿)は溝、つまり水辺に左記花の後の実がホオズキに似ていることからだそうですが、実よりも、この花からイメージを膨らませてほしかったなと・・・・

2オオバミゾホオズキ  (2)
でも、あまり注目されない花で、ほとんどの人が、足元にたくさん咲いている花を無視してさきを行きます。

ニッコウキスゲには時期が遅く、この時期は寝立つ花は少なく、ほとんどの花が無視されているともいえますが・・・

この花は中部より北の日本海側と北海道の亜高山の湿地・湿った場所にしか咲かない珍しいと言っていい花で、ニッコウキスゲやよりも会う可能性はすくないのですが・・・
でも、珍しいから注目を浴びるというものでもないのですが・・・

2オオバミゾホオズキ  (4)
溝酸漿というくらいで。前に栂池自然園は完全に水の中に咲いていましたが、こちらは湿地にそっと咲いていました。水あるところが好きなのでしょうが、ここでなくては咲けないという軟弱な花ではなく、湿った場所があればいいということのようです。

カラフトダイコンソウ(樺太大根草 バラ科ダイコンソウ属)
3カラフトダイコンソウ (3)
別名はチシマダイコンソウ(千島大根草)・・・

最初のエゾムラサキは蝦夷、つまり北海道の花と名乗っていますが、信州にもあります。
こちらは日本なのにカラフト・・・

この花の分布は北海道、本州(中部地方以北)、そして日本以外では、樺太、千島に分布しているそうです。でも、せめて蝦夷大根草としてほしかったですね。上高地の花に樺太は似あわないと私は思うのですが・・・

3カラフトダイコンソウ (2)
ダイコンの葉が大根に似ているから・・・
似ていませんね。
でも似ているのは根元の葉だとか・・・

大根はアブラナ科、つまり菜の花やキャベツ、ナズナに近い植物、ミヤマダイコンソウはバラ科でサクラ、モモ、イチゴ、リンゴなど果ものとして知られるものが多い花たちです。もっとも、ミヤマダイコンソウの実はたべられませんが・・・

この花はバラ科なので大根とは縁もゆかりもありません。

この仲間には高い山にはミヤマダイコンソウか明るい草原で咲いています。こちらは林の中です。仲間まであっても住む場所の好みは違うようです。

ツマトリソウ(端取草  サクラソウ科 ツマトリソウ属)
5ツマトリソウ (2)ツマトリソウ浅間周辺には多い花です。
先月初めに籠ノ登山に登った時に咲いているかなと思ったのですが、すこしはやかったようで花は見られなかったのですが、上高地で咲いていてくれました。

5ツマトリソウ (1)浅間のあたりに多い山で、良く紹介している花です。説明はいつもと同じになりそうですが、悪しからず・・・

ツマトリソウというと妻を娶らば・・・
妻を娶らばなど言うのは古いですね。今はそんなことを言うと怒られそうです。
この花は「妻取草」でなくて「端取草」が本来です。もっとも権威ある広辞苑には「妻取草」とあるそうでますが・・・

端取は花弁の先、つまり端が、薄いピンクに縁取られているからです。つまどりは、鎧の端を鎧と違う色の糸や皮で装飾的に継ぎ合わせることです。
花弁が縁取られるには初々しい咲きめだけで、だんだん白くなっていきます。
この花は4枚がまだ端取っていました。
乙女の恥じらいという感じでしょうか・・・

5ツマトリソウ (3)
そういえばツマトリソウは、広い意味でのサクラソウの仲間・・・
どこがサクラソウに、似ているかと言われそうです。
でも、私も植物学の先生に何故と聞きたいくらい・・・

ツマトリソウも変わり者かも知れません。

ズダヤクシュ(喘息薬種 ユキノシタ科ズダヤクシュ属)
6ズダヤクシュ (1)
これが鼻というような、本当に小さな白い花をつけています。

この花は。背の高さは10cmから20cmほどの小さな花です。目の悪い私にはピントが合わなくて苦手な花です。今回も何枚も取ったのですが、ピンボケばかりでした。

6ズダヤクシュ (2)
この写真は構図が鳴っていませんね。

ズダヤクシュは漢字で書くと喘息薬種となります。変わった名前ですね「ぜんそくくすりたね」と読まれそうです。

日本産物志(1872)という本には、「山民の方言に、喘息をズダと称す、此草喘息を治するに偉効あるを以って、ズダ薬種の名ありと云」と書かれているそうです。この山民の住むのは信州の木曽地方だそうです。喘息の薬だからこの名前で、目立たない花であっても、昔から役に立ってきた花のようです。

[ 投稿者:オコジョ at 07:51 | 花 植物 | コメント(2) ]

この記事へのコメント
エゾムラサキ
エゾムラサキ、忘れな草に似たお花ですね。
「江戸むらさき」ですか(笑)、なるほど~。
ツマトリソウ、初めて拝見しますが、端っこが薄いピンクに縁取…それが白くなるのですね。
可愛いですね。

今年も上高地まで行かれたのですね。
私はもう何年も行ってません。。その内に、、と思ってます。
投稿者: ハーモニー at 2017-07-12 16:36:32
ハーモニーさんへ
ハーモニーさんへ
こんばんは
園芸的にはエゾムラサキ、そく忘れな草といっていいようです。
本物の忘れな草を見ると、これは「忘れな草でない」と言われても仕方ないのかもしれません。
「江戸むらさき」のコマーシャル懐かしいですね。

ツマトリソウ、清楚で素敵ですよね。

上高地は人気なので、毎年ツアーがあります。単独でなく、乗鞍などと組み合わせてが多いので。昨年はパスしたのですが。今年はいったことがない西穂高と組み合わせなので、申し込みました。添乗員の方によると一番早い申し込みだったそうです。
投稿者: オコジョ at 2017-07-12 20:04:12

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