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浅間山 (5月7日 信濃追分駅より)
P2120860 ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
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2017年05月17日
幻の城主・雲之助の城  雲之助城 高津屋城
雲之助城(小諸市菱野)
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菱野温泉常盤館のケーブルカーで湯の露天風呂の「雲の助」の名はケーブルカーのある峰にあった雲之助城からとられています。

その雲之助城の浅間見台からの浅間山・・・

雪が減りましたね。山麓は落葉松の若葉でした。


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露天風呂の「雲の助」の建物から見上げる雲之助城本郭・・・
雲之助城は常盤館の入口から50メートル高い高峰山からの尾根の末端の峰にあります。標高は1050m、小諸で最も高い場所にある山城と云えるかもしれません。

下の石垣は石が大きく最近のものですね。
そして、本郭の上には材木があります。これから櫓を建てるのでしょうか・・・

雲之助城の存在は知ってはいましたが、訪れたことはなし・・・
わざわざ訪れるほどのものではないかなと・・・

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でも、すぐそこに有れば行ってみたくなりますね。
といっても、一人だけでの登城ですが・・・

右の丘の上が本丸ですから・・・

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振り返ります。この平坦地は腰曲輪と呼ばれる防御設備かなと・・・
奥の朱の屋根の建物が露天風呂の「雲の助」・・・
多分、露天風呂「雲の助」の休憩場所として削ったのかなと・・・

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露天風呂「雲の助」の反対側からの雲之助城本郭・・・

グルッと車が通れるように道を削ってしまいました。
それでも、丘(本郭)を削ってしまわなかったので本郭は残ったようです。

こうしてみると小さな砦だったようです。

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本郭に入ります。ここも削られています。そのために城壁に当たる土塁で守られていることがわかります。現代なら些細なものですが、昔はこの陰に隠れて時を迎え撃ちました。そんな戦いがこの城であったかは知りませんが・・・

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本郭の中は・・・

ロハス(LOHAS)という言葉がありますね。Lifestyles Of Health And Sustainabilityの略、つまり「環境や健康に配慮した持続可能な暮らし」ということです。
小諸では、ロハスに積極的に取り組んで、「こもろはす」ということで、家庭の生ごみを分別収集し、 堆肥にして市民に還元など積極的に活動しています。間伐材をペレットにしての薪ストーブの燃料などにしています。
菱野温泉は過熱の温泉ですが、その燃料として、間伐材を薪として使用しています。薪を燃やせば炭酸ガスCO2が発生するので、石油を燃やすのと変わりはないではないかと考えがちですが、樹は燃やさなくても、腐敗していく過程で燃やしたのと同じCO2が発生するが発生してしまいます。つまり発生するCO2はおなじで、地球温暖化の対策となります。

城がこんなになっているのは寂しいですが、その努力に敬意を払うことにします。

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雲之助城本郭から露天風呂「雲の助」・・・

雲之助城の名は雲之助が城主だったということからですが、長野県町村誌の小諸町に「往古何某雲之助と云ふ士居住せしよし傳ふ。」とあるのですが「何某」ではどこの馬の骨か判りません。伝説の城主といっていいのかもしれませんね。でも、この山奥の城に「雲之助」の名前はお似合いかもしれません。

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雲之助城本郭に隣接する浅間見台・・・

 10 (2)
ここも曲輪があったのかなと・・・
道で削られてしまっています。
野口雨情の菱野小唄の碑がありました。

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「猫石仏」とありましたので、期待していったら・・・
これはいただけませんでした。

12 (1) 12 (2)
ここは、今回はケーブルカーで登ったのですが、未舗装ですが常盤館から林道のような道がしっかりした道があります。そして、こんな良い道も・・・
こちらは薬師館の横の不動の滝への道に出ます。
ただ、常盤館の専用道路で一般車は入れませんが・・・


高津屋城(小諸市高津屋)
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雲之助城から5日後、雲之助城から1キロほど離れた「きのこの森」に、御衣黄桜の花を見に行きました。

その帰り道近くにある高津屋城に寄りました。

この写真は白を見たあと「りんごの里松井」のりんご園からの高津屋城です。ほぼ中央の高いところが城です。

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場所的には浅間サンライン(県道80号線)の高津屋トンネルの真上になります。高峰高原かから下って来て、浅間サンラインへの道の反対側ののぼっていく道に入ります。

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こんな寂しげな道を上に登っていきます。
別荘の中の道ですが、この別荘は使われているものもありますが、城跡辺りは放棄されたものが多いです。とにかく登っていって一番高いあたりの右側に・・・

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この石段があります。
この上が高津屋城跡・・・

城跡の入口というよりも神社の石段という感じですね。
その通りなのですが・・・

左上に家がありますが高津屋別荘地の別荘・・・
今は廃屋と化していますが、ここは戦後。高津屋山一帯を別荘地としました。下のほうの別荘地はかなり使われていますが、この城跡辺りは見捨てられたものが多いようです。旧碓氷峠の群馬県側の別荘地のようにすべて廃屋というほどではないのですが、寂しい感じです。でも、この日はなんだ烏賊別荘に止まっている車を見かけました。

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登りきるとも高津屋城本郭・・・
説明板によると・・・


ここは"高津屋"、"高津な"又は"太郎山"ともいわれ、麓の一帯には縄文時代遺跡が散在するなかに古墳も幾つか残っており、その頃から中世に続く旧松井村の故地でもある。
佐久・小県を一望のうちに臨める景勝の地形から戦国時代には狼煙台に使われたとか、あるいは雲之助という土豪が城をかまえたとかいわれるが確証は無い。
明治の初年、六供の土屋某が大浅間大神を祭りご利益を宣伝したので一時は参詣人が多く掛茶屋や家屋が多く建てられるほどであったが、明治半ば頃から次第に衰えて今は在りし日の敷石や石段だけが遺されている。 


ここでも雲之助が登場ですね。

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六供の土屋某が祀った大浅間大神の碑・・・

浅間神社はほとんどが、富士山の女神の木花咲耶姫を祀っているのですが、ここは浅間山の地元で浅間山の女神の磐長姫を祀ったのでしょうね。
浅間山がご神体というのが本当かもしれませんね。

林がなければ浅間山の展望が素敵なところでしょうね。浅間山だけでなく飯綱山公園を上回る眺望の地になるようです。

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緑の藪のところが二の郭・・・
一寸、入っていくのには勇気が必要で、臆病者のオコジョはここまで・・・
奥には土塁の後も認められます。

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本郭にはこんな東屋もあります。

別荘地になった時に城跡を整備したのでしょうね。しかし、別荘地は思ったほど売れず、バブル崩壊などで使われなくなった別荘も多く、この公園も使われなくなってしまったようです。

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ここは太郎山と呼ばれたように標高913.7mの山頂で三角点もあります。

雲之助の城とされたのはほかにも菱形城(小諸市菱平)などいくつかあるようですが、実態はわかりません。よくわからない城はみんな雲之助様のものとしたようです。
雲之助の城は伝説として、一番考えられるのは、大浅間大神を祀ったのは六供の土屋さんとなっています。六供の古町には、歴史的に見て、小諸(小室)の名前がでてくるのは平安時代末期、木曽義仲の武将の小室太郎光兼の宇当坂城(館)があったとも言われています。
雲之助城、菱形城、高津屋城は宇当坂の山側に点在しています。宇当坂城関連の城だったかもしれません。
その後、小室氏の勢力を抑えた 大井氏が岩村田に城を築き、この地を納めますが、小諸の発祥の場所としも言えます。
小室氏の勢力下の城と考えるのが一番無難かもしれません。
雲之助は小室太郎光兼だったなんて言うのは想像が飛躍していそうですね。

[ 投稿者:オコジョ at 08:33 | 小諸 風景 自然 | コメント(4) ]

この記事へのコメント
無題
へええ
雲の助は、雲之助さんにちなんで名づけられたんですか!
全然知りませんでした。
お風呂のすぐ上に城址があるんなんて。
興味深いですねぇ。
その周りだけで、これだけの史跡があるんだから、信州は面白いです。
今は寂れてしまった別荘地、
佐久にもあって、謳い文句と実際との違いに驚いたことがあります。
ああいうのって、難しいですね。
買った人も大変ですね。
投稿者: 万見仙千代 at 2017-05-17 20:33:25
万見仙千代さんへ
こんばんは。
山ノ上の「雲之助」の城、という子からして、胡散臭いですよね。下手な時代劇にでも出てきそうです。
ちょっとした山には城があったといっても、添え外れはないくらいに城があったようですね。
城跡とはわかっても、細かいことはほとんどわからない城がたくさん、雲之助を登場させたくなったのかもしれません。大物では山本勘助もほとんど想像の人物です。
もっとも、戦国大名のほとんどが。後世の、小説や、タイがドラノなどによって脚色されて、実仏とは違っているのかもしれません。
雲之助なんて可愛いものかもしれませんね。
バブル以前から信州の別荘は人気でしたね、
でも、建てればいいというものではなく、あとの管理も大変です。よほどの余裕か、財力がないと維持は大変なようです。
軽井沢なら転売もできますが、例えば1800mの蓼科仙境都市では売れませんね。そして、放置された別荘は朽ちていくようです。
結局高い買い物につくようです。
投稿者: オコジョ at 2017-05-17 21:28:17
知りませんでした。
地元にいながら、そして雲の助のお風呂に入っていましたが、城跡には行ったことありませんでした。高津屋城も。今度行ってみます。ありがとうございました。
投稿者: 小諸の風 at 2017-05-18 17:38:04
小諸の風さんへ
小諸は山城ばかりですからね。
知らない城がたくさんあっても不思議はありません。
常盤館でも、折角「雲の助」を名乗っているのですから、簡単でもいいから紹介すればいいのにと・・・
そういえば、「雲の助」からの写真の山の名前の秩父関係があまりに違い過ぎて、見えない荒船山もありましたし・・・
もっとも、それを気にすね人は滅多にいないのでしょうが・・・
投稿者: オコジョ at 2017-05-18 22:00:37

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