掲示板お問い合わせランダムジャンプ

浅間山 (11月17日 佐久市御牧原より)
P2310750
ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


営利目的や記事に関係のないコメント、英文のコメントは、予告なく独断で削除させていただきます。

2017年05月14日
緑の桜 御衣黄と鬱金桜
緑の桜  御衣黄(ギョイコウ)
1
先週。緑の桜 御衣黄(ギョイコウ)が咲き出して、週末から見ごろというので、週末を通り越して火曜日に見に行きました。

素適な緑の桜に会えました。


2
御衣黄はどこにでもあるというわけではないようですが、北海道から九州まで、点在しているようです。長野県内でも10箇所くらいあるようですが、ほとんど一本という中で、小諸には20本の御衣黄がある場所があります。

そこの場所は小諸から高峰高原へのチェリーパークラインの入口の「きのこの森」というバス停あたり、我が家から距離で5キロ半、標高1050メートルの浅間山の中腹にあります。

こんな道を登ります。左の黄色い標識は熊さんの絵、生息地域です。山の上には入ませんが、この辺りに住んでいて、たまに。防災無線で出現が放送されています。

3
里ではとっくに桜は終っていますが。標高1000メートルでは満開でした。

黒斑山とシツーショット・・・
浅間山は右の山陰です。

5
落葉松の芽吹きの中も目立ちませんが、御衣黄の木です。

桜は大きく分けると「山桜」と「里桜」になります。「山桜」は山に咲く桜で、山桜、大島桜、彼岸桜、寒緋桜などがあります。「里桜」は人が交配して作った園芸種です。ソメイヨシノ、冬桜、牡丹桜、鬱金桜、八重桜など・・・

桜の仲間は日本だけ日本の花といって花だけあって、日本人によってたくさんの桜が生れたようです。

6
少し時期的には早かったようです。20本の御衣黄のうち咲いていたのは数本、この木が一番開いていました。

御衣黄は江戸時代に、京都の仁和寺で品種改良された桜と言われています。仁和寺には貴族の衣装の萌黄色に近い色の「黄桜」または「浅葱桜(浅黄桜)」と呼ばれた桜がありました。この桜が、御衣黄か鬱金のどちらかだそうです。

御衣黄は大島桜(おおしまざくら)の交配種の可能性が強いとのことです。ソメイヨシノは江戸彼岸系の桜と大島桜は交配して作った園芸種といわれています。冬桜も大島桜と豆桜と言うように大島桜は数々の園芸品の桜の親のようです。

7
こちらは、やや色が薄いですね。

御衣黄にも個体差があり、咲き方にも違いがあります。
色の変化は大きく分けると2つあり、一つは、咲きはじめは若草色ですが、だんだん緑が薄くなり白い花になり、それからピンクに変わっていくそうです。この花はそのタイプのようです。

もう一つは、はじめは緑で、やがて花弁に赤い線が入り、全体的に赤くなっていくものです。冒頭の御衣黄はこのタイプのようです。

8
花が緑に見えるのは、葉緑体によるものだそうです。

葉緑体をもつ桜には他にもウコン(鬱金)がありますが、こちらは後で紹介します。

11
御衣黄のバックにソメイヨシノと思われる花を配置してみました。

華やかさではソメイヨシノ、気品では御衣黄でしょうか・・・

18
大体の木がこんな感じでした。

19
   ふるさとは山路がかりに秋の暮  亞浪

いきなり、花から句碑で恐縮です。
チェリーパークラインには沢山の句碑や歌碑がありますが、最初の碑は、小諸出身の俳人、臼田亞浪です。季節が秋の暮れなのですが、なかなかここに来ないので、割り込ませました。

21
花の時期が早く、「きのこの森」は緑の桜でした。

御衣黄は、緑とピンクの花を一度に見るのは難しいですね。咲き始めの緑であとからピンクなのでどちらかになります。
という訳で翌日小諸宿本町にある御衣黄を見てみました。

一寸、赤が見えますね。

22
この花は中央部が星形に紅を差したように紅いですね。

はじめは緑で、やがて花弁に赤い線が入り、全体的に赤くなっていくタイプで冒頭の御衣黄と同じタイプのようです。

23
このように赤味を増していきます。いつまでも緑の桜ではいられません。

御衣黄は、八重桜の一種で花の寿命はわりと長く、20日くらいですが、その間に緑からピンクへ変わっていきます。だんだん酔っぱらっていくようです。

赤
もう一つのタイプの変化を見るには、もう一度、「きのこの森」に行けばいいのですが・・・
といって自転車で二回はきついです。

で奥の手で(というより手抜かな)で以前に撮影したはじめは若草色で、だんだん緑が薄くなり白い花になり、それからピンクに変わっていくタイプの花の終わりの頃の写真です。


ウコンザクラ(鬱金桜  バラ科サクラ属)
101
懐古園の岩石園にはもうひとつの緑の桜のウコンザクラがあります。
ただ少し時期が遅くて淡いピンクの桜でした。

102
この桜も御衣黄と同じように、花の色が淡黄緑色から段々ピンクに変っていきます。
全体的にもピンクの花みたいでした。御衣黄も、やがてこんな感じになっていきます。

103
御衣黄とくらべると、葉緑体の量が少なく淡い感じとなります。鬱金色(うこんいろ)という和の色があります。ショウガ科の鬱金の根茎で染めた黄色い木綿を「鬱金木綿」といい殺菌や防虫効果があり赤ん坊の産着などに使用されたそうです。
本来の鬱金色というのは緑ではなく、金色に近い鮮やかな濃い黄色だそうです。

105

久方の光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ  紀友則

百人一首の中でも良く知られた歌ですが、ウコンザクラは御衣黄や八重桜は、この
ように、優雅にヒラヒラと花が散る風情はありません。
いきなりまとまって、ぽとりと落ちます。

ピンクの花が花柄を付けたまま落ちていました。

5
こちらも古い写真から緑の鬱金の桜です。
この花の別名は黄桜または浅黄桜ともいいます。個体差はあるのでしょうが、もっと黄色に近い花が本来なのかも知れません。

[ 投稿者:オコジョ at 08:08 | 花 植物 | コメント(2) ]

この記事へのコメント
20本
20本もの御衣黄! 絶対行きたい場所になりました。家に2本 駅近くに 1本あるんですが 今年はその家に 見に行きませんでした。最後にピンクになる種類も ほしいものです。花は 好きになったら きりがありません この辺でやめようと思うものの・・・・
投稿者: 小紋 at 2017-05-14 10:49:56
小紋さんへ
こんにちは
一か所にまとまってあるわけではないのですが、ここにある「きのこの森・ふわり家」というキノコや山菜料理の店の周辺に点在するという感じです。
ここの経営者を中心に植樹を進め現在は、周辺に約20本の御衣黄が花を咲かせます。
ここでの古い木は樹齢50年〜60年くらいとだそうです。 最後にピンクになる種類は薄緑ですが、この色は優しいです。
どんどん変化していくので時期が難しいですが、いつか来られたらいいですね。
投稿者: オコジョ at 2017-05-14 15:15:51

この記事の固定URL
http://shinshu.fm/MHz/90.97/archives/0000531233.html

記事へのコメント
 
簡単演算認証: 6 x 6 + 5 =
計算の答えを半角英数字で入力して下さい。
名前: [必須]
URL/Email:
タイトル:
コメント:
※記事・コメントなどの削除要請はこちら