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浅間山 (5月7日 信濃追分駅より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習いの、にわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
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2017年05月10日
浅間山麓はリンゴの花盛り   「りんごの里 松井」にて
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梅・杏・桜・桃と華やかな果物の花たちが信州を飾ってきましたが、ゴールデンウィークが終ると信州りんごで知られる名産の「りんご」の花の出番です。

といっても基本的には白い花です。

でも蕾はピンクにほんのり染めて・・・
よく見ると、花びらにピンクの面影が残っていました。

蕾はピンクですが。このピンクの部分は花びらの裏側で、花びらの中は元から白いのです。

リンゴの実も皮は赤、中は違いますね。何か似ていますね。

2
林檎といえばこの詩・・

     初恋      島崎 藤村

   まだあげ初めし前髪の
   林檎のもとに見えしとき
   前にさしたる花櫛(はなぐし)の
   花ある君と思ひけり  (『若菜集』より)


こんな木の下で恋を語らったのか・・・

でもこの林檎は、「りんごの花」ではなくて、「林檎の実」ですね。
「薄紅の秋の実に人こひ初めしはじめ なり」明治のころの初恋の情景としては、情熱的というか、艶っぽさを感じますね。
だから実で花ではないのでしょうね。花だともっと淡い恋になりそうな・・・

3
ここは浅間山麓「りんごの里 松井」・・・

こんな山裾の村です。


     カチューシャ      ミハイル・イサコフスキー詩 関 鑑子訳

   りんごの花ほころび
   川面に霞たち
   君なき里にも
   春は しのびよりぬ 


こちらはりんごの花ですね。
こちらも恋の歌ですが、革命後のロシア歌曲で明るさがありますね。よくロシア民謡として扱われる歌ですがイサコフスキーが生きたのは20世紀で古くからの見ようではありません。ロシア民謡の代表とされている「ともしび」もイサコフスキーの詩で、こちらもロシア民謡ではありません。

私が属していた合唱団はうたごえ運動から生まれた合唱団でした。私が入った頃はもう、一般的な合唱団に変っていましたが、そうした伝統とレパートリーからロシア民謡というステージを組みました。でも、「アムール河のさざ波」「モスクワ郊外の夕べ」「道」「すずらん」など、今考えてみると本来の民謡はほとんどなかったような・・・
チャイコフスキーの「うぐいす」なんて曲も入っていましたから・・・

5
閑話休題

林檎の花に戻します。

白い花で華やかさはありませんが、清らかな清々しさを感じさせる道となっていました。

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花の裏はピンク・・・

こうしてみると淡いピンクの花のようです。

この色は優しさを表れのような・・・

9
八ヶ岳をバックに・・・

山が花に負けていました。

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蓼科山をバックに・・・

蜂さんも舞っていました。
受粉を手伝いに来たようです。

りんごは一つの花におしべとめしべがありますが、りんごは、同じ品種同士では受粉が上手く行われないそうです。といって受粉しないと実がなりません。
このためりんご園では、多品種のりんごを植えているところが多いようです。

りんごの受粉にはいくつかの方法があります。

一つは風媒という風によって花粉が飛んでいくものですが、りんごの花は受粉に適する時期は数日と限られ、この間に良い風が吹くかどうか偶然という、自然任せです。

もう一つは昆虫による受粉です。色々な虫が来ますが。一番は蜜や花粉を集める蜂だそうです。このため蜂を飼っているりんご園も多いようです。

ただ、蜂は雨や気温が低いと活動が鈍くなってしまうそうです。
そうしたことから、間違いなく受粉するように、人工受粉を行います。品種が「ふじ」の場合だと、「ふじ」よりも早く花が咲く「紅玉」「王林」などの花から花粉だけを取り出しておきます。そして、一つ一つの花に花粉を付けてきます。
りんごを作るということも大変なことのようです。

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作業をされている方がいらっしゃいました。

道具を使っていませんから摘花のようです。

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綺麗な花なのですが、この花のほとんどが摘み取られる運命にあります。
全部の花が実になってしまうと、栄養が不足して、小さな実で、酸っぱいリンゴになります。これはすべての果物に言えることですが・・・
美味しいリンゴのために摘蕾(てきらい)摘花(てきか)摘果(てきか)、つまり蕾、花、小さい実のうちに必要な分を残して摘み取ってしまいます。
1つの枝に一つを残す・・・
つまり残りの4つから6つの花は摘み取られてしまいます。

おまけに残った一つも、人間が食べてしまい、新しい命にはならない・・・

農家とリンゴの木に感謝をしながら、林檎が美味しくなる秋を待っています。

おいしくいただいております。
リンゴさんゴメンナサイ・・・
の皆さんのご尽力に



梨の花

25 (1)
こちらは、梨の花・・・

こちらは純白ですね。

25 (2)
こんな詩を思いだしました。
      梨の芯      金子みすゞ

     梨の芯はすてるもの、だから
     芯まで食べる子、けちんぼよ。

     梨の芯はすてるもの、だけど
     そこらへほうる子、ずるい子よ。

     梨の芯はすてるもの、だから
     芥箱(ごみばこ)へ入れる子、お利巧よ。

     そこらへすてた梨の芯。
     蟻がやんやら、ひいてゆく。
     「ずるい子ちゃん、ありがとよ。」

     芥箱へいれた梨の芯、
     芥取爺さん、取りに来て、
     だまってごろごろひいてゆく。 


こちらも実の話となってしまいました。

[ 投稿者:オコジョ at 09:03 | 小諸 風景 自然 | コメント(4) ]

この記事へのコメント
無題
「アムール河のさざ波」「モスクワ郊外の夕べ」
懐かしい曲ですね。
「アムール河のさざ波」は、男声合唱で私のいた合唱団が歌って様な気がします。
「モスクワ郊外の夕べ」は、小樽にいた頃、ラジオに雑音と共に入ってきたモスクワ放送の開始に使われていた曲でした。
どちらも好きな曲です。
投稿者: 万見仙千代 at 2017-05-10 22:04:51
万見仙千代さんへ
おはようございます。
私たちの若いころはロシアの歌の全盛期でしたね。とくにうたごえ運動の主流でした。
「ともしび」「カチューシャ」「トロイカ」などと較べる歌われることは少ないですが。この二曲は素敵な曲ですね。
特に「アムール河の波」は、もともと合唱曲なのでうたいごたえがあっりました。ロシア民謡でステージを組むと、この曲か「道」がとりでした。
投稿者: オコジョ at 2017-05-11 08:35:34
リンゴの花
リンゴの花、この時季一斉に咲き出すのですね。
可愛いです♪
こちらは梨の花は見かけるのですが、リンゴは皆無です。
花を見てる分には良いのですが、私は果物アレルギーでして、リンゴ・梨・桃・杏・梅などなど、バラ科の果物は全てNGなんですよ。
全身に蕁麻疹、口の中まで腫れてしまいます。

ロシア民謡は中学生の頃よく歌っていたような気がします。カチューシャもともしびも懐かしく感じます。
「一週間」はホームルームや帰りの時間帯によく歌ってました。
投稿者: ハーモニー at 2017-05-13 20:05:20
ハーモニーさんへ
りんごの生産は青森と長野の両県で75%だそうです。、飛騨ではリンゴの花を見た記憶がありますが、南部のそちらではないのでしょうね信州でも南部では少ないようです。
アレルギーは大変ですね。食べられないのが残念です。

私たちの時代はみんなで歌うというとロシア民謡が多かったですね。テレビのCMで「一週間」が使われていて、なにか懐かしいかと・・・
投稿者: オコジョ at 2017-05-14 08:57:19

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