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浅間山 (9月5日  小諸市久保より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2017年04月28日
桃の花 北信濃にて
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一昨日のケーブルテレビで小諸の桃の花が咲き始めたと報道されていました。
満開になるのは一週間ほど後だそうです。昨年より9日くらい遅いそうです
昨年は今頃、妻と三岡地区に桃の花を見に行ったのですが、今年は花の時期は連休の最中になりそうです。連休は母親の法事があり、家族が集まるので見に行けないかなと・・・

でも信州の桃の花を一足先にアップします。写真の大半は車窓から出。見苦しいのですが・・・


2今井
しなの鉄道で長野に向かう途中、千曲市に入るとピンクの桃の花・・・
小諸はまだ桜なのに・・・

千曲川を渡った川中島今井地区・・・

川中島といえば上杉謙信と武田信玄の一騎打ちの対決で有名な川中島合戦ですね。その古戦場は4キロほど東にあります。

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桃の花の手入れをしていますね。

摘花でしょうか・・・

桃の花は、花を見る鑑賞用ではなく実を収穫する果樹園です。
そのためたくさんの花の中でいくつかを残してその周囲の花を摘み取っていきます。
そして、実がなると良さそうなものを残して実を摘み取る摘果も行われます。
林檎・梨など多くの果実は、受粉が住むと、こうしたことをして美味しい果物を作るために、花盛りでも不要な花を惜しげもなく摘んでいきます。

林檎の場合ですと、1つの芽から5から7つの蕾をつけます。リンゴは、たくさんの子孫を残したいのですが、そうすると栄養が不足して、小さな実の酸っぱいリンゴになってしまいます。これはリンゴに限ったことではなく桃もそうです。林檎の場合ですと真ん中の花を一つ残してあとはみんな摘み取ってしまうそうです。

千曲川を下った村山橋の河川敷・・・

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このあたりの桃は川中島の桃と言う全国的に有名な桃のブランドです。

信州のくだものと言うと、青森と共にリンゴが有名ですが、桃も産地で山梨県、福島県に全国第3位の名産地です。

川中島の中で偶然発見された美味しい桃が「川中島白桃」で、川中島白桃と愛知白桃の交配から「川中島白鳳」が産まれ人気です。
また川中島白桃からこちらも偶然黄色の美味しい桃が産まれ「黄金桃」と名前が付けられました。白桃から黄桃が誕生するのは珍しいことではないようですが。それが美味しいとは言えません。この3つの川中島発祥の桃はいずれも美味しい桃です。

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桃ではなくて北アルプス、鹿島槍ヶ岳(左)と五竜岳(右)・・・

川中島は、島と名がついていますが、千曲川と犀川の合流近くの三角地帯です。
NHKの「ブラタモリ」によく出てくる扇状地です。

その犀川を渡るしなの鉄道の鉄橋からの犀川の上に聳える白銀の山・・・
北アルプスはまだ冬ですね。

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長野で長野電鉄に乗り換えて、今度は村山橋で千曲川を渡ります。
長野市から須坂市へと渡ります。

左奥の河川敷のピンクのジュータンは桃の花です。

このあたりでは、桃の花の名所としては、10キロほど北の飯綱町の丹霞郷が有名です。北信五岳望める素敵な桃源郷なのですが。標高が高いので、まだ花の盛りには早いかもしれません。
ただ、桃の木の数としては千曲川の河川敷が信州随一です。
村山橋の上流から下流にかけて一面の桃畑が見事で、知られざる桃源郷といってもいいかもしれません。

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千曲川を渡った千曲川の対岸も桃の花・・・・
遠くの山は斑尾山・・・

   兎追いしかの山
   小鮒釣りしかの川
   夢は今もめぐりて
   忘れがたき故郷     (高野辰之作詞「故郷」より)

日本人なら誰でも知っている歌ですね。
素朴ですが何か心に沁みる懐かしさがあります。

この曲を作詞した高野辰之は斑尾山の麓で生まれていて、「斑山」と号し、東京の自宅の離れの書庫を「斑山文庫」と名前をつけたそうです。
「兎追いしかの山」は、この斑尾山です。

「朧(おぼろ)月夜」「紅葉」「春の小川」「春が来た」はいずれも高野辰之の作詞です。
こうした歌には信州の自然が反映されているのかもしれません。

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千曲川の河川敷は。麦畑の緑の向こうは、一面の桃色・・・

土手には、黄色の菜の花・・・
嘘を言ってはいけませんね。

蕎麦で確認したわけではないのですが、菜の花ではなくて、ハルサキヤマガラシ(春咲山芥子)だと思います。ハルザキヤマガラシは菜の花と同じアブラナ科の花ですが、ヨーロッパ原産の帰化植物です。
このように川沿いに群生していることが多く、小海線沿線の千曲川でもこのように群生しているのを見かけます。

最近は山の上に登り。こちらでは、標高2000メートルの高峰高原まで這い上っていて、在来種の高山植物を駆逐してしまうために毎年、駆除が実施されています。

本当の菜の花ならいいのですが・・・

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場所は変わって、小布施町・・・

近くで見ると濃い紅色が強烈ですね。

そういえば桃色という言葉がありますね。桃の花の色ということですね。

桃色というとピンクという感じですが、こちらは紫に近いですね。

もっとも桃の花はこの色だけでなく淡いピンクからこのような赤紫までいろいろな色があります。最近の桃畑の桃の花はこの色がほとんどのようです。

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小布施は栗が有名ですが、この辺りの須坂市・小布施町・中野市にかけては「北信濃くだもの街道」として、林檎、さくらんぼ、桃などたくさんのフルーツが栽培されています。
小布施はリンゴが多いのですが。桃の畑もあちこちで見かけます。

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前にも書いたことのある古事記の話・・・

日本神話の黄泉の国イザナミが亡くなりイザナギはイザナミを取り戻そうと黄泉の国にいきますが、イザナミは自分の醜い姿をみてしまったために、黄泉の国の悪霊に追われて逃げ帰ります。いろいろな手段を尽くして逃げるのですが、最後に黄泉国とこの世の境の黄泉比良坂(よもつひらさか)と追いつかれそうになり、そこの桃の実を3つ投げつけると、不思議なことに悪霊は逃げ帰って事なきを得ます。
イザナギは「私を助けてくれたように、人々が苦しみ患う皆を助けてほしい」と桃の木に伝え、木をオオカムヅミ(意富加牟豆美)と名前をつけたとか・・・
桃の木は神、偉いのです。

古事記の話ですから桃は、古くから日本にあったようですね。桃の中国からの渡来は縄文時代と考えられています。

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志賀高原の笠ヶ岳と組み合わせてみました。

最初の写真もそうなのですが、そちらでは、山をぼかしてみました。

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もう一枚・・・

[ 投稿者:オコジョ at 07:49 | 長野県北部(長野市以北) | コメント(2) ]

この記事へのコメント
こんばんは
佐久でも桃の花が咲き始めました。
桃って綺麗ですよね。
昔、甲州勝沼を通った時、あまりの美しさに驚いたことがあります。
桃源郷とは、良く言ったものです。
川中島白桃
毎年、実家とその他の親戚に送ります。
大きくて甘いと、ものすごく評判が良いんですよ。
我が家で頼んだことは無いんですけどね。
御使い物って、そういうものですよね(笑)
桃の実が出回るのが待ち遠しいですね。
投稿者: 万見仙千代 at 2017-04-28 19:55:56
万見仙千代さんへ
こんばんは・・・
桜の花と違った力強さがありますね。
桃源郷の仙人の活力源、悪霊を追い払う魔力・・・
そういえば桃太郎は桃から生まれていましたね。
平尾の桃は凄かったですね。
パ荷駄でほとんどなくなってしまったが残念です。
飯綱町の丹霞郷が素敵です。
機会があったら行って見るといいです。
真っ白な北信五岳が青空に映える日がお勧めです。
川中島白桃は私も送ったことが、あります。
でも、家では三岡の桃です。知り合いから頂きますので。こちらも美味しいです。
五郎兵衛新田米もほかには地元の店に頼んで送っていますが、家ではたまにツルヤで買うだけですね。
意外とそういうものかもしれませんね。
投稿者: オコジョ at 2017-04-28 21:36:58

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