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烏帽子岳・夏山 (8月19日 浅間山 あぐりの湯より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2017年04月14日
杏の里の寺と社
1
観龍寺からの杏の里森を見下ろします。
本当に杏の村ですね。


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杏の里では窪山展望台公園、あんずの里スケッチパーク、あんずの里観光会館、薬師山展望台などが見どころとなりますが、人が多いので。私は敬遠します。
別に人間嫌いなわけではないのですが、人が多いところは苦手です。静かなほうが好きといった方がいいかもしれませんね。

「森の観音さん」と呼ばれ、親しまれている観龍寺に向かいます。

お地蔵様と、たくさんの馬頭観音さんたちが迎えてくれました。
参道の地蔵様や馬頭観音は素朴で感じの良い参道です。

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参道の泉・・・

ご利益があるのかなと・・・
でも、なんとなく安全かなと・・・
まだ飲んだことはありません。

この寺は征夷大将軍・坂上田村麻呂の東征の時に、妻の高子が戦勝祈願のために勧進したと伝割っています。勧進は仏教の教えを説いて、善の道に導くことなのですが、お寺の建設や修復のために、浄財を集めることも勧進です。

歌舞伎の勧進帳は有名ですね。義経一行が山伏に扮して関所を通過しようとするときに、弁慶は何も書いてない巻物を勧進帳に見せかけ読み上げるという場面です。
勧進帳は寺の縁起、霊験、寄進の功徳、寄進を募る趣旨などを記したものです。人を感動させるような名文で書かれています。

5-0
あんずの里・観龍寺は信濃三十三番札所第六番、真言宗の古刹です。

山の寺らしく急な階段を昇ります。
その上は二天門があります。

「二天門は、仁王門を差すこともありますが、天に住む仏教の4人の守護神の四天王のうち二神を安置した門です。一般的には「持国天と多聞天」「持国天と増長天」の組み合わせが多いのですが。ここは「広目天と増長天」という組あわせです。

5-1広目天 5-2増長天
広目 (こうもく)天(左)、 増長(ぞうじょう)天(右)・・・

四天王は仏教やヒンドゥー教の世界の中心にある須弥山(しゅみせん)の東西南北を4人で守ります。ここでは広目天は西牛貨洲(さいごけしゅう)の守護、増長天は南瞻部洲(なんせんぶしゅう)の守護を担っています。

四天王は似ていて、おまけにいろいろな姿の像があって判断に苦しみます。
像が槍と剣、筆、巻物、宝などを持ってくれると判り易いのですが・・・

6
広目天と 増長天に踏みつけられているのは「邪鬼(じゃき)」です。
四天王が鬼を懲らしめているという感じですが、こうした鬼たちは、断末魔の姿をしているのは少ないようです。
ここの鬼も頬杖をして、考え事をしているような考える鬼・・・

赤鬼や青鬼という鬼は日本独特のものだそうです。中国では鬼というのは、悪霊や亡霊のことで、姿がなく悪さをするものだそうです。

日本の鬼は怖いけれど、ユーモラスな面もありますね。悪者かというと、屋根で悪いものが近寄らないようににらみを利かせているのは鬼瓦ですし・・・

四天王は俺が支えているんだといっているようにも見えます。

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本堂は茅葺屋根の本堂が素敵ですが、だいぶ痛んできているようです。
ここの本尊は長野県宝千手観世音・・・

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この境内には杏はなく桜が素敵です。
手も、桜の良い時期に来たことはありません。せいぜい咲き始め・・・
萱葺きのお堂と桜の花の組み合わせは素敵だと思うのですが、いつも杏の花の市議に合わせてしまいます。

観龍寺は信濃三十三番札所の第六番のお寺ですが、住職はいらっしゃらないで、地元の檀家の人たちによって維持されているそうです。最近はこういうお寺さんが増えていますね。

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観龍寺一帯は、自然探勝園に指定され、長野の自然100選で、周囲も素敵な雰囲気です。
ここから寺の裏山の大峰山に登る道があります。
私は3度ほど登ったことがありますが、今回は朝、急に思い立ったために、スタートが遅くここで引き返します。

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杏の花と大峰山・・・

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杏畑の中の伏見稲荷・・・

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後の欅の木が立派ですね。

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「お稲荷様のケヤキ」という千曲市指定天然記念物のケヤキです。

樹齢600年、樹高30メートル、目通り8メートルの巨木です。
もう芽吹きの準備をしていることと思います。茂ったら立派でしょうね。

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曹洞宗の禅透院・・・

時折パラパラと雨が降ってすぐ止むという日でした。
レンズが濡れてしまっていますね。

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武田信玄を二度破ったことで知られる村上義清・・・
武田信玄はこの二回以外に敗戦はなかったのですから。もう少し長生きできれば天下を取り歴史は大きく変わっていたかもしれません。

この寺は村上氏の有力な一族でこのあたりを支配した清野氏の清野勝照が天文11年 (1542) に開創しています。

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可愛いですね。

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本堂・・・

武田信玄を二度も破った村上義清ですが、天文22年(1553)には武田に敗れ上杉謙信を頼り越後に移ります。清野氏もそれに従い、やがて上杉景勝と共に会津から出羽(山形)米沢と移っていきました。

でも、滅んでいったものは数知れず・・・

武田も、織田も、豊臣も、そして多くの有力な豪族が消えていく。歴史が残したものは、戦いは悲惨だということかもしれません。

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偉そうなことを言うなと、カワラヒワが境内の梢で睨んでいました。

このあと,禅透院の裏山に道をえらんだのですが。その話はしばらくあとにします。

[ 投稿者:オコジョ at 08:46 | 千曲市・坂城 | コメント(2) ]

この記事へのコメント
こんにちは
桜と杏、どちらも競って美しいですね。
先月は杏の花の枝がきれいだったので小花といっしょに仏壇に飾りました。
果実もおいしくて楽しめますね。
600年の欅は存在感があるでしょう。
新緑の季節もそろそろですね。
投稿者: アメジスト at 2017-04-21 11:06:32
アメジストさんへ
杏の花は色が濃くて華やかさがあります。
仏様もきれいだと喜んでいるとおもいます。
ここは杏の収穫の頃にもあんず祭りがあります。
この日は杏どら焼きを2つ買って帰りました。
美味しかったです。
そろそろ里は木の芽吹きがはじまりました。緑の季節もすぐのようです。
投稿者: オコジョ at 2017-04-21 22:24:32

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