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浅間山 (9月5日  小諸市久保より)
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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
また、ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


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2012年11月22日
幻の池???  臼子池(臼児池 うすごいけ)かな (小海町)
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幻の池???というほど、大げさな話ではないのですが・・・

芦平橋を渡ると道は突き当たりとなります、
どちらを行っても、同じくらいでコンサート会場の小海音楽堂にいけます。
ここは右をとりました。海尻から音楽堂を結ぶ道に出ます。

ただ、音楽堂が目的ではないのですが・・・

そのあたりの落葉松・・・
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もう一枚、落葉松・・・

2万5千分の一の地図には、音楽堂の南には2つの池があるようになっています。
その東側の池をめざします。

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こんな長閑な風景です。
池はこの辺りのはず・・・

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有りました。
手前は野菜畑・・・
池の向こうは落葉松林・・・

信州の高原らしいといえます。

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2年前にも、この池を探したことがあるのですが、地図を持っていなくて、違う地図にない道を探していました。見付かるはずがないですね。

探し方が悪かっただけなのですが、そのときは幻の池でした。(笑)

落葉松の黄葉が見ごろ・・・
いい時に来たようです。

あわせたわけではなく、コンサートの時期が黄葉と重なったのですが・・・

でも、探していた池に会えるのは嬉しいことです。

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この池の名前は・・・
「松原湖」と言うと「嘘を言うな」といわれそうですが、嘘とはいえません。

仁和4年(西暦888年)、北八ケ岳の天狗岳の水蒸気爆発により、岩屑なだれや泥流が、芦平橋で渡ってきた大月川を堰き止め数十日の短い間に大小10あまりの湖を作りました。その後、消えたものもあり、現在残っているのは猪名湖・長湖・大月湖・臼児池(うすごいけ)・鶉取池(うずらとりいけ)・桷木池(ずみのきいけ)・オシデノウミの7つの湖沼を松原湖沼群といいます。松原はここの地名です。

一番大きな猪名湖が通称の松原湖と呼んでいますが、7つの松原湖沼群には松原湖という名前の湖は有りません。つまりこの池も松原湖といっても間違いは無いのです。

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松原湖には何度も来ているのですが、猪名湖・長湖・大月湖は見ていますが、あとの4つは見たことがないため訪ねてみたいと前から思っていました。

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しかし2万5千分の一の地図を見てみると首を傾げてしまいます。
猪名湖が松原湖になっているのは、通称ですから驚きませんが、長湖・大月湖を除くと4つあるはずの池が2つしかないのです。音楽堂の南の2つの池です。

もっとも、現在残っているのは猪名湖・長湖・大月湖・臼子池・うずら池という記載もあります。
地図を見ても、桷木池とオシデノウミらしい池はなく、消滅してしまったようです。

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では、この池の正式名は・・・
こういうときは、ネットは何の役にも立ちませんね。

臼児池や鶉取池の名前は出てきますが、写真はおろか、位置を示した記事や地図も見付かりません。

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手持ちの地図や資料を探しても、なかなか出てきません

やっと、見つけたのは、手持ちのほおずき書籍刊「八ヶ岳火山 その生いたちを探る」(八ヶ岳団体研究グループ編/著)の中に「湖沼と流れ山の分布」という図に「うずら池」と「臼子池」が長湖の南に描かれています。
ただ、この図もうずら池の位置が違い大きさも異なります。
たぶん、流れ山と「うずら池」の位置を反対に名前を入れた感じがします。

ということで、今回見つけた、幻の池は「臼子池」としておきます。

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そうなると「鶉取池」または「うずら池」が何処にあるか気になります。
探しに行きます。

この台地も天狗岳の水蒸気爆発の岩屑なだれや泥流の上なのでしょうか・・・

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落葉松の尾根・・・

またその上は冬の山・・・
もう眠っているように横たわっています。
稲子岳(左)と、チョンとお玉を持ち上げかけているニュウ(右)という山です。

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そして、硫黄岳・・・

またまた登場ですが・・・
落葉松との相性が良かったようで・・・
明日も登場しそうです。(笑)

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本題は「うずら池」でしたね。

このあたりかと探してみたのですが・・・

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見付かりませんでした。このあたりも開発の手が入っています。乾いてしまったのか、埋められてしまったかのかも・・・

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今は松原湖沼群は4つなのかも知れません。

ということにして、まだ時間があるので、もう一ヶ所めぐるために、八ヶ岳に向かってこの道を歩いていくことにしました。

追記 2014.9.29

「うずら池」は存在します。昨日確認しました。
国土地理院の地図の長湖の南400メートルの地図の通りの場所です。
この池は「臼子池」に間違いありません。
[ 投稿者:オコジョ at 09:23 | 南佐久・清里 | コメント(10) ]

この記事へのコメント
今晩は
昨日に引き続き、落葉松の紅葉すてきですね。
池に映った落葉松林は特に美しいですね。いつかどこかで見たような景色です。山がいつも黄土色していたと記憶していますが、それを今は金色といいますね。
茂田井にいたころは、黄土色か茶色の表現しかできませんでした。金色と賛美してあげなければいけませんでしたね。冬の土は凍り、土も林も茶色に、そんな思いがずっと残っています。
こちらの今日、小春日和の船溜まりではカモメが沢山集まって波にプカプカ。防波堤では青鷺が遠くをじっとみつめていました。対岸で烏が餌の奪い合い。
これから冬に向かう信州と大きな差を感じました。
うずら池みつかるといいですね。松原湖と言う湖があると思っていました。
投稿者: やぶ椿 at 2012-11-22 18:55:30
無題
幻の池見つかるといいですね。
しかし最近は池など簡単に埋めてしまいますから開発で埋め立てられていたりしてしまったのかも知れませんるしかし。ロマンがありますね。結末を楽しみにしています。
投稿者: mokuzousi at 2012-11-22 19:52:42
国土地理院写真で見えますか
連投ですみません。ここで空中写真が見ることができますが幻の池があったかどうかわかるかもです。余計なお世話でしたらお許しください。http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=CCB7610&courseno=C5&photono=18
投稿者: mokuzousi at 2012-11-22 20:12:17
やぶ椿さんへ
今晩は
山村 暮鳥の「風景」という詩は「いちめんのなのはな」を繰り返すのですが、八ヶ岳山麓は落葉松ばかりで、「いちめんのからまつ」ですね
特にこの時期は落葉松の黄葉に染まります。

どの池も落葉松を映しそうです。

金色は輝かしいですね。
でも、黄土色、茶色という表現は落ち着いて悪くないですね。

これから土は凍り乾いた白っぽい土になりますね。
黒く水分を含んだ、水ぬるむ春まで、水も眠るようです。

長閑な、小春日和・・・
そんな風景も素敵です。
あちこちも見られるといいのですが、信州からなかなか出られません。

幻の池は、地図にはありますが、とっくに幻の池なのかもしれません。
でも、もうしばらくあると思いたいです。
投稿者: オコジョ at 2012-11-22 21:31:14
mokuzousiさんへ
2年ほど幻の池を楽しませてもらっています。
でもこのあたりの道はすべて歩いていますので、
見付かる可能性は少ないようです。

小さな池・・・
日本第2位の八郎潟も埋めてしまったのですから、
埋めるのは分けないでしょうね。

森の中にでもひっそりと、小さな小さな池があるといいのですが・・・
投稿者: オコジョ at 2012-11-22 21:32:50
mokuzousiさんへ 2
国土地理院の航空写真の情報ありがとうございました。
Google マップでも航空写真があり、もっとせいみつなのですが、地図の池の位置には池は見当りません。
国土地理院の写真を検討させていただきましたが、撮影は1976年ですね。
この地図の中にも池は見当らないようです。35年以上前に消滅しているようです。
昔はあったのだと思います。文献も、地図も、昔の焼き直し・・・
でも、どこかにあるかなという夢を持つのは悪くないようです。
投稿者: オコジョ at 2012-11-22 21:34:45
幻の池
自然消滅より埋め立ての可能性が高そうですね。
そして新しい池ができていたり。
あの当時、農地改革が盛んに行われた時代でしょうか。
わたしの田舎の近くに洞庭湖という(^_^)、その名も大きな池があります。そのほかにもたくさんの農業用水の人造池があります。古くからありますけど、こどものころ遊んだ池がなくなってしまいました。
投稿者: 謫仙 at 2012-11-23 10:34:24
謫仙さんへ
明治時代の絵図も調べて見たのですが、猪名湖・長湖のほかは2つの池が認められるのですが、いずれも名前の記入がありません。蛇池の別名が鶉取池ではないか思いますが、そこは、今は畑で、埋められてしまったようです。
地図にあって今はない池は桷木池、オシデノウミがあったのだと思います。
でも、森の中に幻の池があると思うのも楽しいかもしれません。
もう探さないでおこうと内心は思っています。
投稿者: オコジョ at 2012-11-23 18:43:59
鶉取山
こんにちは
小海町の名所か史蹟になっている、鶉取山を調べていて行きつきました。
松原湖は3つの湖と思っていたのですが、7つだったんですね。小さな地域のガイドブックを作るNPOなのですが、ここの記述大変役に立ちました。ほかのページも見せてください。 ご参考までにこういう活動です。 https://shinanoji.webu.jp/
投稿者: かまねこ at 2017-05-17 18:42:21
かまねこさんへ
こんばんは ・・・
ご訪問ありがとうございます。
うずら取山は小海町の観光協会のHPに出ていますね。ぐせーたい的な位置がなくて、はっきりしないのですが、鶉取山はうずら池と長湖の間の丘のことでしょうか。もしかすると山というより、この辺りが鶉取山という地名なのかもしれませんね。
うずら池については
http://shinshu.fm/MHz/90.97/archives/0000472146.html とhttp://shinshu.fm/MHz/90.97/archives/0000451381.htmlでも取り上げています。
よく行くところですので、ブログ左側の『「オコジョの散歩道」内検索』で「松原湖」で検索すると、いくらか参考になることがあるかもしれません。

信濃路てくてく、HPを、見させていただきました、コツコツとこういうことを積み重ねていることは素敵なことですね。
活躍を期待しています。
投稿者: オコジョ at 2017-05-17 21:04:45

この記事の固定URL
http://shinshu.fm/MHz/90.97/archives/0000402711.html

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