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浅間山 5月08日 小諸市耳取より)
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このブログでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。
狭い地域のことで、日記的な意味合いもあり、同じ内容を何度も繰り返して、マンネリ化していて新鮮味に欠けています。
書いていることは、一応は調べて、掲載していますが、六十の手習い・・・
もう70過ぎていますが、年寄のにわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあるかと思います。誤りに気がつきましたら、ご指摘いただけると嬉しく、おおいに感謝です。その内容を記事に反映させたいと思います。
ご意見、ご感想などをコメントをいただけると嬉しく思います。


営利目的や記事に関係のないコメント、英文のコメントは、予告なく独断で削除させていただきます。

2011年04月16日
御牧ヶ原(小諸)3 丘にひとり語り続ける木
1
千曲ビューラインという御牧ヶ原で一番立派な道の片隅で、魔法瓶のコーヒーを
飲もうと脇道に入ったら、一本の胡桃の木が畑の上に微笑んでいました。

ここは、順番からするともっと後、後で、もう一度この木を登場させます。

2
山の田、いや、谷間の棚田です。

今は寂しい土の色・・・
やがて、水をたたえ、早苗が植えられ、一面の緑になり、黄金色に豊かに実る・・・
そんな季節ごとの景色、それぞれに素敵そうです。

3
遠い緑・・・
望遠でアップしてみても、はっきりしません。
「麦の畑かな」ということにしました。

5
御牧ヶ原は望月の駒の産地・・・

月毛の駒の伝説が、いまも語り継がれています。
望月の長者の娘、生駒姫と、同じ日に生まれた月毛の駒は仲良く育ちます。
姫は13歳の時、「帝の側室」に召されます。姫に恋していた、月毛の駒は何も食
べず痩せ衰へ日に日に衰弱していきました。姫も「一生この駒と…」と言い張り
ます。困り果てた長者は、「九つの鐘までの一時に、御牧七郷を三度巡ることが
できたら、姫と月毛で、好きに暮らしていい」と言います。
月毛の駒は疾風のように走り半時で二周します。あわてた長者は偽りの時の鐘を
鳴らします。絶望した月毛の駒は鹿曲川の断崖に飛び込み自らの命を絶ちます。
そして姫の姿も消えうせていました。後に月毛の駒の落ちた場所に馬頭観世音の
堂が建てられたと伝えられています。

6
コーヒーを飲もうと脇道に入って見えた胡桃の木です。

『信州・浅間山麓から』の蒼山庵さんに出てくる狼森(おおかみもり)は、ここかと
合点しました。あまり、狼が出そうではないのですが・・・
多分、昔は狼森という森の中だったのでしょうが・・・

7
狼森の名は蒼山庵さんは、地図にもないし、地元の人でも知っているとは限らな
いと書いています。わたしは、そうしてとぼけて見せる蒼山庵さんが名づけ親だ
と思えて仕方ないのですが・・・

蒼山庵さんはそんな素敵な人です。

何か空と対話をし、そして、ひとりで歌っているようです。
時には風や鳥とコーラスをするのかもしれませんが・・・

8
となりの東御市は日本一の胡桃の里です。
胡桃の実も好きですが、シューマンの歌曲「くるみの木」の歌も好きです。

   くるみの木 
        (詩 ユーリウス・モーゼン  意訳 オコジョ)

家の前に、青々と葉を繁らせる くるみの木
枝を広げ 爽やかな香りが ひめやかに運ばれてくる
たくさんの愛らしい花が咲きみだれ
そよ風は爽やかに 優しく花たちを包む

対になった二つの花は、ささやきかわし、
身を屈め、頭を寄せ合うと、優しく口づける

いつの日でも花たちの、ささやきは
この家の 一人の乙女のこと
乙女の心の思いについて
乙女はそれを知らない

花たちはささやく
それは秘めやかな調べのように響く
そのささやきを誰が聞く?

花たちはささやく
いつか訪れる花嫁となるの日のこと・・

乙女はそっと耳を澄ませる
くるみの木はさやさやとゆらめき
憧れと、夢見る想いに誘われていく
乙女は、微笑みながら
安らかな眠りに満ちた夢の世界へ


10
過ぎ去った懐かしい日の追想の中から浮かび上がったような風景・・・
懐かしさと寂しさと、何かが交錯するようで、しばらく佇んでいました。

でも、家の中から可愛らしい小さな犬が尾を振りながら、こちらに向かって
走ってきました。この家はもう使われていないようですが、隣に家を建てて
今もこの地に住んでいるようです。

11
御牧ヶ原の白山バス停近くの田です。ここは小諸眺望百景のひとつです。
小諸市のパンフレットには「田園と夏の蛍乱舞。ホタルの楽園とも呼ばれ、
無数のホタルが舞う夏の夜は時を忘れそうだ。」とあります。

車のない私は、蛍の飛ぶ時間にはここに来るのは無理です。
もっとも、そりために免許をとる気は毛頭ありません。

12
ホタルの楽園の反対側には水田の向こうに浅間山がありました。

15
御牧ヶ原の地平線の上の浅間山です。
一寸、幻想的です。そう思うのは私だけかもしれませんが・・・

19
御牧ヶ原から、小諸の町へ下ります。千曲川に標高差200メートル、自転車
は何もしなくても下って行きます。何もしないのは危険、『ブレーキ!!!』

その途中からの浅間山、台上からの浅間山と較べる外輪山の影に隠れて行きます。

この後、『あぐりの湯』で、入浴、食事をしました。
この日はコロッケ定食でなくて、カレーにしました。(笑)

21
千曲川近くの、この日、出会った唯一の双体道祖神・・・
NHKの「おひさま」に登場する道祖神の美形のカップルではありません。
でも、この神は顔も良くわかりませんが味わい深さがあります。

25
千曲川まで下り橋で川を渡ります。
ここまでは自転車が、勝手に下りましたが、ここからは標高差100メートルの
昇りです。ほとんどが自転車を押して・・・、

折角、流した汗がまた出てきます。
それでも、温泉は良いです。

33
小諸懐古園からの千曲川をへだてた御牧ヶ原です。
この丘の上が総て御牧ヶ原です。

この上にも広大な田畑があるようには見えませんね。
[ 投稿者:オコジョ at 07:35 | 小諸 町 祭 イベント | コメント(12) ]

この記事へのコメント
無題
望月の駒の話を初めて聞いた時は感動でした。
小学校高学年だったと思います。
その朗読に頑張れと密かに応援しましたっけ。
地平線の浅間山 
椿もその場所に立ったら、充分幻想的だと思うでしょう。毎日みられる人たちが羨ましいですよ。
御牧ケ原は山だけだと思っていましたが、素敵な大地なのですね。
胡桃も生を足で割って、渋皮むいて食べてました。
胡桃の木を知らない人に、それを言っても通じません。胡桃の葉のそよぐ音や匂いが好きです。
投稿者: やぶ椿 at 2011-04-17 09:07:01
八犬伝
 長く飼って深い愛情を持つと 離れがたくなるのでしょうか。駒も八犬伝の犬も よく似ているなと思いました。野外で飲む コーヒー格別ですね。魔法瓶に コーヒーとお茶と二本用意して出かけています。
投稿者: 小紋 at 2011-04-17 19:04:48
胡桃の木
前日のブログも好きな場面がたくさんありましたが、胡桃の木 いい形ですね。爽やかな香りもするのですか?くるみの木の歌も素敵ですね。
読書の森にも行ってみたいな~。
この春は作品展が多く行けそうでいかれず残念です。
投稿者: K&H at 2011-04-17 19:27:44
やぶ椿さんへ
悲恋・・・
昔は親の言うとおりにしないと親不孝・・・
望月の駒は、恋のままならない時代の、人たちの夢を
秘めているのかもしれません。

御牧ヶ原は素敵です。
幻想高原とタイトルをつけようかと思ったのですが、オーバーだよなと(笑)
そこに住んでいる人たちには、いつもの風景・・・
移り住んだ人たちには、新鮮に見えるのかもしれません。
その土地にずっと住んでいる人たちも、そこを離れると、
椿さんのように、その素晴らしさがわかるのかもしれません。

こちらは胡桃の木はどこに行ってもありますね。
胡桃は待てば落ちてきますが、待てなくて、落として生を足で割って、
渋皮むいて食べてましたね。手が渋で真っ黒に・・・(笑)
投稿者: オコジョ at 2011-04-17 21:34:10
小紋さんへ
伏姫と八房でしたね。鉄砲で撃たれて、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の
文字の数珠の玉が飛び散り、八犬士が里見家の再興に結集する。
夢中になって読んだことが懐かしいです。

野外では、カップラーメンでも、お握りでも、美味しいです。
素敵な空気は、食べ物を美味しくさせますね。
投稿者: オコジョ at 2011-04-17 21:39:38
K&Hさんへ
こちらの東御市は日本一の胡桃の郷で素敵な木があります。
でも、このように、一人ぼっちで、力強く生きる気は少ないです。

乾燥した胡桃の実からは想像できませんが、若い胡桃の葉は素敵な香りがします。
若い生の胡桃の実も素敵な香りです。

読書の森は、変った店です。入れば、もしかすると誰もいないかもしれません、
その時は大きな声で呼んで、しばらく待って下さい。
やがて、奥から出てきます。
投稿者: オコジョ at 2011-04-17 21:40:45
無題
随分大きな胡桃の木ですね。
こちらでは見かけないので、どんなんだろう?と想像してしまいます。

シューマンの歌曲に「くるみの木」っていうのがあるのですか?
これまた存じませんでした。
詩を読むだけでも素敵な歌のようですね♪
投稿者: ハーモニー at 2011-04-18 22:12:36
ハーモニーさんへ
胡桃の木はそちらには少ないようですね。
胡桃の木は大きくなる木です。
こちらには沢山ありますが、大体、胡桃畑です。
ここは昔、胡桃畑だったのかもしれません。
一本残して切ったのかと、そんなことを思っていました。

「くるみの木」はシューマンの「ミルテの花」という歌曲集の一曲です。
美しく素敵なビアノの上で、淡々と語るような優しさに満ちた極です。
シューマンの歌曲の中でも特に素敵な曲です。
ぜひ一度、お聴きになってください。
この曲、大好きなのです。
投稿者: オコジョ at 2011-04-18 22:31:38
こんにちは
おひさまで道祖神を見た時うれしかったです^^ 
胡桃の木はまだ見たことがありません。
広い高原に1本だけの風景はステキですね。
胡桃はリスが好きですが生息してますか?
あの固い実の中にあんなおいしいものがあるのをよく知っていますよね^^
投稿者: アメジスト at 2011-04-19 14:10:57
アメジストさんへ
こんばんは
おひさまでは道祖神が良く出てきますね。
安曇野では着色の綺麗な道祖神もありますが、
ここのような素朴なものもあります。

胡桃の木は木材としては「ウォールナット」として知られていますが、
樫胡桃 ともいいますが、シナノグルミとも・・・
シナノグルミの名の様に信州が生産の中心なので、そちらには
少ないのかも知れませんね。

ここは、小さな丘の畑の片隅にあります。
ひとり、そっと立っていて、この辺りの別荘に住む人たちには人気のようですが、
一般的にはほとんど知られていません。

リスはいますが、こうした畑には現れず、山の中です。もっとも、軽井沢駅近くの
別荘地でも、よくみかけます。
山の中のリスはこの胡桃でなくて、オニグルミという野生の胡桃を食べます。
金鎚を跳ね返すほど硬いのですが、上手に食べます。
投稿者: オコジョ at 2011-04-19 21:05:00
一本のクルミの木
カメラが趣味の人はきっと知っている場所でしょう。
何人かの人がこのクルミの木を撮っています。
ずっと知りたいと思い続けていますが、足を使って歩いて見ないので、見たいと云う思いも大した事がないようです。
いつか訪ねてみたい夢です。
あれ以来オコジョさんのブログを見続けています。
私が会員になっている「ゆうふる田中」のことも、近所の「法善寺」のことも、改めて教えられることが多く驚きっぱなしです。
それにしても足を使って、よくこんなに歩かれますね!
勝手ですがオコジョさんの歩かれたブログを、興味のある部分だけですが保存させて頂いてます。ゆっくり読んでみたいので。
ブログ多しと云えども、こんなに詳しい説明は類を見ないですね。
これからも楽しみに読ませていただきます。
投稿者: 千曲川 at 2012-04-14 15:44:56
千曲川さんへ
このクルミの木は、知る人ぞ知るですね。
ビューラインから100メートルくらい入った畑にあります。
一度訪ねてみてください。

私のブログをたくさん見ていただいてありがとうございます。
わたしなりの勝手な感想が多くて恐縮です。
「ゆうふる田中は前は妻が会員でした。
今も東御市を散歩した折などに立ち寄ります。
風呂の中で一緒になったことがあるかもしれませんね。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿者: オコジョ at 2012-04-14 22:19:01

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