
小諸の「北国街道 ほんまち町屋館」で節分の豆まきを撮影してきました。
本当は別所にいって、北向観音と温泉をなんて考えていたのですが、
直前の雪と、人手を考えると二の足を踏みました。

ほんまち町屋館からの節分の浅間山です。
節分というと考えるのは豆まきですね。
でも、節分は「せち分かれ」とも言われ、季節の分かれ目を言います。
今は、新年最初の節分の立春の前の日ですが、暦では立春・立夏・立秋・立冬の
前の日で一年に四回あります。
立春の前の日だけ節分を祝うというのは、やはり春を待つという日本人には一番
うれしい季節なのかも知れません。

豆まきを待つ人々です。
まもなくですよ。
ほんまち町屋館は、北国街道小諸宿で、味噌醤油の醸造をしていた清水屋でした。
味噌醤油は大豆を使います。
だから、豆まきには最適なのかなと、つまらないことを考えていました。

可愛い赤鬼と青鬼もいました。
節分に豆をまくのは、鬼の目〔魔目 まめ〕に豆を投げれば魔滅〔まめ〕で、
魔が滅するということだそうです。
日本人は、こんな語呂合わせが好きです。

地元のケーブルテレビや小諸市の新聞社が取材に来ていました。
どうぞ写りませんように・・・
ということで、逆に写しておきました。

節分だけでは、もったいないと懐古園に行ってきました。
三の門は半月前に壁を塗り替えるために組まれていた足場ははずされ、真っ白な
白壁に化粧が施されていました。

ここは木が多いためか、雪がかなり残っていました。
もう少し節分の話をしましょうか。
古来は鬼は「陰」と書いて「おに」だったそうです。
目にみえない災いを「おに」と呼んだわけです。
しかし、人は、そうした見えないものを想像力で「背の高い毛むくじゃらで、
角の生えた・・・」と作り上げました。

懐古園からの浅間山・・・
天明3年の浅間山の大噴火で山頂から流れ出した溶岩と泥流は多くの人々の命を
失いました。その溶岩流のあとを、人々は、「火口の中の鬼があばれて、溶岩を
押し出した」として、「鬼押出し」と名をつけました。
浅間山の鬼が今年もおとなしくしてくれますように・・・

前の日は「雪のあしたは裸で洗濯」ということわざどおり、暖かな好転の散歩日和でした。
一夜明けた昨日は、晴れていましたが、一日氷点下の真冬日で寒い日でした。
懐古園の鯉たちも一箇所に身を寄せ合ってじっとしていました。
明日の朝はマエナス11度の予報、最高気温マエナス2度の予報です。
冬らしい天気のようです。

本丸の石垣の上・・・
雪のあるときは端によらないようにします。
君子(オコジョが! 笑!)危うきに近寄らず・・・

奥秩父の山、左の白く高い山は金峰山、右側に瑞牆山の岩峰も顔を出しています。
でも、残念ながら富士山は見えませんでした。
こちらでは、戸をあけて「鬼は外」「福は内」と2回ずつ豆をまきます。
ここまでは、大体、全国的ですね。
そのあと、恵比寿様・大黒様のいる神棚の近くの天井に「恵比寿大黒 目をあけろ」と
いって、豆をぶつけます。

茅葺屋根と雪は似合います。
「恵比寿大黒 目をあけろ」というのは、妻の佐久市岩村田でも、同じだそうです。
でも、長野県全域ではなく、佐久を中心としたこのあたりの地区の習慣のようです。
恵比寿大黒に大きな目を開けてもらって、商売繁盛、福寿があるようにと・・・
恵比寿講などの盛んな土地柄で、恵比寿信仰の篤い土地柄の風習なのかも知れません。
昨夜、我が家は「恵比寿大黒 目をあけろ」と豆まきをしました。

千曲川も寒そうです。
ところで「恵方巻き」が人気ですね。関西がルーツとか・・・
しかし調べてみると、戦前にはそんな習慣がないのですね。
実は35年くらい前に大阪の海苔問屋が海苔の売り上げを伸ばそうとキャンペーンを
したことが始まりだそうです。それを最近マスコミが面白がって・・・
日本人というのはマスコミに弱いですからね。
こう書くと有難みがなくなります。
でも、こういうことは、信じるかどうか・・・
血液型も占いも・・・・
私はどちらも信じませんが・・・

天守台です。西と北と、お日様の力は偉大で、こんな雪の差となります。
鰯の頭を柊の枝に刺し玄関に飾ると鬼が来ないという風習は知られていますね。
ところで、昨日、飯山のプログ友達のノリッチさんが、節分には山芋の「とろろ汁」だと
書いていました。なぜというのが私の悪い癖です。
調べてみると、鬼の角を摩り下ろすというのと、鬼が滑って家に入れない
ためと
いう2つの説が見つかりました。
これは北信濃の風習のようですね。
ただ、京都でも「とろろ汁」を節分に食べるとか・・・
長野と信州、面白い組み合わせですが、私が調べられたのはここまでです。

今日は立春ですね。
立春らしく紅梅をアップします。
懐古園に行ったのは先日の紅梅が咲いたというニュースで訪れた梅を見に行って
観られなかったリベンジです。
半月たって、もう立春の季節と・・・
懐古園の土蔵の前に咲いていました。

今年は例年より早いようです。
でも、やはり梅の花が咲くと春を感じさせますね。

ここは、特別早く、小諸の梅はあと、一月以上先ですが・・・
我が家の梅は例年より早いとして、咲きだしは3月末でしょうか・・・
そして、その半月後に、懐古園の桜が咲きだします。