ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草 ナデシコ科)
ワチガイソウの仲間は「偽のハコベ属」と云う様にハコベによく似ています。
ワチガイソウとは、根が細くて数が多いと云いますが、いちいち掘って調べる
訳には行きませんし、両方較べてみないとわかりません。
こうした、ところを調べて名前をつけたことに感心はするのですが・・・
よく花弁がワチガイソウは5個、ヒゲネワチガイソウは5〜7個といいますが、
5個の時はどうするか、花茎の毛がなければヒゲネワチガイソウ・・・
他にも似て花弁の先端に切れ込みのあるワダソウと云う花もあります。
花の名前は覚えるのは、なかなか大変です。
ワチガイソウとワダソウの写真はこちらから見られます。
ワチガイソウ ワダソウ

そんな違いは花の美しさには関係がありませんね。
小さな花ですが、白い花弁の細い繊細さや、赤みを帯びたオシベが素敵で
清潔感にあふれた可愛らしい花と云えます。
クリンユキフデ(九輪雪筆 タデ科)
こちらでは早春の山道の脇でよく見かけますが誰も振り返ってくれない花です。
わりと高いところに咲く花で、もっと低いところには、クリンユキフデより
葉の幅が広いですが、花がよく似たハルトラノオと云う花があります。
春虎ノ尾という名前はわかりやすいですが、九輪雪筆とは何でしょうか。
九輪は重なった葉の様子、白い雪の筆に似た花穂をつけるからで雪筆なのです。
実際の花は、地味で、少し、名前負けかも知れませんが、可愛い花です。
が、写真を見ないと、素敵な花を想像しそうです。

クリンユキフデはタデの仲間です。
「蓼食う虫は・・・」といいますが、蓼は辛いのですが、タデ科の中では特に
柔らかく、花のついたまま、熱湯にさっとくぐらせて水にさらして食べられます。
多少癖はあるので、炒めもの、卵とじ、酢味噌などがよいそうです。
最も、私は山の植物は採取しない主義で食べたことはありませんが・・・
ユリワサビ(百合山葵 アブラナ科)
ユリワサビは小さな白い花を咲かせる花です。
クリンユキフデはタデでも辛くないといいましたが、こんどは辛い植物です。
ユリワサビは「ワサビ(山葵)」とおなじワサビ属の植物ですが、ワサビの
ように根が大きくなりませんので香辛料としては使えません。
ただ、地上の茎や葉は生のままサラダ、また調理し天ぷらやお浸し、
酢の物、粕漬け、漬物としてたべられるそうです。

名前は、葉や茎がワサビに似ていて、冬の根が、ユリの球根に似ているから
ですが、最もワサビとツーンする辛味はあるものの、辛味はわずかだそうです。
花や葉もワサビににていますが、ユリワサビの方が、姿は繊細で、花の清楚な
感じはさわやかで魅力的です。
ミツバツチグリ(三葉土栗 バラ科) 
こちらは、野でよく見る花です。
仲間のツチグリに似て葉が3枚なのでこの名前があります。

似た花があって、何の花か迷います。
昔は「ミヤマキイロイハナ」なんて冗談を言いました。
今でも「恐る恐る」アップです。