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浅間山(2-3 小諸市 八満より)

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ここでは、生き物たちや、自然、歴史など紹介していますが、いずれも、専門家ではなく、未熟な愛好家に過ぎません。一応は調べて、掲載していますが、六十の手習いの、にわか勉強の結果に過ぎません。間違いがあろうかと思います。誤りに気がつきましたらご指摘いただけると感謝です。内容を記事に反映させたいと思います。
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2007年04月21日
大町 仁科神明宮(にしなしんめいぐう)
1中門、釣屋、本殿
大町駅から南に約6キロの池田町近くに仁科神明宮があります。
平安時代後期に伊勢神宮の皇大神宮領だったこの地方の仁科御厨を守る宮として、伊勢の天照大神を祀っています。
注;御厨(みくりや)は、中世の天皇家や伊勢神宮などの有力神社の荘園を意味しています。

写真は国宝の中門、釣屋、本殿です。
左の建物が本殿、右が中門(一番右の一部だけ写っているのは拝殿)本殿と中門をつなぐ屋根が釣屋です。
釣屋は本殿と中門をつなぐもので、本殿と中門の屋根に組み合わされています。
切妻造で、屋根は檜皮葺です。中門は御門屋ともいうそうです。
本殿は日本最古の神明造りで建築の歴史的に貴重な建物です。
2三本杉
境内は入ると樹齢数百年の三本杉が目をひきます。
他にも、杉や檜の大木が天高く聳え、何か荘厳な感じがします。

仁科神明宮の創始年代ははっきりしませんが、平安時代の後冷泉天皇(在位1045-1068)頃という説が有力です。
信濃で最も古いといわれる、古代・中世の信濃の豪族、仁科氏が、天正10年(1582)に滅びるまで、400年に渡りこの宮の、神事を司っています。
仁科氏は大町にあった伊勢神宮領の御厨(みくりや)を管理して、承久の乱や南北朝の争いで鎌倉・室町幕府に対抗した有力者でした。仁科氏はこの大町地方に京文化を積極的に取り入れ、昨日の若一王子神社など、優れた建造物や美術品を残し「仁科文化」を花開かせました。
江戸時代には、松本藩主代々の祈願所として、わが国7神明宮の一つにも数えられています。

3
参道のすすむと、拝殿になります。屋根の上の丸太と板の組合せが素朴ながら美しく落ちついた雰囲気があります。
拝殿も本殿と同じ切妻造で、正面は格子戸で仕切られていて、その奥に神鏡が安置されています。
拝殿の背後に隠れるように中門、釣屋、本殿が続きます。

4神楽殿
この、神楽殿は9月15日の例祭では能を取り入れた神楽が奉納されます。剣の舞・岩戸神楽・水継・五行の舞・幣(ぬさ)の舞・竜神神楽・道祖神の七座からなる荘重典雅な舞だそうです。

5仁科神明宮の大杉
拝殿の右に、かつて国の天然記念物だった「仁科神明宮の大杉」の切り株があります。根廻り一五m、目通り九mを超える巨木でしたが、昭和55年に枯れてしまったそうです。
それにしても見事な切り株です。

6
社殿は、伊勢内宮の様式にならった建物です。簡潔で無駄の無いすっきりとした外観は古代の息吹を感じさせます。
神明造は伊勢神宮の建築形式で、屋根は切妻で、壁と屋根は木材を使用し、掘立式の柱で床を高くしています。組物をもたず、直線的で、彩色をしません。こうした素朴なつくりが、単純ですが、すっきりとした美しさを生み出しています。

7
社殿は寛永13年(1636)松本藩主・松平直政が建替えさせたものと言われます。細かい部分は室町時代の様式なのですが、正確な最初の建築年代は不明です。
その後、 以降十数回の修理を受け、昭和11年保存法により解体修理が行われています。

8
仁科神明宮付近は、北アルプス対岸にあり安曇野の田園と高瀬川を隔て、美しい北アルプスを望めます。仁科神明宮からの民家越しの北アルプス蓮華岳です。

9
このあたりは、白壁の素敵な民家があります。
木を活かしたこの塀には、里人の心の優しさを感じます。

10
この仏様も、素朴ですてきでした。
[ 投稿者:オコジョ at 17:28 | 旅 (地域外) | コメント(10) | トラックバック(0) ]
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この記事へのコメント
仁科神明宮
立派な神社ですね。
伊勢内宮の様式にならった社殿、シンプルでいいですね。
仁科と聞くと仁科三湖を思い出します。
投稿者: えむり at 2007-04-21 08:00:29
先月
仁科神明宮の近くを通りましたが
立ち寄る時間がありませんでした。
杉や檜の大木に囲まれた仁科神明宮、
荘厳な雰囲気で、心が落ち着きますね。
投稿者: 良さん at 2007-04-21 08:06:16
えむりさんへ
大町といえば、北アルプスですね。
アルペンルートと仁科三湖・・・・
その影に隠れて、ここの素敵な小京都といっていい町の文化財は
ひっそりとたたずんでしました。
ここに、過ごした、いた時間、ほかに参拝者はありませんでした。
投稿者: オコジョ at 2007-04-21 09:10:23
良さんへ
大町は、素敵な町です。
ここも、荘厳な雰囲気に満ちています。
長野県の5つの国宝建築は、いずれも、素晴らしいのですが、
ここほど忘れられているところは有りません。
是非一度、立ち寄ってみてください。
投稿者: オコジョ at 2007-04-21 09:10:44
ご先祖様に近いところ
実は以前にも書きましたが、がっちょーん先祖は安曇野に住んでおりまして、近くにこんな由緒正しい神社があるとは知りませんでした。
私の先祖については、鎌倉時代から一応記録があるそうです。。。近くに行った折には参拝しようと思います。
投稿者: がっちょーん at 2007-04-21 14:09:45
がっちょーんさんへ
長野県の建造物の国宝は、東日本では、日光のある栃木の6件に継ぐ、5件です。
山の中だけでは無いようです。
大町には、もっと文化財があります。続けてアップします。
がっちょーんさんの先祖はこのあたりで、活躍したと思うと、親しみがわきますね。
是非、たずねてみてください。
投稿者: オコジョ at 2007-04-21 17:59:27
無題
 今日はほんとに、久しぶりにホークスが勝ったので、テンションあがってまーす。
 
 
投稿者: 水戸小紋 at 2007-04-21 20:49:10
水戸小紋  さんへ
背番号21、昔、南海時代の杉浦が好きでした。
私も、古いですね。
その頃は、ホークスは福岡ではなかったですね。
稲尾、金田、昔のピッチャーは関東で30勝以上、今のピッチャーはなんとなく、ひ弱に見えてしまいます。
野球を見なくなっていますが、アンチ巨人、安置、セリーグは変わりません。
王監督の胴上げみたいですね。
投稿者: オコジョ at 2007-04-21 20:59:51
仁科神明宮
切り株だけを祀ってあるもの、初めて見ました。
そして、木を活かしたこの塀といい、やっぱり優しさでしょうか。
いいな~。
物を「活かす」心って。
投稿者: こむぎ at 2007-04-21 23:56:38
こむぎさんへ
佐久市にも、切り株を大切に祭っているところがあります。
でも、珍しいですね。
塀の節約という見方も、有りますが、この塀は、この家の人に
聞いて見ないとわから無いのですが、永年、庭にあった木に
対する思いと、優しさと私は思っています。
ほのぼのとしたものを、感じますね。
投稿者: オコジョ at 2007-04-22 00:06:58

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