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2018年10月07日
犬吠崎マリンパークに残されたイルカのハニー、その現在の状況
市は健康に問題なしとしているが実際は この問題はもっと報道されるべき


数か月前、テレビのニュースなどで話題になったのが、千葉県の犬吠崎マリンパークのプールに1匹で取り残されているイルカのハニーの問題です。この犬吠崎マリンパークは経営が困難になった等の理由で閉館したのですが、動物達を受け入れるはずの業者が突如行方をくらましたことで、ハニーはここに置き去りになってしまったのです。
また、ここにはハニー以外にもペンギン達や亀、多くの魚達も移動先が見つからずとり残されています。そしてそれは現在においても解決することなくそのままになっています。

数か月前にはニュースでもたびたび報道されることも多かったこの問題ですが、時と共にテレビで話題に取り上げられることも少なくなりました。


市は動物達について、かつての水族館の職員さん達が世話を続けているため、餌や世話はできているとし、水族館の環境についても今のところ健康に問題を及ぼすようなことはないとしています。
しかし動物達の健康状態については、都道府県の獣医師が状態を見たということですが、この獣医師は海洋哺乳類の専門医ではないため、必ずしもそうとは言い切れないということです。
米国でイルカなどを含む海洋哺乳類を専門に健康状態を見てきた専門家によると、ハニーの水槽の水質環境は藻が大量に繁殖しているだけでなく、近くにある金網が錆び、それがプールに流れ込んでいる可能性があるということでした。また、このプールには日差しを遮る場所がないため、ハニーは常に紫外線を浴び、日焼けするような状況にあるのではないかとしています。
さらにハニーは元気に動き回るわけではなく、一か所で体を傾けるように浮いていますがこれは肺などにガスや液体が溜まることで浮力調節機能が上手く機能せず、プカプカ浮いたような状態になってしまっており、逆に水の中に浸水することも大変になっているのではとしています。イルカは胸腔にこのような問題を抱えることも多く、肺の病気は命に関わることもあるとしています。


イルカのハニーの問題は命に関わることであり、動物愛護の視点から見ても早急に解決しなくてはならないことです。しかし、市は受け入れ先を見つけると数か月前から言ってはいるのですが、実際はなかなかうまくいかないようです。
そしてもう一つ問題なのが、このハニーの問題がだんだんと忘れられ風化しつつあるということです。
実際、数か月前までハニーの問題を取り上げていたテレビ番組も、今ではほとんど話題にしなくなりました。
ニュース番組は連日、何度も何度も同じようなこと、例えばスポーツのパワハラ問題などを流していますが、話題性があるからといって繰り返し同じニュースばかり流すのではなく、以前に取り上げた未解決な事件や、問題も風化させないためにもっと伝えてほしいものです。一度事件や問題を視聴者に伝えるということは、それを最後までどうなっているのか報道する責任があるのではないでしょうか。
ハニーの問題を風化させないように伝えることで、世論の力も高まり、それによってこの問題が解決に向かう可能性もあると思います。

参考
http://www.arcj.org/animals/aquarium/00/id=1363

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written by スペクトル(CW)

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