シオン(紫苑)は、菊のような直径2〜3cmくらいの淡紫色の花を咲かせ、日本には中国から薬草として渡来しましたが、花が美しいので薬草より観賞用として栽培が盛んになりました。栽培の歴史は古く、源氏物語や今昔物語にもシオンの名前が出ています。
根と根茎を天日で乾燥すると、去痰や利尿作用がある紫苑という生薬になります。花の名は、本草和名(ほんぞうわみょう)に漢名で紫苑という記述があり、そのまま音読みにされてシオンという名になりました。花の蜜が美味しいのか、色々な蝶や蜂が集まります。
シオン
: キク科シオン属
: 本州・九州
: 多年草
: 草丈 〜200cm
: 薬効 せき止め、去痰、利尿

シオン (9月24日、佐久市で撮影)


シオン (9月24日、佐久市で撮影)

シオンで吸蜜するメスグロヒョウモンの雌 (9月24日、佐久市で撮影)
根と根茎を天日で乾燥すると、去痰や利尿作用がある紫苑という生薬になります。花の名は、本草和名(ほんぞうわみょう)に漢名で紫苑という記述があり、そのまま音読みにされてシオンという名になりました。花の蜜が美味しいのか、色々な蝶や蜂が集まります。
シオン
: キク科シオン属
: 本州・九州
: 多年草
: 草丈 〜200cm
: 薬効 せき止め、去痰、利尿

シオン (9月24日、佐久市で撮影)


シオン (9月24日、佐久市で撮影)

シオンで吸蜜するメスグロヒョウモンの雌 (9月24日、佐久市で撮影)