掲示板お問い合わせランダムジャンプ

2011年08月31日
シータテハ
シータテハ(C立羽)は、夏になると標高1,000m以上の山の樹林周辺や沢沿い生息しています。飛翔は敏速で、翅の表は橙色の地に黒い斑点と褐色の縁取りがあり、裏は褐色で枯葉や樹皮に似た模様になっています。初夏と秋の2回発生し、秋型は成虫で越冬して春に再び活動を始めます。蝶の名は後翅の裏にアルファベットのCの字の白斑があることから付きました。

シータテハ
: 鱗翅目タテハチョウ科
: 北海道・本州・四国・九州
: 大きさ(前翅長) 25〜30mm
: 幼虫の食草 ハルニレ、キハダ等

シータテハ 1-1
ヒヨドリバナで吸蜜する秋型のシータテハ (8月24日、高峰高原で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2011年08月30日
エゾリンドウ
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)は、北海道から本州近畿地方以北の山地や亜高山帯の草地、湿地に生え、茎の先端と上部の葉腋に淡い青紫色の花を数個ずつ付けます。花は天気の悪い時や夜には閉じ、日が差すと開きます。花屋で売られているリンドウは、本種の栽培種のようです。

エゾリンドウ
: リンドウ科リンドウ属
: 北海道・本州(中部地方以北)
: 多年草
: 草丈 30〜80cm
: 花の長さ 4〜5cm

エゾリンドウ1-1
エゾリンドウで吸蜜するオオチャバネセセリ (8月30日、高峰高原で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(4) | トラックバック(0) ]

2011年08月29日
マツムシソウ
マツムシソウ(松虫草)はブナ等が生える山地や草原に生え、淡い青紫色の美しい花が初秋の草原を彩っています。花の名は松虫の鳴く頃に咲くからという説、花が終わった後の坊主頭のような姿が仏具の伏鉦(ふせがね)に似ているところから、付いたという説もあります。

マツムシソウ
: マツムシソウ科マツムシソウ属
: 北海道・本州・四国・九州
: 多年草
: 草丈 50〜90cm
: 花の直径 〜4cm

マツムシソウ1-1
マツムシソウ (8月9日、高峰高原で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(6) | トラックバック(0) ]

2011年08月28日
コシアキトンボ
コシアキトンボ(腰空蜻蛉)は池や沼などに生息し、水面の近くを活発に飛び回って縄張りをパトロールをしています。コシアキトンボは草や木の枝にめったに止らず、止まっても警戒心が強く、近づくとすぐに飛んで行ってしまいます。

雌は水面の近くにある草や木の枝などに、尻尾で水面を叩きながら産卵(打水産卵)をします。トンボの名は全身が黒く胸部に近い腹部の付け根が白いので、腰の部分が空いているように見えるところから付きました。

コシアキトンボ
: トンボ目トンボ科
: 本州・四国・九州
: 腹長 40〜45mm

コシアキトンボ1-1
コシアキトンボの雄 (7月23日、佐久市で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2011年08月27日
クズ
クズ(葛)は秋の七草の一つで、河原や野原で木などに絡みついて繁茂し、穂状の花序が立ち上がり、甘い芳香のある赤紫の花を付けます。葛粉はクズの根から取れる澱粉を精製して作られ、葛切りや葛餅など和菓子等の材料として古くから用いられています。

根は葛根(かっこん)と呼ばれ、葛根湯は漢方薬の風邪薬として使用されています。また、葛の蔓は強靭で、綱や民具の材料として使用されています。葛の名は、大和の国(奈良県)吉野川上流の山地にある国栖(くず)が葛粉の産地であったことに由来しています。

クズ
: マメ科
: 蔓性多年草
: 草丈 20〜70cm
: 花の直径 約1cm

クズ1-1
クズ (8月23日、佐久市で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 20:00 | 四季の写真 | コメント(4) | トラックバック(0) ]

2011年08月26日
ゴイシシジミ
ゴイシシジミ(碁石小灰蝶)は、山地や平地の林、笹薮の中に生息しています。幼虫は、日本に生息する蝶の中で唯一、完全な肉食性で、メダケ、クマザサなどの笹の裏に付くタケツノアブラムシ、ササコナフキツノアブラムシ等を食べています。成虫はアブラムシの分泌液(密)を吸い、アブラムシがいる中に卵を生みます。蝶の名は翅の裏が純白の地に黒の碁石を並べたように見えるところから付きました。

ゴイシシジミ
: チョウ目シジミチョウ科
: 北海道・本州・四国・九州
: 前翅長 約14mm

ゴイシシジミ1-3
ゴイシシジミの雌 (8月11日、高峰高原で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2011年08月25日
バイケイソウ
バイケイソウ(梅蕙草)は低地〜高地の湿った草原や林に生え、淡緑色または緑白色の直径2cmくらいの6弁の花を茎に房状にびっしりと付けます。茎は太くて直立して枝分れせず、葉は長楕円形でシュロに似ていて先が尖っています。近縁種にコバイケイソウがあります。

花の名は、花の形が白梅、葉が蕙蘭(ケイラン)という蘭に似ていることから付けられました。
春の山菜取りで、芽生えの姿が山菜のオオバギボウシやギョウジャニンニクとよく似ている為、誤食して中毒を起こす事故が毎年あります。重症例では血圧低下から意識を喪失し死亡する場合もあります。

コバイケイソウ(小梅蕙草)のブログ
http://shinshu.fm/MHz/82.40/archives/0000063774.html

バイケイソウ
: ユリ科シュロソウ属
: 北海道・本州中部地方
: 多年草
: 草丈 60〜150cm

バイケイソウ1-4
バイケイソウ (8月11日、高峰高原で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2011年08月24日
ミヤマカミキリ
ミヤマカミキリ(深山髪切)は森林に生息し、夜行性でクヌギやカシなどの樹液を吸いに集まっています。シロスジカミキリ(白筋髪切)と並んで、日本に分布するカミキリムシの中で最大のカミキリムシです。体は褐色で、外皮が黄土色から黄褐色の微毛で覆われていて、頭部の眉毛の模様と前胸部の背中に横皺が入っています。

ミヤマカミキリ
: 甲虫目カミキリムシ科
: 北海道・本州・四国・九州
: 大きさ 約34〜57mm
: 時期 5月〜8月頃

ミヤマカミキリ1-1
ミヤマカミキリ (8月11日、佐久市で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2011年08月23日
クサボタン
クサボタン(草牡丹)は本州の山地の林や草地に生え、茎先や葉の腋から花序を出し、淡紫色の花を下向きに沢山付けます。花のように見える細長い釣鐘形のものは萼片で、4裂して先端が外側にクルリと反り返っています。

茎の下部は木質化していますが上部は木質化していないので、草と木が一緒になったような植物です。草の名は、葉の形がボタンに似ているところから付きましたが、ボタン科の植物ではなく、キンポウゲ科に属しています。

クサボタン
: キンポウゲ科センニンソウ属
: 本州の暖温帯上部から冷温帯
: 落葉半低木
: 草丈 50cm〜100cm
: 花の直径 10mm〜15mm位

クサボタン1-1
クサボタン (8月11日、高峰高原で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(4) | トラックバック(0) ]

2011年08月22日
スキバホウジャク
スキバホウジャク(透羽蜂雀蛾)は日中に活動する蛾で、翅を高速で振動させてホバリングしながら細長いストローのような口吻を伸ばし、花の蜜を吸っています。蜜を吸う姿は中南米にいるハチドリによく似ていて、蛾というより蜂やアブのように見えます。

羽化直後に翅の鱗粉がほとんど落ち、翅が透明になります。虫の名は翅が透明なので透羽(スキバ)、蛾のことを蜂雀(ホウジャク)ということから透羽蜂雀蛾と付きました。

スキバホウジャク
: スズメガ科ホウジャク亜科
: 北海道・本州・四国・九州
: 開長 〜40mm
: 幼虫の食草 スイカズラ、アカネ、オミナエシ、オトコエシなど

スキバホウジャク1-1
オカトラノオで吸密するスキバホウジャク (8月2日、佐久市で撮影)

続きを読む ...
 
[ 投稿者:良さん at 19:00 | 四季の写真 | コメント(4) | トラックバック(0) ]