アサギマダラ(浅葱斑)は標高1,000m前後の山地に生息し、フワフワと滑空して優雅に飛び、渡り鳥のように1,500km以上もの距離を移動しています。前翅に黒い翅脈と半透明の水色の斑紋が、後翅には濃茶色の地に水色の斑紋があり、鱗粉はあまりありません。ヒヨドリバナ、
フジバカマ、アザミ等のキク科植物の花が、アサギマダラの大好物です。
夏、日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島(九州の南方から台湾の東方にかけて点在する諸島の総称)や台湾に南下し、そこで生まれた子孫が翌年の春に北上し、日本本土に再び現れるという行動がマーキング調査で明らかになっています。北上する個体と南下する個体は子孫の関係で、同じ個体が移動する渡り鳥とは異なっています。蝶の名は、翅が浅葱色(青緑色の古称)の斑紋があるところから、付きました。
「アサギマダラの美」のスライドショーを、お楽しみ下さい。
http://kt9.la.coocan.jp/info/mywebin8/images/jvam.htm
アサギマダラ
: タテハチョウ科マダラチョウ亜科
: 本州・四国・九州・沖縄
: 前翅長 40〜60mm(アゲハチョウより少し大きい)
: 幼虫の食草 キジョラン、イケマなどのガガイモ科の植物

ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ (8月18日、高峰高原で撮影)
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フジバカマ、アザミ等のキク科植物の花が、アサギマダラの大好物です。
夏、日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島(九州の南方から台湾の東方にかけて点在する諸島の総称)や台湾に南下し、そこで生まれた子孫が翌年の春に北上し、日本本土に再び現れるという行動がマーキング調査で明らかになっています。北上する個体と南下する個体は子孫の関係で、同じ個体が移動する渡り鳥とは異なっています。蝶の名は、翅が浅葱色(青緑色の古称)の斑紋があるところから、付きました。
「アサギマダラの美」のスライドショーを、お楽しみ下さい。
http://kt9.la.coocan.jp/info/mywebin8/images/jvam.htm
アサギマダラ
: タテハチョウ科マダラチョウ亜科
: 本州・四国・九州・沖縄
: 前翅長 40〜60mm(アゲハチョウより少し大きい)
: 幼虫の食草 キジョラン、イケマなどのガガイモ科の植物

ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ (8月18日、高峰高原で撮影)
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