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2009年08月31日
アサギマダラ
アサギマダラ(浅葱斑)は標高1,000m前後の山地に生息し、フワフワと滑空して優雅に飛び、渡り鳥のように1,500km以上もの距離を移動しています。前翅に黒い翅脈と半透明の水色の斑紋が、後翅には濃茶色の地に水色の斑紋があり、鱗粉はあまりありません。ヒヨドリバナ、
フジバカマ、アザミ等のキク科植物の花が、アサギマダラの大好物です。

夏、日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島(九州の南方から台湾の東方にかけて点在する諸島の総称)や台湾に南下し、そこで生まれた子孫が翌年の春に北上し、日本本土に再び現れるという行動がマーキング調査で明らかになっています。北上する個体と南下する個体は子孫の関係で、同じ個体が移動する渡り鳥とは異なっています。蝶の名は、翅が浅葱色(青緑色の古称)の斑紋があるところから、付きました。

「アサギマダラの美」のスライドショーを、お楽しみ下さい。      
http://kt9.la.coocan.jp/info/mywebin8/images/jvam.htm

アサギマダラ
: タテハチョウ科マダラチョウ亜科
: 本州・四国・九州・沖縄
: 前翅長 40〜60mm(アゲハチョウより少し大きい)
: 幼虫の食草 キジョラン、イケマなどのガガイモ科の植物

アサギマダラ1-3
ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ (8月18日、高峰高原で撮影)

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2009年08月30日
ヤマハハコ
ヤマハハコ(山母子)は低山から高山帯の日当たりの良い礫地や草地に生え、茎は白い綿毛に覆われ、葉は表と裏に灰白色の長い綿毛が密生しています。 茎の最上部に沢山の花を付けますが、白い花びらのように見えるのは総包片と呼ばれる葉が変化したもので、黄色い部分が本来の花びらです。花の名はハハコグサ(春の七草の一つ)に似ていて、山に生えることから付いた、と言われています。

ヤマハハコ
: キク科ヤマハハコ属
: 北海道、本州の中部以北
: 多年草
: 草丈 20〜70cm
: 花の直径 1cm

ヤマハハコ1-1
ヤマハハコ (8月18日、高峰高原で撮影)

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2009年08月29日
キイトトンボ
キイトトンボ(黄糸蜻蛉)は平地や丘陵地の水草の茂った池や沼に生息し、頭と胸は黄緑色で、♂の腹部は鮮やかな黄色、♀は腹部が黄色いタイプの黄色型と黄緑味の強い緑型の二つ型があります。トンボの名は黄色い体の色から、キイトトンボと付きました。

キイトトンボ
: トンボ目イトトンボ科
: 本州・四国・九州
: 腹長 オス:23〜32mm、メス:25〜35mm

キイトトンボ1-1
キイトトンボの♂ (8月14日、静岡県磐田市で撮影)

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2009年08月28日
クサボタン
クサボタン(草牡丹)は本州の山地の林や草地などに生え、茎の先や葉の腋から花序を出し、淡紫色の花を下向きにたくさん付けます。花のように見える細長い釣鐘形のものは萼片で、
4裂して先端が外側にクルリと反り返っています。

茎の下部は木質化していますが、上部は木化していないので、草と木が一緒になったような
植物です。草の名は、葉の形がボタンに似ているところから付きましたが、ボタン科の植物ではなく、キンポウゲ科に属しています。

クサボタン
: キンポウゲ科センニンソウ属
: 本州の暖温帯上部から冷温帯
: 落葉半低木
: 草丈 50cm〜100cm
: 花の直径 1〜2cm

クサボタン1-1
クサボタン (8月18日、高峰高原で撮影)

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2009年08月27日
ベニヒカゲ
ベニヒカゲ(紅日陰)は氷河期から生存する日本固有の小型の蝶で、本州では標高1500m
以上の高山から亜高山帯の草地や崖地などに生息しています。茶褐色の地色にオレンジ色の斑紋があり、飛行中はオレンジ色の斑紋が目立ちます。ベニヒカゲは長野県の天然記念物に、また、絶滅危惧種に指定され長野県、群馬県では採集禁止になっています。蝶の名は紅色の模様があるヒカゲ(日陰)チョウから付きました。

ベニヒカゲ
: ジャノメチョウ科ベニヒカゲ属
: 北海道、本州(中部地方以北)     
: 前翅長 17〜27mm
: 幼虫の食草 カヤツリグサ科、イネ科などの植物

ベニヒカゲ1-1
ベニヒカゲ (8月18日、高峰高原で撮影)

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2009年08月26日
オモダカ
オモダカ(面高)は中国原産で水田や沼地に生え、平安時代に渡来しました。葉は長い葉柄があり、その先に鏃(やじり)のような形の3片の大きな葉を付けます。茎の上には雄花が、下に雌花がありますが、同花受粉を避けるため下部の雌花が先に咲き、雄花は後から咲きます。

草の名は、葉が人面のように見え、葉脈が高く隆起しているところから面高と付きました。オモダカは養分の収奪力が大きいので、水田の厄介者扱いになっています。

オモダカ
: オモダカ科オモダカ属
: 北海道・本州・四国・九州
: 多年草
: 草丈 20〜80cm
: 花の長さ 〜1cm

オモダカ1-1
オモダカの雄花にヤマトシシミが (8月10日、佐久市で撮影)

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2009年08月25日
アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボ(青紋糸蜻蛉)は平地や丘陵地の池や沼、湿地に生息し、♂の胸部の側面は美しい青緑で、腹部の第8節に鮮やかな青い色の紋があります。♀は♂と同色のタイプと、
オレンジから緑色に変化するタイプがあります。トンボの名は♂の腹部にある青い紋に由来していています。

友人のdokirimanさんから新作漫画が届きましたが、相変わらず面白いですよ。
「珍獣ハンター」
http://kt9.la.coocan.jp/mywebkabu/2009tinzyu.htm

アオモンイトトンボ
: トンボ目イトトンボ科
: 本州・四国・九州
: 腹長 31〜36mm

アオモンイトトンボ1-1
交尾中のアオモンイトトンボ (8月14日、静岡県磐田市で撮影)

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2009年08月24日
ガガイモ
ガガイモ(蘿芋)は原っぱ、道端や土手などに生える蔓性植物で、葉の脇に淡紫色の花を多く咲かせます。秋になると、ニガウリのようなイボのある長さ8〜10cm、幅2cmほどの長い袋状の実をつけ、熟すと中から長い白い毛のある種子が飛び出します。

ガガイモの名は、カガミ(かがむ)という動作を意味していて、かがむような低い場所に太い茎があるということから付いたという説、葉が亀の甲羅に似ていて、栃木県の方言で亀のことをガガといい、実が熟すとイモのような色と形になるので、ガガイモと付いた、という説もあります。

ガガイモ
: ガガイモ科ガガイモ属
: 北海道・本州・四国・九州
: 多年生の蔓性植物

ガガイモ1-1
ガガイモ (8月11日、佐久市で撮影)

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2009年08月23日
オオムラサキ
オオムラサキ(大紫)は生息環境が限られ、適度に管理された雑木林を好んで生息し、日本に分布するタテハチョウの中でもっとも大きく、日本の国蝶に指定されています。♂の翅の表は
黒褐色の地に白と黄色の斑紋があって青紫色で、裏は黄白色〜灰白色、♀は♂よりひと回り大きく、翅の色はこげ茶色をしています。

飛翔能力が高く、近くに飛んで来ると羽音が聞こえる程、力強く羽ばたいて飛んでいます。
花の蜜は吸わず、クヌギやコナラ等の広葉樹の樹液に集っています。幼虫の食草はエノキで、幼虫は冬になると木から下りてきて、枯葉の裏などで越冬をしています。環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧種になっています。

オオムラサキのスライドショーを、お楽しみ下さい。(2008年7月6日、佐久市で撮影)
http://kt9.la.coocan.jp/myweb50/images/jv2008oomura.htm

オオムラサキ
: 鱗翅目タテハチョウ科
: 北海道、本州、四国、九州      
: 大きさ(前翅長) 50〜68mm
: 幼虫の食草 エノキ

オオムラサキ1-3
オオムラサキの♂の表 (7月13日、佐久市で撮影)

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2009年08月22日
ナツズイセン
ナツズイセン(夏水仙)は中国原産で古くに日本に渡来し、山地や野原、道端などに自生して
います。春に水仙に似た葉を出し、夏に葉が枯れた後、花茎を伸ばし、百合やキスゲ(黄萓)に似た淡紅紫色の花を数個つけます。花の名は葉と球根が水仙に似ていて、夏に花が咲くことから付きました。

ナツズイセン
: ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
: 本州、四国、九州
: 多年草
: 草丈 70〜80cm

ナツズイセン1-1
ナツズイセン (8月10日、佐久市で撮影)

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