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2006年04月30日
キブシ
キブシ(木五倍子)は道端や川沿いの、やや荒れた所に生える早春を代表する木の一つです。葉のない枝から、長さ数cm〜10cmの紐状の花穂(かすい)を一列にぶら下げ、小さな薄黄色の花を咲かせます。その様子は、かんざしに付けられた下げ飾りを連想させます。

キブシという名前は、昔、女性が歯を染めるのに多量にタンニンを含むこの木の実を乾燥させて粉にし、ヌルデの五倍子(ごばいし・ふし)の代用にしたところから付いたと言われています。
関東地方ではキフジ(黄藤)という名前で呼ばれることが多く、枝から垂れ下がった花穂がフジを連想させます。

キブシ
: キブシ科キブシ属
: 本州、四国、九州
: 落葉低木
: 高さ 2〜4m
: 雌雄異株

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キブシ (4月30日、軽井沢町植物園で撮影)

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[ 投稿者:良さん at 18:26 | 四季の写真 | コメント(10) | トラックバック(0) ]

2006年04月29日
桜が満開
佐久市では待ちに待った桜の花がやっと満開になりました。今年は四月に入り寒さが続き、例年より一週間近く開花が遅れました。市内の桜の名所、長野牧場は、家族連れや仲間同士で桜の花を楽しむ多くの人々で溢れ返っています。

世の中に たえてさくらの なかりせば 春の心は のどけからまし  在原業平

日本の桜の8割以上を占めるソメイヨシノ(染井吉野)は、オオシマザクラ(大島桜)とエドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)の種間交雑と考えられています。江戸時代末期に江戸駒込の染井村の植木屋から売り出され、花つきがよく成長が早いことから、またたく間に全国各地に広まり、日本を代表する栽培品種となりました。

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浅間山と満開の桜 (4月28日、長野牧場で撮影)

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[ 投稿者:良さん at 18:30 | 四季の写真 | コメント(14) | トラックバック(0) ]

2006年04月28日
コムクドリ
冬鳥達が北に帰り、入れ替わって夏鳥達がやって来ました。コムクドリ(小椋鳥)はムクドリの
仲間で、本州中部以北に春になると渡来します。日本、サハリン南部、南千島で繁殖し、ボルネオ島,フィリピン、中国で越冬します。本州中部では山地に、北日本では平地から山地の落葉広葉樹林や人里近くに棲息しています。ムクドリは地上で行動しますが、コムクドリは樹上でクモ類、昆虫、植物の果実などを細くて尖っている嘴で採取します。

コムクドリ
: スズメ目ムクドリ科
: 全長 約19cm
: 翼長 約11cm 

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コムクドリのオス (4月15日、佐久市の西念寺で撮影)

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2006年04月27日
ミツマタ
ミツマタ(三椏・三又)は、室町時代後半に中国から渡来、上質で丈夫な和紙や紙幣の原料になります。花弁は無く、白い毛を密生した萼の先が黄色い花のように見えます。花がない時期は、蜂の巣のように蕾を閉じてぶら下がっています。

名前の由来は、枝が必ず三つに分かれることから三又と、名付けられました。木の枝が一年に一回、三又に分かれますので、分かれた箇所を数えるとミツマタの樹齢が分かります。

ミツマタ
: ジンチョウゲ科 ミツマタ属
: 本州、四国、九州
: 落葉低木
: 高さ 1〜2m

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ミツマタ (4月18日、軽井沢町植物園で撮影)

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2006年04月26日
シラネアオイ
シラネアオイ(白根葵)は、山地帯〜亜高山帯の湿気の多いところや林内に生え、茎頂に淡紅紫色の直径7cm位の花を一個つけます。四枚の花弁に見えるのは萼片で、一科一属一種の日本固有の植物です。名前の由来は、日光の白根山に多くあり花がタチアオイ(立葵)に似ているところから付きました。

シラネアオイ 別名 ハルフヨウ(春芙蓉) ヤマフヨウ(山芙蓉)
: シラネアオイ科シラネアオイ属
: 多年草
: 高さ 20cm〜30cm

「春到来、2006」 のスライドショーが出来上がりましたので、お楽しみ下さい。
http://kt9.la.coocan.jp/myweb10/images/jv2006hat.htm

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シラネアオイ (4月24日、御代田町で撮影)

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2006年04月25日
アズマイチゲ
アズマイチゲ(東一華)は、よく日が当たり夏に日陰になるような落葉広葉樹の林に生え、3〜4cmの白い花をつけます。花弁に見えるのは、全て萼片で、8〜14枚あります。曇りや雨の日、晴れていても太陽が高く昇る前の気温が低い時間には、花は開きません。

名前の由来は、東(関東)に生え一本の茎に一輪だけ花を付けるので、アズマイチゲ(東一華)と名付けられましたが、なぜか日本全土に自生しています。イチリンソウ属の花は、4〜5月に花を咲かせ、6月には地上から姿を消しますので、スプリング・エフェメラル(spring ephemeral 春のはかない命)と呼ばれています。

アズマイチゲ  別名 ウラベニイチゲ
: キンポウゲ科イチリンソウ属
: 北海道、本州、四国、九州
: 多年草
: 高さ 10〜20cm

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アズマイチゲ (4月24日、軽井沢町植物園で撮影)

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2006年04月24日
タンポポ
タンポポ(蒲公英)もアチコチに咲き出しました。タンポポは、野山、道端、あぜ道などに普通に見られる多年草です。 最近は、明治初期に日本に入ってきた西洋タンポポが全国的に分布しています。西洋タンポポの萼片(がくへん)は反り返り、 在来種のタンポポは萼片が反り返っていないので区別は簡単に出来ます。

タンポポの柔らかい若葉は、サラダ、天ぷら、おひたしに、根をごぼうと同じように、きんぴらにすると美味しいそうです。名前の由来は、茎の両端を細かく裂いて水に漬けると、そり返って
放射状に広がった両端が、鼓(つづみ)の形に見えることから、鼓を打つときの音から連想して、タン・ポンから、タンポポの名になったという説が主流になっています。

タンポポ
http://scim.jsf.or.jp/ikimono/neo/zukan/tanpopo/zukan_tanpopo.html

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タンポポ (4月21日、佐久市で撮影)

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2006年04月23日
ハクモクレン
ハクモクレン(白木蓮)が満開になりました。 ハクモクレンは、直径15cmほどの芳香のある花を咲かせます。6枚の花弁と3枚の萼がありますが、あまり違いがありませんので9枚の花弁があるように見えます。ハクモクレンは日が当たると開き、日の沈む夕方になると閉じます。これを繰り返し、徐々に大きく開いていき、目一杯に開ききった後、散っていきます。

ハクモクレン
: モクレン科モクレン属
: 中国原産
: 落葉高木
: 樹高 5〜10m

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ハクモクレン (4月21日、佐久市で撮影)

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2006年04月22日
ハシリドコロ
ハシリドコロ(走り野老)は、山の湿った木陰に生え、春に紅紫色の鐘の形をした花が下向きに咲きます。春の新芽は柔らかくて美味しそうな山菜に見えますので、食中毒の事故が最も多い毒草です。葉や根にヒヨスチアミンというアルカロイドを含み、誤食すると嘔吐や筋肉の痙攣の後に昏睡状態になり、死亡する確率が高い猛毒植物です。

また、汁液が目に入ると瞳孔が開いてしまうので十分な注意が必要です。名前の由来は、根茎が同じ有毒植物のオニドコロ(鬼野老)と似ていて、誤って食べると狂乱して走り回ることから付きました。

ハシリドコロ
: ナス科
: 本州、四国、九州
: 多年草
: 草丈 30〜60cm
: 花の長さ 2〜4cm
: 薬効 胃酸過多、胃痛、腹痛、疝痛、ロートエキスの原料

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ハシリドコロ (4月18日、軽井沢町植物園で撮影)

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2006年04月21日
ハルトラノオ
ハルトラノオ(春虎の尾)は、山地の林の下に生え、直立した花茎の先端に白い花を咲かせます。花弁はなく、白いのは萼で五深裂し、赤い葯をつけた雄しべが目立ちます。春早くトラの
尾のような花穂を出しますので、この名前が付きました。別名をイロハソウ(いろは草)といい、春に早く咲くので47文字の最初のイロハにたとえられたと、言われています。

佐久便り 夏に咲くオカトラノオ
http://shinshu.fm/MHz/82.40/2005/07/29/

ハルトラノオ 別名 イロハソウ
: タデ科タデ属
: 本州、四国、九州
: 多年草
: 高さ 15〜25cm
: 花の長さ 2〜4cm

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ハルトラノオ (4月18日、軽井沢町植物園で撮影)

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