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架空のFM局、FM-JDRKへようこそ。
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2015年05月14日
「九時から五時までの男」
「THE BLESSINGTON METHOD AND OTHER STRANGE TALES」
(スタンリイ・エリン ハヤカワ文庫HM 2003)読了。




「奇妙な味」を代表する作家として知られるエリンの短篇集です。
名前だけは知っていて、書店の棚で見かけたときに手にとってみたのが運の尽き(?)。

軋みを残すような読後感を「奇妙な味」と言うんですね。

「ブレッシントン計画」The Blessington Method:
実業家のトリードウェル氏のオフィスに、老齢学(gerontology)協会の代表なるバンス氏が訪ねてくる。
厄介払いしようとするトリードウェル氏だったが、バンス氏の巧みな誘導に義父(妻の父)との同居が本心では負担になっていたと気付かされる。
そんな老人問題を解決する妙案とは      

「神さまの思し召し」The Faith of Aaron Menefee:
朴訥な自動車工の青年、アーロン・メネフィーが働いているガソリンスタンドに、奇蹟を行うと評判のオーティス・ジョーンズのの車が停まった。
アーロンの不調を認めたジョーンズは信仰のつどいへ来るよう誘い、信仰の力によって治った(と思えた)アーロンは、”神さま芝居”だと引き止めるアーロンの主治医で友人のバックル医師が止めるのも聞かず、ジョーンズの巡業に加わることにする。
アーロンは相変わらず真っ直ぐに真摯に仕事をこなし、やがてジョーンズの一人娘エミリイと恋仲になるのだが…。

「いつまでもねんねえじゃいられない」You Can’t Be a Little Girl All Your life:
若妻のジュリーは、夫のトムが連日の残業で不在の最中に暴漢に襲われた。
暗闇で熟睡中だったこともあり、ジュリーは犯人の顔など全く覚えていないのだが、捜査官は執拗なまでに食い下がる。
付き添いの看護婦も、駆けつけた両親もそれぞれにわかったような道理を言い散らかすばかりで疲れ果てたジュリーは…。

「ロバート」Robert:
定年間近の女性教師ミス・ギルディーは、この数週間受け持ちの生徒であるロバートのことで頭を悩ませていた。
何をしていても上の空といった感じで、その原因を突き止めようとミス・ギルディーはロバートに居残りを命じ聞き出そうとするが、返ってきたのは思いもかけない言葉だった。

「不当な疑惑」Unreasonable Doubt:
神経症を患って休暇中のウィロビイ氏は、列車の背中合わせの席から聞こえてくる敏腕法律家の話に思わず聞き入ってしまう。

「運命の日」The Day of The Bullet:
語り手は、朝刊の見出しに踊るギャングのボスの名に驚く。
イニェース・コヴァックは彼の幼馴染(少年の頃に引っ越して以来会ってはいなかったが)だったのだ。

「蚤をたずねて」Beidenbauer’s Flea:
小春日和の公園で、話しかけてきたのはかつて”蚤のサーカス”の第一人者として名を馳せた(自称)というバイデンバウアーという名の老人だった。

「七つの大徳」The Seven Deadly Virtues:
清貧に甘んじる聖職者の息子チャールズは父親に似ず、はしっこく、野心家であった。
チャールズが目指したのは、その名を轟かすエバグリーン・コンツェルンの総裁の椅子である。

「九時から五時までの男」The Nine-to-Five Man:
キースラー氏は7時20分に起床し、ややお人好しだがよく気のつく奥方の作る朝食を食べてオフィスへ出勤する。
”物品販売業”と看板のかかるオフィスで9時から5時まで働くキースラー氏業務内容とは…。

「倅の質問」The Question
電気器具の販売と修理を営む語り手は、年に数度出張する。
先代から受け継いだもうひとつの職業は”電気椅子係”      死刑執行のスイッチを入れる係であった。
時期を見て、後継者にするつもりだった倅にそれを打ち明けた時、彼の発した言葉は…。
[ 投稿者:rubycon at 22:54 | Books(著者別/あ行) | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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