掲示板お問い合わせランダムジャンプ



この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。 新しい記事を書くことで広告を消すことができます。

東信ジャーナル[BLOG版] 本館
真田随想録以外の記事は本館をご覧ください。
http://shinshu.fm/MHz/22.56/

2009年02月19日
【真田随想録(上)其の40】 志賀城哀史
 真田幸隆は、一年前の内山城攻略の折、城主・内山貞清に密書を送り、武田信玄に仕官するよう勧誘した。同時に志賀城の笠原新三郎清繁にも同様の書状を送っている。これに対して、貞清からは、あくまで自らの意志を貫きたいとして、信玄には組しない旨の気骨溢
れる返書が届いた。清繁からは梨の礫であった。幸隆は、この辺が、貞清と清繁の器の違いかな、と思った。


続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:41 | 真田随想録episode上(31~40) ]

【真田随想録(上)其の39】  再会
 天文十年(一五四一)五月、海野平の合戦で、武田信虎(甲府)、諏訪頼重(諏訪)、村上義清(坂城)等の軍勢に、敗北を喫した海野一族の真田幸隆は、外祖父の海野棟綱と共に、上州・箕輪城主長野業政を頼って逃れ、再起を図った。しかし棟綱は、望みも空しく、上州の地に没した。



続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:38 | 真田随想録episode上(31~40) ]

【真田随想録(上)其の38】 故郷帰還
 天文十年(一五四一)海野平の合戦に破れた真田幸隆は、上州に逃れた後、上州流浪の時代と武田家仕官の時代を経て、故郷の小県・真田郷に帰還するのだが、その経緯と時期については、諸遺文があって特定しがたい。以下代表的な遺文を掲げてみよう。


続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:37 | 真田随想録episode上(31~40) ]

【真田随想録(上)其の37】 信濃武士の意地
 川越(河越とも書く)夜戦は、戦国時代の合戦の中で、厳島の合戦や桶狭間の合戦と並んで、奇襲戦として、世に名高い合戦の一つといわれている。手短に合戦の内容を記すと、以下のとおりである。


続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:35 | 真田随想録episode上(31~40) ]

【真田随想録(上)其の36】 岩尾城異聞
 真田幸隆は、武田家に仕官して,すでに二度の信濃侵攻に参加した。一度は天文十二年(一五四三)の長窪城攻略戦であり、一度は天文十三?十四(一五四四?四五)年の伊那制圧戦である。特に、伊那制圧戦に当たっては、諏訪郡代の板垣信方の下、山本勘助と共に謀略戦の遂行に尽力した。その謀略は、武田軍に多大な戦果をもたらし、幸隆自身も戦略上の知識を得、経験するよき機会となった。こうして信玄の幕下となって年月を経るうち、信玄の信頼も日に日に厚くなっていった。


続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:33 | 真田随想録episode上(31~40) ]

【真田随想録(上)其の35】 伊那郡制圧
 東信濃・長窪城(長門町)を攻略し、甲府に帰還した武田信玄は、天文十二年はそのまま動かなかった。やがて年が明けて天文十三年元旦、躑躅ケ崎の館の広間に、新年の祝賀のため、多くの武将が伺候した。その席上で信玄は
「本年は、信濃・伊那谷に割拠する高遠、藤沢、知久らの諸城を攻め、これを徹底的に制圧し、わが統治下にしたいと思う。諸将は、それぞれ準備を整えるように」



続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:31 | 真田随想録episode上(31~40) ]

【真田随想録(上)其の34】 大器の片鱗
 真田幸隆は、最近長男・信綱や次男・昌輝の夢をよく見る。甲府・躑躅ケ崎館の近く、城屋町通り東の屋敷を、武田信玄から与えられ、生活を送るようになって、その夢は多くなった。東隣の甘利虎泰の屋敷から、虎泰の嫡男・昌忠の甲高い少年の声を聞いた日の夜などは、必ず子らの夢を見る。
「信綱もすっかり大きくなったであろうな」


続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:29 | 真田随想録episode上(31~40) ]

【真田随想録(上)其の33】 望月一族後日譚
「いかに戦いの常とはいえ、惨いことよのう。隆永はどう思うかな?」
 と言って、真田幸隆が対座している二人の顔を見た。




続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:25 | 真田随想録episode上(31~40) ]

【真田随想録(上)其の32】 孫子の旗
 激しい雷雨が、ひととき長窪城(長野県長門町)の居館の屋根を叩いた。
「凄い夕立じゃな。まるで盥の水を押し空けたようじゃ」


続きを読む ...
 
[ 投稿者:真田随想録 at 12:24 | 真田随想録episode上(31~40) ]