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2014年11月05日
つるの剛志さんと杉浦太陽さんの出てくる夢を2007年の9月に見ていた時のメモが出てきました
上野公園動物園から、皇居前広場の一帯が封鎖され、立ち入りが制限されてしまった。
テロや、新型ウィルス、放射能説などあれやこれや、噂だけが一人歩きする日々が続く。
もちろんの事ですが、つるの剛志さんと杉浦太陽さんとは面識もなく、お二人のことはファンというほど存じ上げてもおりません。

タイトル「とうきょうどうぶつむら」

上野公園動物園から、皇居前広場の一帯が封鎖され、立ち入りが制限されてしまった。
テロや、新型ウィルス、放射能説などあれやこれや、噂だけが’巷間かまびすしい日々が続く。
つるの剛志は、友達の杉浦太陽とこの不思議な騒ぎを見に来ていた。

騒ぎといっても、あたりは人影もなくひっそりしたもので、すでに皇居は赤坂へ、オフィス街はそうそうに移転してしまったし、官庁は遷都予定地と騒がれ、いつの間にか頓挫したとある地方に移動した。
それで、ある土建議員がこの事件の秘密の鍵をもっているのではないか?と検察が調査したが、不明なままである。

この封鎖地帯、近くで見えるようなところはすべて人が入れぬよう封鎖されており、高みの見物すら出来ない。
それで、忍ばずの池までは行けるので見て帰ってくるつもりだったのだが、手招きするヤツが居た。
「ちょっとちょっと、こっちから入れるよ。」
「ここは地下道なんだけど、隙間から外も見ることができるんだ。」
この辺りにブルーシートを張って暮らしている星野と名乗る中年の男であった。
『星野です。』
『あ、どうも、つるのです。』『杉浦です。』

『…では、ガスや放射能ではない、安全なのですね?』
『そうです。私はその道で浅草までいって帰ってきました。』
と、なにやら封鎖地帯を横断する地下道のようなものがある、と星野は言うのだった。
『ガイド料は、お一人2万円ですが、お二人で二万円でいきますよ、今日だけですが。』

好奇心と冒険心は人一倍ある2人、仕事にも使えるかもしれない…半信半疑、ついて行ってみることにした。地下道は先の方が少し明るく、しばらく歩くと道が若干崩れ始めている。
『危ないんじゃないの?』と杉浦が言った。
星野は振り返り
『外に出る事は出来ないので危険はないのです。大丈夫です。』
そうはいうものの、どういう危険なのかもわからない、そしてなんの保証もない。
「いや、ぼくはかえるよ。」
杉浦は決断が早い。
『…そうか、では杉浦君気をつけて。』
星野は杉浦を連れて一旦戻る事になった。
『ではここで僕は待ってますから。早く戻ってください。』
『つるのくんも無理をしないように。』そういうと二人は暗い穴を戻って行った。

一人になってしまい、じっとまっているのもつまらない。星野が言ったように、ここは外からは遮断されている、封鎖の理由はガスや放射能ではないというのを信じて、ひとりでもう少し先に行ってみる事にした。
星野が戻ってきたら、一本道だ、きっとあえるに違いない。それに、何かあっても戻ればいいだけの事だ。

ところが、少し先に行くと轟音がして道が崩れてしまった。
驚いて見ていると、逆光にユンボが何台も並んでいる。
「あれ?あんたなにしてるの?」と現場監督風の男が近づいてきた。
つるのは絶句した。
『ここは入っちゃだめなのに。』ユンボから降りもせず白い使い捨てマスクをした男はいった。
見ると、来た地下道はもうユンボで壊されてしまっている。
『道がなくなってしまいました、ここから上に出て歩いて戻れますか?』
ユンボの男たちはちょっと目を見合わせて『いや〜、死んじゃうかも分かんないねえ。』
『この辺はそうでもないけれど、奥には怖いのも居るみたいだから。』と指差す方を見ると、アフリカの映像でよく見かける、角大きな黒いカモシカのような動物の群れが居た。

穴の外に出てみると人気のないどうぶつ公園のようで、特に危険な様子もない。封鎖されている緊迫感もないのである。
こちらにかまっている暇はないというようにユンボはまた仕事を始めてしまった。

咎められることもないようで、少し安心して歩きはじめると、先ほどのとは違う種類のシカがやってきた。

非常に立派で、凛とした雰囲気があり、目がすゞやか、知性的ですらある。
つるのの前にくると、シカは静かに話し始めた。
『あなた、ここは危険です。私についてくるか、さもなければ豹かライオンに殺されます。』

少し離れて、先ほどのカモシカ類がつるのをじっと見ているのに気がついた。
立派なシカだ、と思いついていくことにした。
しばらく歩くと皇居のお堀に出て、そこでは水生動物がこちらに向かってなにか叫んでいた。
つるのはそれがなんと謂っているのかが分かり、少し驚いた。
馬鹿のように見えないように、慎重に話した。
『ここはどこでしょうか?』
『東京都です。?それが何か?』シカは柔和に答えた。
馬鹿みたいな質問であった。

シカにいわれるまま、上の野山のブッシュを抜け上の公園の動物園ゲートまでくると、パンダが歩いてきた。
『だめじゃないですか、はいってきちゃあ…。これから気をつけてくださいね。』
『はい、すみませんでした。』
それでは、とシカが立ち去ろうとしたので『お世話をおかけしました。』とつるのは頭を下げた。

噂では、動物がヒトの言葉を使っているわけではなく、封鎖されたその場所ではヒトが動物の言葉を話せるように一時的になるようである。
その後の調査では、つるのようにこっそりと、またうっかりと入り込むものが後を絶たず相当数の人間が元に戻れなくなり動物としかコミュニケーションがとれなくなる事例がみられた。
[ 投稿者:山下全裸大将 at 19:21 | かわいそうのこと | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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