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2014年12月16日
本を読む、ページをめくる所作
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昔スキャンした本のpdfファイルをプリントした。
買った本を画像ファイル化し、それを又紙に印刷すると出来上がった本は複製コピーになるんでしょうか?買った本なのにコピーっていわれるとなんか釈然としないですが、コピーなんでしょうねこれ。
オリジナルは大きく重いので一回り小さくしてみたら非常に快適。だが平体がかかってしまった…
新書版か文庫本サイズでもよかったかも。
[ 投稿者:山下全裸大将 at 17:15 | 本を読む | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2013年03月04日
複製芸術が芸術土俵に上がるまで100年くらい
メリエスの月世界旅行はいろいろなバージョンがあるというのだが、彩色版がオリジナルであったのは恥ずかしながらさっき知った。

メリエスの彩色されたバージョンというのはハリウッドで突然流行って20年くらい前に廃れた、モノクロ名画をCG彩色したもののひとつなのかと思っていたのである。
メリエスのカラー作品は筆と絵の具の手彩色で、しかも専門の300人態勢の女工さんによる結構な産業であったというのは驚きであった。
封切りしたとたんあっというまにフィルムのコピーが氾濫してしまい、メリエス自身はあまり儲からなかった…という現代と同じ問題を抱えていたという…

メリエスの失敗は自らの作り上げた方法論に固執したため、世の中の変化を見誤り、時代遅れになった事業を拡大してしまったうえ、区画整理で劇場を失うという不運も重なった。
会社の破綻でメリエスは映画製作に絶望し、メリエスの手で全てのフィルムは燃やされたのである。

とするとオリジナルフィルムは存在しないわけだが、現在200本あまりの作品が残されているという。
おそらくメリエスの再評価のたびに、世界中で古道具屋や潰れた映画館、好事家の屋根裏などから発掘、発見されて200本にもなったのだろうが、オリジナルは燃やされてしまっているとすると、多くは当時のコピーフィルムなのかもしれない。

皮肉にもメリエスを苦しめたとされるフィルムのコピーによってメリエスの作品が後世に残されたのである。

カメラなども世界中でコピー製品が横行していたわけだが、とくにライカ型のカメラはドイツが戦争で負けてから著作権フリーとなり世界中で堂々とコピー機が造られた。
故に互換性のあるアクセサリー、交換レンズが世界中で造られ、最も汎用性のあるシステムになった、といえる。
21世紀に入っても造られているというのは考えようによってはすばらしい話だ。

あともうひとつ蛇足、百鬼夜行図という中世に描かれ、想像上のゴースト達のパレードを描いた傑作がある、これは原本は消失しているが、世界中で百鬼夜行図は鑑賞されて展示保存されている。
それらはすべて原本からの模写、コピーなのである。
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メリエスの活動期間は実質16年だったという。
活動期間としては16年は決して長くはないが、ひとつの流行のサイクルから見て16年は十分長いとも思える。
もしもの話だが…劇場が残っていたら、見世物小屋のようなスタイルを今でも守って営業していたのかもしれないな、などと想像するとちょっとわくわくした。

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[ 投稿者:山下全裸大将 at 05:19 | 本を読む | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2011年01月21日
マンガやDVDを友達に借りたら著作権侵害に なったらいやね
世界の独身貴族ことさとうさんが図説 世界の「最悪」クルマ大全を早速貸してくれた。ありがとう。

貴賎の差無くロールスロイスからインドのタッタまで世界中の自動車に噛み付いた狂犬のような本である。まったくイギリス人って奴は…
10数年程前、神足なんとかとさいばらりえこの恨ミシュランという、有名飲食店を当たるを幸いに次から次へとこき下ろし罵倒した本があったが、それに似た印象。

世間的に大人と見なされて30年近く経つが、有名レストランと呼ばれるところに入った事が無く、本に出てくる店という店、料理という料理全てまったく知らない残念な人生を送っているのだが、もともと食にあまり興味を持っていないからでもある。
適当にしょっぱければオッケーなのである。
でも恨ミシュランで取り上げられた店とメニューには、銀行かなんかにおいてある雑誌のグルメコラムよりもよっぽど興味が涌いたのは事実である。如何に貴重で厳選された食材でつくられ、それがどのように繊細な味わいであるか?なんて、ヒトによってはどーでもいいことなのである。ひどい。
よって高級ブランド品を見下し侮辱した恨ミシュランに快哉を送っていたのかもしれない。うーん、われながらゲス。

まあ、それはそれとして図説 世界の「最悪」クルマ大全、1車種2ページ見開きで、文章は片側1ページとパラ読みに最適、何処からでも読める。
一読して気がついたのだが、非常に地味、且つかっこわるい車がずらり並ぶのだが、なんとミニカー化されている車が多いのである、ざっと見た感じだが出ている車の半数以上だ。それもホワイトメタルなどではなくダイカスト、当時のメジャーなメーカーで。
少々デキが悪いほうが印象深いのか?
どんな理由でモデル化されたのであろうか?当時としても「何故これが?」というほのかな疑問は持ったものだが改めて実車の写真を見ると「よくもまあモデル化したなー。」というくらい不細工であったり地味であったり。
ミニカー化されたなかで一番不細工なのはマーコス・マンティスだろう。ミニカーも相当で薄っペラな赤メタリックのボディー、大きなスピードホイル、スケールも中途半端な大きさ、買った人が周りにいないのでちゃんと見た事が無いくらいマイナーであるが天下のコーギー製であった。実車の写真ははじめてみた。なんと4人乗り、マーコスのファミリーユースカーだった模様で、そこからして間違っているようにも思えるが、他にもいろいろマズかったため総生産数32台という、この失敗でマーコスは店を畳んだ由。それがなぜかメジャーでマスプロダクションのミニカーになって売られたわけである。これは酷い。
地味のチャンピオンは仏ディンキーの名品といってもいい出来のクライスラー180。ミニカーもたまらなく地味だが実車もこれでもか!という程地味である。実車の写真はこれもまたはじめて見たのだが、タイヤホイールとボディーのバランスがちょっと印象と違うものの質素な感じといいディティールといいディンキーのは実に名品。実車もそうだったようだが可もなく不可もなく、そこがいい。
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なんでもコンバーチブル化するNewrayから
クライスラータービンカーは先の180ともども「少しは採算を考えろ」のコーナーに(ちなみにマーコスは「とにもかくにもひどい」のコーナー)。
この車、ジェット燃料を使うというのは知らなかった。そうかー、ジェット燃料じゃあねえ。
当時、一年のテスト後スクラップになった。という記事を見て「なんともったいない事を…」と思っていたのだが、絶版で売ってないフォーマットのフィルムを使うカメラのようなもので、使いたくても使えない代物だったのだ。
それにしても、これだけ子ども受けしそうなスタイルで、なおかつ有名な車にもかかわらず、当時なぜかダイカスト製ではモデル化されず、21世紀にようやくダイカストモデル化されたのは不思議だ。現役時代は意匠使用料とか著作権がアレだったのであろうか?
[ 投稿者:山下全裸大将 at 19:33 | 本を読む | コメント(1) | トラックバック(0) ]

2010年09月29日
10月からが大変なんだ
何故そこまで、とも思うのだが、強力なキラーコンテンツとなったけいおん。最終話が無事臨時ニューステロップなく終わり「ああ、今年の夏が終わったのだ。」と云う気分を新たにさせてくれた。
おもえば夏になった頃、というか2期がはじまった7月、お茶の水楽器屋さんでお客のギター少年がジャラジャラと弾いていたのが2期、第一話冒頭シーンで唯が弾いていたフレーズであった。もちろんCDにもなっていない。
『こりゃそうとうだな。』と思ったものである。
ちなみに、その曲はたぶん6thかなんかでけっこう難しい。耳コピ挫折したままであった。またやろう。

けいおんはマンガ原作なのだが、原作がヒトアシ前に終了した。潔いというベキなのか、大人の事情なのかよく知らないのだが高校卒業とともに終わってしまった。夏なんだけども。

けいおんはもうひとつ同人のけいおんがある。同人世界には暗いのでよく知らなかったのだが、実力派の人気作家が描いている重たいけいおんの世界も、この夏にまた終わっている。
その作家の「みっくるんるん」という朝比奈ミクルを題材にした短編で初めて知ったのだが、いったんそれを読んで仕舞うと朝比奈さん、朝比奈さんは、もう朝比奈さん!アナタはどうしてそんなに朝比奈さんなんだ!?と思わず逆上してしまわずにはおれない程説得力があるのである。蛸壺屋は。

掲示板などでも「蛸壺屋を読んだせいでけいおんがけいおんじゃなくなってしまった」というような書き込みを見かける。
しかし、むしろそれが本当のけいおんなんじゃないか?蛸壺屋を読むとそんな風にも思えてくるのだ。
そう、蛸壺屋がそっくり重ね合わせた世界ではもう唯はいないのである。唯はひとりきりで失禁しながら死んでしまった。それはホテルのデジタル時計の数字だけが見ていたのである。
享年25歳だった。

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[ 投稿者:山下全裸大将 at 05:46 | 本を読む | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2009年12月13日
P2Pが世界に富の再分配
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一ヶ月ほどかかってマクロスFを観きった。途中ストーリーのつなぎが判らなくなったり、片手間に観すぎて結局2度見返したりして一ヶ月。感想をメモしておく。バタバタ終わらせてしまったみたいでラストはぶん投げ感があったものの飽きないで観られた。シリーズ最初のマクロスとリンクしているとは知らなかったので、なんとか、あの端折ったラストも楽しめたのであろう。よかった、よく知らなくて。
Fでの巨大マクロスは小さめにしてある所が微笑ましい。スペースオペラとはいえ、無理だろう、それは。と思わせてしまうと白けたりするもんな。
プロパーで一回も観なかったマクロスFだが、サントラなどはつまみ食いのように聴いていたのである。楽曲がいいアニメの俺ランクには上位にあるマクロスFだが、エンドタイトルのクレジットで「菅野よう子」の名前を発見した。知らなんだ。
そういえば同じ「菅野よう子」のカウボーイビバップにもニンジーンみたいなかわいい曲があったな。
カードキャプターさくらのOPはフルレングスで聴いてから「これはウチに無きゃダメだ。」と思ったくらいなので菅野よう子ファンだと思う。よく知らない人なのだが。

それはそれとして、週刊朝日かなんかで、無料の商品について書いた人がいたらしくて、いや、ベストセラーらしいのだが、それをあずまひろきが取り上げていた。
1割の富裕ユーザーが9割の一般ユーザーのコストを支払うと言う構造なのだという。これを富の再配分という言葉で解説した。

富の再配分、という言葉がずっと自分には思い浮かばなくてモヤモヤしていたのだが、世界中にタダでばらまかれる著作物。
日本で8000円からするDVD、世界中で気軽に買える層は何パーセントくらいだろう?
アニメを例にとると、ネットに乗って世界中で見られるのである。なにせ放映後一週間もしないうちに字幕付きでアップロードされるのだ。
ポンニチの数十分の一の所得の人民も楽しみにしているかも知れない。
著作権のほうにたてば、単純にいうと貧乏人はアニメはミルな。ということになってしまう。人としてどうだろうか?

拡散は広告効果には悪くないはずだが、一方、著作権にかかわっている人がコントロールできないなどで売り手に不利な所がネックになっている。広告代理店屋も今のままの拡散状態では商売にならないだろうし。

P2Pの拡散で、著作物の売上はどのくらい支障が出ているのであろうか?ヒット数が多い拡散された作品はDVDやBDの売上も高いようにも見えるのだけんども。
先月末にはファイルの共有で幾人もの犯罪者を作り出しているのだが、犯罪者が利用したソフトやファイル交換サーバは本来は犯罪者を生み出す装置ではなかったわけである。
10年、20年後にはこの一件どういう風に見えるのだろうか。
[ 投稿者:山下全裸大将 at 20:07 | 本を読む | コメント(0) | トラックバック(0) ]