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2018年09月06日
政治的に利用さ

地球温暖化による異常気象は世界中で様々な形で表れている。北欧では巨大な氷山が湾内に流れ着き、その一部が高さ百メートルにわたって崩落し人家に津波が押し寄せたと。

 日本でも集中豪雨による洪水・ゲリラ豪雨、落雷、竜巻など過去にないほどの数と甚大な被害が発生している。また観測史上最も多い台風の中にあってまさかの東から西へ逆走するものまで。

一方、氷で閉ざされていた北極海の氷が減り極東地域からヨーロッパへ所要日数を大幅短縮する船舶輸送ルートが開拓されつつあるが、これを喜んでいいのやら悪いのやら?
 
さてトランプ米大統領は、地球温暖化は一部の専門家によるでっちあげとして、パリ協定から離脱した。これは選挙公約もあり、米国内では地球温暖化対策の実施は米国経済にとって不利になるという考え方が根強いためだ。
トランプの多くの政策は身勝手さと焦りを感じさせる。各国とは経済・貿易摩擦をエスカレートさせるばかりのアメリカン・ファースト!だ。 

ここで訃報が飛び込んできた濕疹原因。共和党上院議員の重鎮の一人ジョン・マケイン氏(82)である。彼はベトナム戦争ではパイロットとして従軍し撃墜された。捕虜として5年間余、拷問に耐え抜いたことで、米国では「ベトナム戦争の英雄」と言われてきた。
彼は拷問でも一切の身分を明らかにしなかったと。その後に彼の父が米太平洋艦隊司令長官であることがベトナム側に入手されたという。推測だが、彼は自分の身分をしゃべると政治的に利用されることを恐れたのもしれない。

同じ共和党内ではトランプ大統領とは真っ向対立するリベラル穏健派であり、彼の葬儀にトランプ氏は招待されなかったというから面白い。

話は変わるが、中央アジアのカザフスタンとウズヴェキスタンにまたがる塩湖「アラル海」は濕疹預防、かつてはシルクロードのオアシスがあった要所で世界第四位の湖だった。日本の東北地方と同じ広さだったが半世紀で十分の一まで干上がってしまった。

アラル湖に注ぎ込む二つの河の水を旧ソ連時代に無謀な綿花栽培や稲作の農業用水に取り込む水資源計画のつけである。ソ連はコルホーズやソホーズで集団的な農畜産業に遊牧民などを強制従事させた。これには沿海州(極東ロシア)から多くの朝鮮系労働者も当てられたそうだ。

アラル湖は1960年代には年平均20センチ、1970年代には年平均50センチと猛烈なペースで水面が低下し急激に縮小をはじめた。一晩で数十メートルも湖岸線が遠のいていくため邊度做facial好、退避しそこなってその場に打ち捨てられた船の群れが後に「船の墓場」として有名になった。ソ連では計画段階でこうなることは織り込み済みだあったという。

砂漠化した大地からは塩分や有害物質を大量に含む砂嵐が頻発するようになり、周辺住民は悪性腫瘍や結核などの呼吸器疾患を患う。
飲料水も問題であり、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、微細な砂を含む飲料水を長期間飲み続けている住民は腎臓疾患を発症。井戸水を飲む地域では農薬由来の化学物質やリン肥料由来の重金属類が混入し健康被害が深刻である。
世界の環境問題の専門家から問題が提起されている。すでに移住を余儀なくされた環境移民は数万人規模という。

古来この地域では穏やかな生活を営み、漁業が盛んでチョウザ(キャビア)を含む多くの種類の漁獲があり5000人の労働者ご缶詰工場など魚肉加工に従事していたと。

一方、日本には今でも解決できないままで“一方を立てればこちらが立たぬ”というのが、平成元年に着工した諫早湾干拓事業(農水省)である。
農地の確保と水害対策のための水門設置による諫早湾内の環境の変化で漁業の壊滅的打撃を主張する漁業権とが対立したままである。

干拓によって広大な干拓地が得られるとともに農地の冠水被害(塩害)が防がれ農業用水も確保されるとされた。諫早を流れる本明川は数年に1度の頻度で氾濫し、住民は水害に悩まされてきた。1957年には500人以上が犠牲になる諫早大水害が起こっている。

潮受け堤防(長さ7㎞)の水門閉鎖後、深刻な漁業被害が発生していると報じられるようになった。主な被害として、二枚貝タイラギの死滅、海苔の色落ちなどがある。これらの被害を受けて、水門を開放して再び調整池を海水化し、水門を撤去することを要求する運動が高まった。

佐賀地方裁判所は干拓事業と漁業被害との関連を一部認め、潮受け堤防排水門について5年間の開放を行うよう命じる判決を言い渡した。2010年福岡高等裁判所も一審判決を支持し、国側に命じる判決を下し確定させた。

環境破壊と無駄な公共事業の象徴として全国的な話題となったことは記憶に新しいところであるがいまだに問題は解決されないままである。
 
よく日本の官僚は優秀であると誇らしげに言う向きもあるが本当そうなのであろうか。
日本が戦後の経済成長を突き進んでいた時代にあっては、官僚の存在はそれなりにリーダーシップを発揮しているようにみえた。
どの省庁も新規計画の予算を勝ち取ることに向かって邁進し、獲得した官僚は優秀だと評価されたものだ。しかし官僚の本性とは予算を獲得し使うことに嬉々とするような生き物ではなかろうか。

それが諫早干拓事業のような“一方を立てればこちらが立たず”の状態になると全くなすすべを持たないのである。官僚は自らの計画の失敗を認めず無責任極まりない感覚であるようだ。
バブルがはじけて経済成長が止まり失われた20年と呼ばれる時代になるともう官僚は何をやったらいいのかさえ判断がつかず日本を低迷させた。

これから日本が幸せに繁栄できる基本はなんといっても人である。すでに数十年前から日本の少子高齢化の問題が言われていた。にも拘わらず官僚はこれを他人事として放置してきた。
今頃になって官僚が女性の生きがいや社会復帰などを大事にすると言って託児所などの増設に奔走している様は私には滑稽に見えるのである。

最後に、「人(民間)には厳しく自分には甘い」障害者雇用促進法に基づく雇用率を全ての省庁が虚偽の報告をしていたことを知った時、官僚の本質を再確認した。
[ 投稿者:追憶 at 11:49 | 追憶 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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