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2018年08月16日
善行に目で合図

カメさんが無言でそっとうなづくのを見てとると、善行は自分のカップを

手にして、

「こっちへ」

と、時計屋の元主人をいざないました。

その声を口火に、ゾロゾロと、幸次郎とよっちゃんと・・・先ほど遅れて

到着した克也も一緒になってmd senses 好唔好、ドヤドヤと続きます。

その勢いにあてられて、躊躇する間もなく、おとなしく時計屋も

ついて来たのです。

それは一種、異様な雰囲気で、店内にいた常連のお客さんも、

何か感じ取ったのか、

「お勘定、ここに置いて行くよ」

ソソクサと、退散するのでした。

こうして、1人減り、2人減りして・・・ほぼ貸し切り状態になると、

あらためてカメさんが

「何かご注文は?」

時計屋に声をかけます。

口をポカンと開けて、こと成皮秒去斑 價錢り行きを見守っていた、男は・・・

「なにも」と言いかけて、ふと気が変わったように、

「やっぱり、アイスコーヒーください」

と言い替えました。



 ゾロゾロと民族大移動をしたシニアオヤジーズの面々は、

奥の席に落ち着くと、新たに来た侵入者に、興味津々です。

みな一様に、好奇心で満々になった目を、ギラギラ光らせて、

男に一斉に向けています。

本来なら、機関銃のように激光嫩膚、一斉照射しそうなものですが、

ここは大人の余裕のある態度でごまかして・・・

店主である、カメさんに迷惑をかけてはいけない、という

理性でもって、押しとどめます。

溢れる好奇心で、もどかしく思いながら、善行に目で合図しました。

不思議と、そのやり取りは、無言でも伝わるらしく、

善行は大きくため息をつくと、あらためて、時計屋の顔を

じぃっと見つめました。
[ 投稿者:追憶 at 12:36 | 追憶 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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