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別のblogとか

2015年06月14日
ハイエンドキーボード
最近サンワサプライのメカニカルキーボード(黒軸)がまれに反応しなくなることがあった。メカニカルキーボードでよく言われるチャタリングとは逆の現象。

いろいろ考えた結果、キーボードを買い換えることにした。もちろん、メカニカル式か、静電容量無接点式のものだ。
というのも、黒軸では最近重い気がしてきたのである。黒軸メカニカルのキーボードを買ったのが1年前。その時の手書き文字では既に万年筆を使うようになっていたが、主にステンレス製の固めのペンが多かった。しかし昨年秋ぐらいからは金ペンを使い始めた。次第に金ペンに合わせてなのか筆圧が軽くなった気がした……ので、その影響があるのかもしれない。

考慮の結果、東プレのRealforce 108UG-HiProというのが良さそうだと思った。2万円台後半(実売価格。メーカー希望小売価格は無い)のものすごく高価なキーボードだが、結局購入。

Realforceの箱箱はまさに「業務用」といった簡素なデザイン。こういう、質実剛健なパッケージもRealforceの特徴には違いないが、それは瑣末なことである。
では何が特徴なのかというと、スイッチが静電容量無接点式という、原理上チャタリングを起こさない長寿命な方式をとっているところ。これはもともと業務用キーボードで使われている方式だったものを一般向けに販売したものだそうだ。Realforce以外で同様のスイッチを採用しているキーボードには、Happy Hacking KeyboardというUNIX向けキーボードがあるが、それのスイッチ部分も東プレのOEMだそうである(Professionalモデルのみ)。

Realforceの箱を開けたところ箱を開けたところ。
今回買ってきた 108UG-HiPro というモデルはハイエンドモデルである。Realforceはもともと小指で押すキーなどが軽くなっている変荷重モデルが基本だが、このHiProモデルはそうではなく、すべてのキーの荷重が45gとなっている。45gといえば、Cherry MXスイッチの赤軸や茶軸も約45g(正確には45cNセンチニュートン)だそうだ。

箱から出したところそしてHiProモデルの特徴として、キートップが「電子タイプライター風」なのだそうだ。私は電子タイプライターの実物を見たことがないが(昭和61年生まれだし、物心ついた頃には日本語ワープロが既にあった)、明らかに現在売られている大多数のキーボードとは異なる。おわん型のキートップになっているのである。あれ? これってどこかで見たような……
CS2122Dのキー部分

シャープのCS-2122D(電卓)の、1〜9のキーがそんな感じだった。

ハイプロキーボードの特徴は他にもある。他の多くのキーボードではFとJに突起があることでホームポジションを認識できるが、ハイプロ機種の場合その突起がない代わりにSDFJKLの6キーのくぼみが深くなっている。CS-2122Dの場合は456のキーの彫りが深くなっていて、なおかつ5に突起が付いている。

もうひとつ、ハイプロキートップの特徴とは直接関係しないことだが、日本語キーボードにはつきものの「かな刻印」(たていすかんな……)がない。そのため、キートップの刻印がシンプルな印象だ。かな刻印は、私のようなローマ字入力のユーザーには無用のものだ(私の場合はiPhoneでもローマ字入力で通している。大体、私は学生時代韓国語の授業をとっていた時、ハングル刻印などあるはずもない日本のキーボードでも困ることはなかった。)。逆に、かな入力のユーザー(私の周りでは、かつてネットゲームをプレイしていた頃のギルドメンバーに一人いた)にとっては重要なものである。かな刻印有りのモデルが入用の場合、Just MyShopから一太郎30周年限定モデルが「かなあり」で出ているのでそちらも検討するといいだろう。

なお、私が買ってきたモデルは日本語配列(かな刻印なし)だが、これとは別に英語配列のモデルも販売されている。
韓国ではLEOPOLDという会社が(同社のキーボードの中にはFC660C(スイッチは東プレのOEM)のように日本に輸入されているのもある)日本でも販売されている英語配列モデルの104UG-HiProの他に、ハングル刻印有りの104UK-HiPro(色としては一太郎モデルに近い白とグレー)を取り扱っているようである。あちらでの販売価格は33万ウォン(日本円に直すと3万6600円くらいになる)と書いてあった。日韓海峡を超える分高くなるのだろうかと思ったが、逆にLEOPOLDのFC660Cが本国で21万9千ウォン(2万4千円くらい)に対して日本ではもう少し安くて2万3000円くらいだったりするのでどうも違うようだ。

裏側この機種はUSB専用であり、PS/2変換ドングルには対応していない。以前使っていた黒軸キーボードはUSBとPS/2の兼用型だったがPS/2接続していた。なので、USB接続のキーボードを使うのは今回が初めてとなる。ただ、現在のBIOSはUSBキーボードでも動くし(USBレガシーサポートをOFFにしない限りは)、問題があるとすればキーの同時押しを多用するゲーマーくらいであろう(USBインターフェイスでは6キーまでしか同時押しを認識しない。そのためにPS/2接続キーボードの需要がある)。そもそもこのハイプロ仕様のキーボードはゲーム向きではないのだが。
このキーボードは高級機らしく、ケーブルを左から出すか、右から出すかを切り替えることができる。私の環境では左に本体があるのでそちらからケーブルが出るようにした。

私が使ってみた感想だが、黒軸より若干楽になった気がする。それと、黒軸と違ってスコンスコンという感じだ。打鍵音は打ち方にもよるが、青軸ほどうるさい感じがしない。
ただ、人を選びそうな気がする。特に、かな入力する人には向かない。ローマ字入力のユーザーで、ゲーム用以外で探しているのであれば、試してみる価値はあるだろう。
[ 投稿者:芙蓉美晴 (MihailJP) at 20:29 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0) ]