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別のblogとか

2014年10月12日
金ペン事始め
ここ数ヶ月、私が使う筆記具といえば専ら万年筆で、ボールペンはカーボンコピーの伝票を書くときにしか使っていない。今までは主に鉄ペンを使っていたが、先月からついに金ペンにも手を出した。

金ペンを買ったきっかけは、Diamine Registrar's Ink というインクを使いたかったからである。これはブルーブラックという鉄イオンの化学反応を利用するタイプの耐水性インクなのだが(今ではこの種類のインクを製造している会社は少なく、古典インクと呼ばれている)、その中で一番耐水性に優れているインクである。一度ガラスペンで使ってみたが、青い色のインクがすぐに濃くなったのを覚えている。最近ナガサワ文具センターでも取り扱いを開始したため入手しやすくなった。やはり実店舗で手に入るのは大きい。

まずは1万円クラスの金ペンで、私の使い方から言って細めを考えていた。せっかく金ペンなのだから柔らかめがいいかなという思いもあった。何日も試し書きに行った。いくつかの候補が出た。

パイロット カスタム74。中細(軟ペンではないほう)あたりだと強弱がつけやすかったと覚えている。鉄ペンに慣れていたせいか軟ペンではむしろ強弱が付けづらかった。
プラチナ #3776 センチュリー。極細と超極細を試してみた。細字では少し太い気がした。14金ペンなのである程度の弾力がある。

ほかに、パイロットの Justus 95 という、硬さを調節できるペンを考えていた時期がある。しかし、これは30000円クラスのもので、ネット上の評判を見るにそれほど調節できる幅は大きくないのではと思い、候補から外した。

結局センチュリーの極細にした。私は普段楷書で書くことが多いので、楷書が映えるというプラチナを選択。これが最初の金ペンとなった。思えば最初の鉄ペンは、安いから(当時は消費税5%だったので1本210円)というだけの理由で選んだプレピーであった。これもプラチナ万年筆の製品である。

その後もう1本金ペンを買ったが、これはカッパープレートとかスペンサリアンといった英文字用にと考えていた。このような字体は本来つけペンで書くものだがやはりつけペンは面倒である(専用のペン軸とペン先を使う。どちらも持っているが、ペリカンのケーニヒスブラウ(ロイヤルブルー)を使ってしばらく置いていたら少し錆びた)。ナミキファルコンでカリグラフィーをしている動画があるそうだが、あれは調整済みであるとのこと。

この目的にはいくつか候補があった。というより、選択肢が少ない。

ひとつは Noodler's Ahab。欧米では安い(20ドル台らしい)らしいが、大阪の実店舗では扱っていない、通信販売(並行輸入品)だと1万円以上する、ネット上の評判を見るに当たり外れが激しいらしい、ということでやめておくことにした。

残りの候補はパイロットのエラボーか、カスタム742のフォルカンである。これなら実店舗で手に入るし、何より日本のメーカーである。どうやらカスタム742フォルカンのほうが良くしなるらしいのでそちらにした。

で、この万年筆で使うインクは何度か変えた。
最初は一緒に買ったパイロット純正品のブルーブラックインクである。ブルーブラックと言いながら普通の染料だが。このインクだが、なんだか明るい。プラチナのブルーブラック(これは古典インク)も明るいし。
2番めはプラチナ万年筆の顔料ブランセピア。耐水性に優れたセピアインクだが、これも明るい色だという点だけが気に入らなかった。
3番めはナガサワの旧居留地セピア(製造元はセーラー万年筆)。色は良いのだが、コピー用紙に書くと滲む。これではいけない。レポート用紙ならにじまずに済む。
最後に辿り着いたのが Rohrer&Klingner Sepia である。こちらも濃い色だが、コピー用紙に書いてもにじまなかった。これならいける。

そんなわけで金ペンは2本使っているのでした。
[ 投稿者:芙蓉美晴 (MihailJP) at 22:20 | 万年筆 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

9月の読書記録
久しぶりです。

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[ 投稿者:芙蓉美晴 (MihailJP) at 11:15 | 読書記録 | コメント(0) | トラックバック(0) ]