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2017年11月21日
-コントロール-
遡ること二年前

ゴールデンウィークを控えた忙しいさなかに

僕の中の何かが熊野へとむかわせた。

往復1200km。

夜に東京を出て翌日の夜に東京に戻る。

運転手は僕以外にいない。

相棒としての実力を試したかった。

それもあったかもしれない。

長く果てない道に思えた。

こんなことするんじゃなかった。

そう思うこともしばしばだった。

眠気も容赦なく僕の脳味噌を襲う。

同時にアセりも僕を襲ってくる。

もっとスピードを上げなければ。

自分をもう一度奮い立たせ

シートから少し身を離し

前かがみの姿勢になって意識を覚醒させる。

レガシィのハンドルに身体を預け

更にアクセルを踏み込もうとしていた。

そのとき

僕の右足に必ずぶつかってきたものがあった。

クルーズコントロールのスイッチだった。

知らぬ間に右腿でそのスイッチをONにしていたのか

メーターの中の「CRUISE」という緑色のランプが

パっと点灯するのに気付くことがしばしばだった。

僕はその光が点く度にはたと我に返り

クルーズコントロールのレバーをセットして

いつもの気儘にのんびらペースへ復帰していた。

即ち100km/時で高速巡航を再開させていた。

程よく僕の体をホールドしてくれるシートに

その身を預け直して。

レガシィのクルーズコントロールのスイッチは

ハンドルポスト(付け根)ではなく

なぜかハンドルそのものに取付けられており

ハンドルを切る度に合わせて動いてしまうことが

購入直後からずっと気になっていた。

何故だろう。

邪魔くさいだけなのに。

他の車では動かない位置にあるものなのに。

瞳の中にも入らないようにしておくものなのに。

納車後からこのドライブの開始前まで

ずっとずっとそう思っていた。

やっぱり出来が悪い。

だって常識ハズレ。

ホントどうしようもない。

そうも思っていた。

しかし

このドライブを終えたあとの忙しいGWのさなか。

ネットでの表現のあり方を試行錯誤しているうちに

僕の中の何かがパチンと目を覚ました。

僕は大切な妻と家族との夢を叶えるためにも

この車にずっと乗り続けていかなければならない。

そう思えた。

ここまで真剣に運転者の安全を考えている車に

今まで乗ったことがなかった。

そこにようやく気付いた。

そして

僕が僕自身の目指すべき道を見失わないためにも

この車とスバルの技術者を信じて

ずっと乗り続けていこう。

そう心に決めた。

ついでに

大好きなこの車がこの世からなくならぬよう

僕のできるだけの力は尽くそう。

ネットという手段を使って表現してみよう。

だって

スバル・レガシィという大切な遺産がなくなったら

僕自身が行く道のコントロールを失ってしまう。

そう思ったのです。

♪ With a lot of Thanks for SUBARU and LEGACY forever ♪
[ 投稿者:mahogany at 20:20 | おもちゃ、お友達 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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