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2016年12月15日
に抱っこをせが
都会っ子の俺には香港權證
さっぱりわかんねぇ」
敦の言葉に美桜里が笑う。
敦さんってどこの出身なの?ずっと東京?」
…ああ、と言いたいとこだが、高校卒業までは高知なんだ」
高知!大学から東京なのね」
そ。あんたも大学、本土なんだろ?」
と言っても、私は北陸の大学だけどね」
主人がタープを広げて紐を伸ばしながら、二人を見上げる。
これも砂袋に砂を詰めて埋めるから、まずは砂を詰めろや」
敦と美桜里は素直に砂を詰め始める。
それにしても、結構熱いね。早めにタープを建てよう。」
栄太が空を仰ぐとさんさんと太陽が輝いていた。
ふと見ると、美波と葉月は砂遊びに夢中になっている龍大を見守るようにして座っている。
その葉月の横顔が少しPretty renew 代理人

固いことに、栄太もザンも、そして敦も気づいていた。
龍、すごいね。初めての海だね…」
うみ〜?こえ、うみ?」
そうだよ。全部水なのよ。しょっぱい水なの」
しょっぱ?」
後で一緒に入ろうね」
葉月さんと龍ちゃん水着持って来たんですね!用意がいいですね」
帰りにスパリゾートに寄ろうかって言ってたの。まさか島で海に来れるとは思ってなかったから…」
そうですよね。私も一応水着持って来といて良かった!早く設営して遊びたいですね!」
…そうだね。…」
どことなく元気のない葉月に美波も少し不思議そうにしていた。
黙って砂遊びをする龍大を見守る二人。
会話が続かず、美波は気を遣ったのかテント見てきますね」とその場を後にした。
葉月は膝を抱えて座り、た重啟人生
め息をつく。
(海は…やっぱり嫌い)
水平線を睨むようにして見つめる。何度こうして水平線を見つめただろう。
救助の船を待つ、見張り班の日は日がな一日こうして水平線を見つめていた。
そんな顔するな」
突然隣から声をかけられ、葉月は驚いて顔を上げた。
…ザン…」
龍大は嬉しそうにザンに抱っこをせがむ。
児童養護施設で世話になったのを覚えているのだろうか。
ザンは穏やかな表情で龍大を抱き上げながら隣に座る。
まだ、海を見るのは辛いか」
…そう、だね。…ザンも?」
…この海に、鈴木とジェイコブが眠ってる。この手で海に還したんだ」
うん」
[ 投稿者:linhan516@yahoo.com at 17:01 | hufdyusj | コメント(0) | トラックバック(0) ]