
1997年9月に新潮社より発行された写真集『少女館』は、前年の雑誌『BRUTUS』(マガジンハウス)7/1号特集「少女」(撮影、篠山紀信。24P)のために撮り下ろされた写真によって構成されている。
モデルは、吉野紗香、栗山千明、水谷妃里、鈴木紗綾香、浜丘麻矢、安藤希、小倉星羅、安藤聖。
内容というかコンセプトは、”少女館”に集う8人の少女の生態を色々なシチュエーションで切り取って見せる、というもの。基本的には、少女全員衣装はおそろい。それは、ワンピースだったり、ベイビードールだったり、バレリーナだったり、娼婦だったり、下着姿だったり、シュミーズだったり、パンティにTシャツ1枚だったり、ビキニだったり、裸にシーツを巻きつけただけだったり、入浴中(ただ、この写真集では栗山千明のヌードはない。セミヌードやパンティ食い込みはあるが)だったり。そんな彼女らが強烈に性的な匂いを漂わせながら(させられているだけだろうけど)、カメラに収まっている。はっきり言って、好きな人にはたまらないが、だめな人は徹底的にだめなビザールな写真集、ヴィクトリア朝ポルノw ルイス・キャロルが泣いて喜びそう。私はまったくだめで、最初見たとき吐き気がした。そのまま部屋の隅に放り込んだ。これを書くにあたって、久しぶりに引っ張り出して見たのだが、やっぱりあかんわ。『神話少女』よりまだ強烈。そういう意味では、この写真集が、篠山紀信のロリータ写真の集大成と呼べるかもしれない。実際、この後強烈に目に見える形では先生はエロロリータはやっていない。そして、栗山千明もエロを卒業wする。翌98年、児童ポルノ法が議員立法として提出される。
ちょっと話はそれるが、聞いたんじゃなくて読んだんだろうってことで、昨日の私の『神話少女』の意見に対して、早速GO!GO!CKさんが反応したのはさすがと言う外無いのだが、ただちょっとずらされているというか、要は私が言いたいのは、栗山千明の裸見てどう自分は反応したのか、ということなのだ。栗山千明があの写真集を誇りに思っていることは、私もそう書いているし、問題はあれを受け取る側の反応なのだ。社会人が、いかにネットの世界だからといって、11歳の女の子の裸見た感想なんか書けるか、って言うのならわかるが、それも飛ばして、栗山千明を支持すると一見純粋に栗山千明を応援するという立場を声明するのは成立するのかな、と思う。意地悪く言えば、栗山千明におもねている。過去に興味が無い、というくらいだから、『神話少女』を見たことが実際無いのかもしれないが、今でも栗山千明自身が、自らのキャリアの中でも重要なもののひとつと言っているのだから、応援する側もその『神話少女』を知らなきゃ、支持するも何も無いだろう、と思う。綺麗事で済ましたいっていうのは知恵としてはありでしょうけど。でもそれなら逆に人間・栗山千明は成り立たない。
ただ、この写真集私がえらいなと思うのは、やたら厚いこと。サイズはA5で小さいけれど、ヴォリュームはある。厚さ2,6cm。3,200円もするのだから、これくらいのヴォリュームは欲しい。
『プリンセス』も見習ってくれいと思うのだが、掛かった経費は同じだったかもしれない。
ああ、終わった。これでくりさんエロエロ時代の話は終わり。
明日からは楽しく明るいピチレ・ニコモ時代の話を書いていきます。







