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2011年07月20日
女子ワールドカップに関する米メディアの記事を読む


 さっきCNNのWWCの記事読んでたんだが、読者の記事へのコメントの中に、

”PK戦の前に日本の監督は笑っていた。おかしい、まだゲームは終わっていないのに笑うなんて。あの監督はあの時点ですでに結果を知っていたんではないか。”

 どう解釈すればいいのだろうな?
 八百長?でもどうやって?PK戦なら審判買収したって意味ないし。
 延長が終わってPK戦が始まる前にすばやくアメリカ側に金額提示して話しつけたのかw

 ネットでいろいろ読んだり見たけど、結構日本を攻撃するアメリカ人が多い。
 卑劣な勝ち方、という批判もあったけど、これもよくわからない。
 点の取り方?隙を突いて掠め取るようなゴール?
 ゴールは、アメリカのようにフィジカル勝負で、タッチダウンパスでドカン(1点目)、豪快にヘッドでドカン(2点目)とわかりやすい形で決めなければいけないのだろうか?
 PK戦を批判する記事もあった。延長までやっておきながら、最後はコイントスのような運勝負かって。
 これはわからない理屈ではない。延長でリードしてても時間稼ぎやらないアメリカだから、日本も追いつけたと思わないでもないし。
 筋が通らないことは嫌なんだろう。
 でも矛盾をはらんでいるからこそサッカーは面白いし、その多面性で世界中(アメリカを除く)で人気を得ているのではないか。
 理想主義ゆえに時に偏狭になるアメリカはサッカーに向いていない。いや、女子サッカーはしばらくはアメリカで盛り上がりそうだから、ルールをアメリカ人好みにさせるかな、延長はサドンデスで延々とやるとか。

 ずっと米英のワールドカップの記事を読んでいた。試合内容に関してはアメリカの敗戦にも関わらず大半の記事は絶賛している。あの高級文芸誌のThe New Yorkerまでも取り上げて、”素晴らしい試合”と絶賛していたのには驚いた。
 アメリカではサッカーはメジャーとは言えない中、ここで急に盛り上がった女子サッカー。それを取り上げるメディアの記事は多様で面白い。その中で興味深かったことをいくつか。
 

・アメリカの記事で、0-0のサッカーのゲームを見るくらいなら、通販番組見てる方がまし。
・イギリスの記事で見出しが、巨人を葬って時計を得る。
他の国のように、日本も優勝したらボーナスが出ないのか、という質問に佐々木監督が、金のためにやっているわけではないから出ない、時計くらいは記念に貰えるのではないか、と答えたことを踏まえたもの。
その記事によると、アメリカチームは優勝したら各々ボーナスで300万ドルスポンサーのIT企業から貰えるそうだ。トータルで300万ドルの間違いではないかと思うが、記事にはそう書かれていた。本当なら、アメリカの選手たちは内心相当落ち込んでいるんじゃないか。
・アメリカ敗戦後、ツィッターのトレンドにPearl Harbor、Japsが挙がった。フェイスブックには日本を侮辱する書き込みが増えた。そのことを指摘し、品格を保て、と注意を促す記事があった。

 ネガティブな記事ばかりなのもフェアじゃないので、最後にアメリカの記事で、凄くいいなと感じた文章。


”アメリカ人は偉大なるアメリカの物語を望んだ、確かにね、でもちょっとインディアナ・コルツをスーパーボウルで倒したニューオーリーンズ・セインツを見てみたいなとも感じていた。セインツは、ハリケーン・カトリーナで被害を受けた街を復興させようという大きな目的でプレイしていた。
日本人は、もちろん、津波と地震の被害から立ち直ろうとしている。
素晴らしい物語だ、はためく旗がどちらの旗であろうと。”


[ 投稿者:JimM at 04:07 | 東日本大震災 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2011年03月21日
ハルク・ホーガンの謝罪


 3月15日のハルク・ホーガンのツィッターより。


“The tsunami of wrestling wasn’t cool, it will never air, it’s already cut out, but when you’re cutting promos old school and not following a Script like the other robots will no skills, sometimes you make mistakes. I’m sorry. I was on a roll and made a mistake. nothing but love and Total respect for Japan, but you guys already know that. I totally apologize. keepin it real HH4Life.Much respect, love for Japan HH.”


 ホーガンが現在所属しているプロレス団体のTNAのTVショーの14日のテーピングで何を言ったか、ここには詳しく書かれていないが、アメリカのプロレス情報サイトによると、”俺の軍団の力は津波なみで、世界中を覆い尽くすぜ!”なんて言ったみたい。
 脚本には、"tsunami"の言葉はなくて、ホーガンのアドリブとのこと。
 "tsunami"という言葉が発せられた瞬間、観客はドン引きしたそうだ。
 謝罪文に書かれているように、オンエアされることはない。

 ホーガンにしてみれば、いつものプロレスのワークのつもりだったんだろうし、アフラックのアヒルの声を首になったコメディアン、ギルバート・ゴットフリードの笑えないジョークなんかと比べたら、悪意のない他愛のないもんだと私も思うけど、今のアメリカ人にとってはセンシティブに扱わなければならない問題なんだろう。
 下手うって、日本に米国債売られたら大変だもんねw

 ゴッドフリードにしてもホーガンにしても謝罪の中で日本への思いも書いているけど、アメリカ国内の問題だよなあ。
 今の日本にしてみれば、相手にしている暇はないし、ゴッドフリードにしろホーガンにしろ、誰それ?の存在だし。

 逆に日本で、ツィッターで盛り上がっている”これだけ世界から日本は愛されてますよ”キャンペーンも気持ち悪い。政治を綺麗事で覆い隠そうとする悪意すら感じる。


[ 投稿者:JimM at 13:12 | プロレス | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2011年03月15日
デイリー・ミラーのコラム


 英紙「デイリー・ミラー」の今回の東日本大震災について書かれたコラムです。
 英紙のサイトですが、日本語訳の文章が載っています。
 泣けました。よろしければ是非読んでみてください。

http://www.mirror.co.uk/news/columnists/parsons/2011/03/15/japan-quake-and-tsunami-steel-in-an-old-woman-s-smile-proves-why-japanese-spirit-will-never-be-broken-tony-parsons-story-translated-into-japanese-115875-22991298/


[ 投稿者:JimM at 22:00 | 東日本大震災 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2011年03月08日
『MiLK(ミルク) ~滴る女~』


 初音みのり主演の『MiLK(ミルク)〜滴る女〜』




 女たちの奇妙な性癖を描いたエロスレーベル「ENOUGH イナフ」の第3弾。
 第2弾が『ラバーズ 覆う女』で、第1弾は『ヘクトパスカル 疼く女』。
 『ヘクトパスカル 疼く女』の監督亀井亨、脚本港岳彦のコンビが、この『ミルク』をも手がけている。
 亀井亨は、テレビの『ねこタクシー』で知った。オフビートなコメディ感覚が持ち味だと思った。この『ミルク』でもそれが生かされていて、面白かった。

 脚本の港岳彦のブログによれば、この作品は『アメリ』を想定しながら書いたということである。
 確かに言われればそうである。『アメリ』よりいいと思うけど…
 主人公の心象風景を語るナレーションが過多だと思う(でも声がすごくいい、ナレーションは田中智保)けれど、『アメリ』だし、制作上の制約もあるだろうし。

 『ラバーズ 覆う女』同様、これもエロ成分は少ない。このシリーズ中最もエロが少ない。
 第一、女たちの奇妙な性癖を描い、ていない。
 巨乳の女の子が、自分が周りから、男手一つで自分を育ててくれた父親からですら、胸だけしか見られていない、胸だけの存在、実家が経営している牧場農家での乳牛のような扱われ方で人間として見られていないことに悩む姿を描いた映画で、性癖は何の関係もない。

 初音みのりは、以前パチンコ物のVシネマを見たことがある。
 メイキングの初音みのりのインタビューによれば、Vシネマは3本目で、1年ぶりに演技の仕事をしたということだ。
 パチンコ物の演技も可愛らしくてよかったが、今回は難しい役を見事に演じている。台詞を言わせると少し残念な面もあるけど、体全体の表現の豊かさが素晴らしい。
 インタビューで、人間観察が好きなこと、主人公の感情の表現の仕方と初音みのり本人の感情表現との違いについて的確に語っていたが、その場その場での相手との感情のやり取りを掴むのが上手いのだろう。映画の終わりに、父親(演じる田村泰二郎がとにかく上手い)と和解をする場面と、自分の胸を見ないで接してくれる男の自転車に二人乗りをして、男の背中にもたれて号泣する場面は特によかった。
 
 『おねだりマスカットDX』で、ゴリラの真似で笑わせてくれる初音みのりですが、この映画では人のために生きている乳牛を愛おしく切なく見事に演じ切っています。



[ 投稿者:JimM at 16:27 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2011年03月06日
ラバーズ ~覆う女~

 
 内容はこの予告編見れば分かる。




 AVは見ないけど、希志あいの主演のVシネマは3本見ている。
 ギャンブル物2本、コメディタッチの童貞物1本。どれもベタな話のVシネマなのだが、希志の演技のおかげで楽しく見られた。
 不思議な女優で、決してうまいとは言えないのだが、希志が演じるとどんなつまらない話のなかのベタなキャラクターでも、感情移入して見てしまっている。
 どれも苦境に陥った希志がそれを乗り越えハッピーエンドの物語。その中で終始、希志の動きは切羽詰まっているのだ。その動きに感動する。
 ヒッチコックが言うように、モーションがエモーションを喚起させる。
 『ラバーズ 〜覆う女〜』でも同様だ。
 物語は設定の奇抜さとは裏腹に、弁当工場で働く若い男女がお互いの違いを受け止め、恋を実らせていくという、まるで吉永小百合・浜田光夫コンビの往年の日活の青春映画の如き古めかしさ、なのだが希志の切羽詰まった動きが映画を躍動させる。
 特に山本浩司が初めて希志の住むマンションを訪れることになって慌ててラバースーツを隠すために部屋中を必死に右往左往する様をワンカットで見せる場面の希志の動きは本当に素晴らしい。
 弁当工場での労働の場面もよかった。この映画はきちんと労働を描いているから気持ちがいい。
 よくあるでしょ?そんな話は仕事が終わってからにしてくれよ、って言いたくなるドラマや映画が。

 山本浩司や弓削智久といったそこそこの俳優が出ているので、エロ成分は大したことないだろうなと予想していたとおり。
 エロを求めると失望する。
 ゴムフェチと私のような希志あいのの切羽詰まった演技が好きな人向け。



[ 投稿者:JimM at 04:13 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2011年03月04日
隣の家の少女


 物語だけ聞けばショッキングなんだけど、映画は何の変なところもないさわやかなアメリカの青春映画。
 『スタンド・バイ・ミー』のような少年がひと夏の過酷な体験を通じて大人に成長しました映画。
 原作は読んでいないけど、映画と原作を比較した人のブログによると、ずいぶん原作を改変しているよう。
 原作通り作ればX指定になること確実で、興行的に厳しくなるから、こんな作りにしたのだろうか。でもこんなにぬるく作ったら、原作のファンは喜ばないし、かといって一般の人に届くような題材でもないのだから、どっちつかずで上手くいかないと思うのだけど。
 実際この2007年の映画は、IMDbによるとアメリカではニューヨークで限定上映されただけでDVDスルー、世界で劇場公開されたのはイタリアと日本だけ、日本は作られてから3年遅れの公開だ。

 『隣の家の少女』だけど、少女じゃない。演じた女優は当時22歳。ヌードはボディダブルだし。
 なんとも中途半端な作りで、出ている俳優はみんな悪くないのにもったいない。

 少女を虐待するおばさんを演じるのが、ブランチ・ベイカー。
 私の永遠のセックス・シンボル、キャロル・ベイカーの娘である。
 娘も俳優になって、一時期結婚、子育てでリタイヤしていたが、最近復帰して、この作品も復帰後のもの。
 母親に似ているかというと、ちょっと微妙。ツンと上を向いた鼻はよく似ている。脚が長くきれいなところも。ただ母親と比べて決定的に違うのは色気がないところ。
 キャロル・ベイカーは40代後半まで映画でヌードになっていて、悪役演じる時もむんむんとした色気を出していた。ブランチ・ベイカーはこの映画の時51歳。キャロル・ベイカーが51歳の時この役を演じていたら、凄まじくセクシーなものになっていただろう。
 なお、この映画にはちょっとした楽屋落ちがある。
 映画の最初のほうで、男の子達が雑誌の「プレイボーイ」を回し読みするシーンがあって、その中で一人の男の子が、”キャロル・ベイカーよりおっぱいでかいかな?”と言う。
 この映画の舞台は、1958年。キャロル・ベイカーが映画『ベビードール』で大センセーションを巻き起こしたのが1956年。キャロル・ベイカーがアメリカでセックスシンボルとして一番人気があったころだから、こんなセリフを言うのも不思議ではない。ただ、キャロル・ベイカーは巨乳ではなかったから、おっぱいがらみで言うかなと疑問に思った。
 キャロル・ベイカーは、やっぱり脚とケツでしょうw

 DVDには、山口雄大監督×井口昇監督によるオーディオ・コメンタリーがあり。これが面白かった。
 山口雄大が、もう青春映画を作りたくない理由を、『台風クラブ』の監督相米慎二の話と絡めて言うのだ。
 『台風クラブ』の撮影に関して、相米慎二が嘆いていたと。撮影中に映画に出ている若い俳優たちがいい仲になって、昨日はあいつとあの娘がキスをしていたとかの話が聞こえてくる。こっちは死ぬような思いで苦労しながら映画を撮っているのにいい気なものだ。
 その気持ちは、山口にも痛いほどよくわかるそうだ。映画監督になるような奴に、学生の頃の楽しい思い出なんかない。それなのに若い俳優達は現場でいいことしやがって、こっちは必死で映画撮ってんのにと。

 この映画では、虐待する側される側と分かれて演じていた若い俳優達も、オフではやはりいちゃいちゃしていたであろうか。
 私がこの映画の少年役で、虐待おばさんが51歳のブランチ・ベイカーでなく、51歳のキャロル・ベイカーだったら、絶対キャロル・ベイカーにお世話してもらう。


[ 投稿者:JimM at 03:59 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2011年03月02日
映画『体温』


 ゆうばりファンタスティック映画祭開催期間中、スカパーが上映作品を放送した。スクリーンで見られないのは残念だけど、夕張に行けなくても見られたわけだ。
 『体温』も放送されて、当然見た。

 面白い映画だった。

 ラブドールとの生活(?)に溺れる内向的な男の子・倫太郎が、ラブドールにそっくりな生身のキャバ嬢・倫子と知り合い仲良くなって、その後キャバ嬢を辞めた倫子に呼び出され、デートして倫太郎の家でセックスして、翌朝家にあるラブドールを倫子に見つけられ、怒った倫子に出て行かれ、結局元のラブドールとの生活に戻っていくという物語。
 男の子の描写で情報量が少ないため、ラブドールにはまる男の子の心情が理解できず、そのため共感して見ることはできなかった。演じる俳優の石崎チャべ太郎の印象が良かっただけに、その点は残念。

 女の子の描写のほうが奥行きがあってよかった。
 また演じる桜木凛が『官能コレクター』同様パーフェクト。
 ラブドール・イブキとキャバ嬢・倫子の二役を演じる。ラブドールは本物の人形と交互に演じて(?)いる。
 桜木凛の演技の凄いところは、『官能コレクター』でもそうだけど、その映画の人物にしか見えないところだ。
 ラブドールのときは、ラブドールにしか見えない。時々、本物のラブドールか桜木凛かわからなくなるほどだ。
 ラブドールとのセックスの場面は長回しで撮られているのだが、瞬きもせず何の体の反応もしない。
 キャバ嬢、源氏名アスカのときは、キャバ嬢。付き合っているやくざな男と待ち合わせて一緒に歩く短い場面でも、その男との関係性を身のこなしで鮮やかに現わしている。
 キャバ嬢を辞めて、素の倫子に戻り、やくざな男と切れて、その日会って慰めてくれるのなら誰でもよかった(つまり倫太郎を愛しているわけではない)淋しい女の子。
 一人三役と呼べないこともない難役だが、見事にかつチャーミングに演じている。倫太郎とのデート場面では、見ているこちらもほっこりしてしまいます。

 演技に自意識がないのがいい。
 上手いけれど、自意識過剰の演技をする俳優では、上手い私という意識が透けて見えて、物語が楽しめないものだ。

 桜木凛の演技は、人物に、ラブドールにさえ、魂を吹き込み輝かせる。

 物語だけ見れば不幸な男の子だけど、ラブドール・イブキにしろ倫子にしろ、セックスするのは、可愛くエロい、左利きで足の指が長い凛ちゃんなのだから、とてつもない幸せ者ではないか。


[ 投稿者:JimM at 00:03 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(1) ]

2011年03月01日
官能コレクター


ゆうばり映画祭グランプリは予算35万円の韓国映画
http://eiga.com/news/20110228/9/

 この記事の下の方、


”受賞こそ逃したものの、「ストーリーもキャストも技術も卓越していた」と審査員のティム・リーグをうならせた「体温」(緒方貴臣監督)は、ティム審査員がディレクターをつとめるテキサス・ファンタスティック・フィルム映画祭への招待が決定した。”


 テキサス・ファンタスティック・フィルム映画祭とは無理やりだ。
 どこぞのローカルな映画祭みたいじゃないか。
 これは実際には、ただFantastic Festと呼ばれる毎年テキサス州オースティンで開かれる映画祭。
 アメリカの業界内で非常に評価の高い映画祭で、映画関係者も多数出席する。
 映画『体温』、桜木凛がアメリカでどう評価されるか楽しみ。

 緒方貴臣監督のツィッターによると、桜木さんの演技を審査員の片桐はいりが褒めていた、とのこと。

 国籍・性別越えて見る者を魅了する桜木凛の演技。
 それが最大限楽しめるのが、『官能コレクター』だ。

 原作は、女性作家のGraveGrinderが東スポ芸能携帯サイトの連載していた「コレクター」。
 メイキングで監督・脚本の堀内博志が語るには、原作は、ただ主人公の女性が勃起したペニスの写真を撮るさまだけを描写しているだけで、これをそのまま映画にすると観客には主人公がただ狂っているだけとしか見えないので、なぜ主人公がそのような行動をとるようになったかという話にした、とのこと。
 原作のまんまでも面白いと思うが、この映画のターゲットは男性なのだから、監督の選択は正しいのだろう。


 野宮さぎり(桜木凛)は、秘密のコレクションを持っている。それは、勃起した男性器だけを撮影した写真だ。知り合った男とラブホテルに入り、セックスはさせず撮影だけ行う。集めたペニスは70本にも達し、写真を見ながらオナニーするのを楽しみにしていた。勤務先は、ボディ・パーツでイメージ映像を作る制作会社。女性専門だったが、ホモを対象にすれば男の肉体もビジネスになると社長の植村に主張。その企画を通すため、みずから植村を誘惑して関係を持った。仕事でも男性器を撮影できるようになったさぎりは、裏サイトを作ってそこで写真を公開し始めた。そんなある日、同僚の向井が巨大なペニスの持ち主だと聞き、好奇心を抑えきれず彼を誘惑。確かに見たこともない大きさのペニスだった。嫌がる向井にカメラを向け、さぎりは撮影する。そして、向井ともセックスしてしまう。何もかもうまくいき充実した日々を過ごすさぎりだが、思わぬ陥穽が待ち受けていた。

 これがあらすじだが、この後どう展開するかネタばれすると、

 向井が同僚の彼女にさぎりと関係した事・さぎりの性癖、裏サイトの事を話してしまう。→激怒した彼女が撮影で男性器のモデルをやった俳優の卵二人を雇って、さぎりを脅迫させる。→待ち合わせ場所の旅館でさぎりは二人の男にレイプされるが、さぎりはそのセックスを楽しんでしまう。→男たちが撮影した写真が会社に送られてくる。→会社を飛び出したさぎりを向井の彼女が追いかけてきて、さぎりを罵倒する。「男たちにあそこまでしろとは言っていない。あんたは狂っている。普通じゃない。」さぎりは答える。「普通って何?」→夜の街を彷徨うさぎり。出会い系サイトで男を探す。→ホテルで中年男とセックス。しかし男は勃起しない。妻に先立たれて以来勃起しないという元大学教授。身の上を喋り出すさぎり。なぜそんなコレクションをするのかを自分に問いなおしたほうがいいと答える男。翌日さぎりは男を誘ってかつて逃げるように後にした自分の郷里を訪れる。→海辺の町。海岸で男にさぎりは小さな頃亡くなった父親は漁師だったと言う。ちょっと待っててと頼み、自分の家に向かうさぎり。玄関が開いてないので縁側のほうに回ると、部屋で母親が近所のおっさんとセックスしている。おっさんは去る。母親に、父さんが亡くなってから、なぜ他の男とセックスするのかと聞くさぎり。さみしかったから、と答える母親に、私もさみしかった、と言うさぎり。→中年男が待つ海岸に戻るさぎり。海の中で戯れるうちに二人は抱き合ってキスをする。すると男のペニスが勃起した。写真に撮りますか?と聞く男に首を横に振るさぎり。→ラストシーンは、海で濡れた服を着替えた二人が、さぎりの実家でテレビを見ながら母親と三人で食事をする場面。


 ユーモラス、エロティック、シリアスと様々な場面で桜木凛は巧みに表現を変え楽しませてくれる。それでいて野宮さぎりのキャラクターに一本筋を通している。本当にうまい映画女優だと思う。
 映画全般にさぎりのナレーションが入るのだが、声がまた可愛くてよい。

 男性器の撮影の時、自分もパンティ一つの裸になって、勃起させようとあれやこれやする場面は最高にチャーミングだった。
 感心したのは、変な言い方だけど、裸を衣装のようにして演技していること。
 監督が、桜木さんは集中力が高くて、こちらの指示をすぐ実践できるから撮影は非常にスムーズに進んだ、と言っている。演技の解釈の勘がいいのだろう。

 撮影期間は4日間。桜木凛恐るべし。

 CSのV☆パラダイスで、2・3月と『官能コレクター』を放送するので、今月加入しようと思う。
 V☆パラダイスは他に、4月、城定秀夫監督の希志あいの主演の『ドメスティック』も放送。こちらも楽しみ。


[ 投稿者:JimM at 00:55 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2011年01月04日
2010年のベスト5

 
 昨年は、午前十時の映画祭に行く機会が多かったので、あまり新作を見ていない。
それを差し引いても、昨年は一昨年と比べて不作の年だったと思う。
 一昨年は10本だけ選ぶのに苦労したが、昨年は5本も選ぶのに苦労する。


 2010年ベスト5

①インビクタス/負けざる者たち(クリント・イーストウッド)
②ブロンド少女は過激に美しく(マノエル・デ・オリヴェイラ)
③イエロー・ハンカチーフ(ウダヤン・プラサッド)
④キャピタリズム〜マネーは踊る〜(マイケル・ムーア)
⑤花のあと(中西健二)


 クリント・イーストウッドが1位なのは、お約束なのだが、正直『インビクタス』はイーストウッド作品としては物足りない。
 ③④⑤は無理矢理。見て熱狂するような映画ではない。
 昨年の傑作は、『ブロンド少女は過激に美しく』のみ。


[ 投稿者:JimM at 14:50 | 映画 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2010年03月12日
miwa 「don't cry anymore」
 
 昨年の日本映画で最大の発見は、『天使の恋』の監督、寒竹ゆりだった。
 原作はケータイ小説、主演は演技経験はほとんどない佐々木希と、色物と受け取られかねないような企画に真正面から挑み、到底映画化には向かない原作を見事に改変して、映画的に仕上げた脚本家としての力、演技が出来るわけがないと思われていた佐々木希を見事な主演女優としてスクリーンで輝かせた演出家としての力、どこをとっても見事な才能で、弱冠27歳の驚くべき女性監督の登場であった。

 その寒竹ゆり監督の最新の映像作品が、miwa 「don't cry anymore」のPVである。
 miwaは現在19歳のシンガーソングライター。現在放送中のテレビドラマ『泣かないと決めた日』の主題歌に使われているこの曲がデビューシングル。





 演技に関しては、佐々木希より経験のないmiwaに、最初の場面で扉の開け閉めをやらせているのが素晴らしいと思った。扉を開けて締める動き、入った空間で視線を投げかけるというのは演技の基本の一つ。それをきっちりやらせるのは、新人のデビューという意味をも膨らませ、見事な演出だ。
 『天使の恋』で佐々木希のみならず、登場する女の子たちをみんな魅力的におしゃれに可愛く撮った監督であるから、ここでもmiwaを魅力的に撮っている。
 特に鳥かごの中でのmiwaが可愛い。演奏場面でのピンクのパーカに黄色のシャツの色の具合が綺麗。

 寒竹ゆり監督の長編映画の次回作が待たれる。再び佐々木希を使ってほしい。佐々木希を女優として撮ることが出来るのは監督だけです(笑)。


[ 投稿者:JimM at 13:27 | 音楽 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2010年03月07日
S.R.S「ワンダーソング」
 
 藤井美菜は『シムソンズ』で初めて見て以来、お気に入りの女優で、それ以降の出演作品は全部は追いかけきれないが、結構見ている。
 映画では、『未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜』『雨の翼』、テレビドラマは、『ブロッコリー』『しぇいけんBABY! -Shakespeare Syndrome-』『宿命 1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-』。
 『雨の翼』と『ブロッコリー』がよかった。『未来予想図』『宿命』は出番が少ないのが残念。『しぇいけんBABY!』は珍しくパンクテイストなファッションで登場し、キャラ的には真逆な佐々木希と大学の仲間を演じ、今までと違った面を見せて面白かった。

さっきテレビ見たら、藤井美菜が映っていた。S.R.SというバンドのPVのようである。





 S.R.Sは昨年の映画『重力ピエロ』の主題歌でCDデビューした北九州市在住のロックバンドで、この曲が2枚目のシングル、今月1stアルバムを出したそうだ。
 この曲しか聴いてないけど、いいバンドだと思う。北九州出身ということで、ルースターズ大好きの私としてはつい甘くなる。
 藤井美菜が出てるから、いい曲だと思うわけではない(笑)。


[ 投稿者:JimM at 04:58 | 音楽 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2006年07月07日
ナガサワ祭
 
 LoveChiakiKuriyama の管理人のかめぞうさんが、ミクシィで、ナガサワ祭を絶賛開催中だ。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=170283256&owner_id=2423772

 ミクシィに入っている方はぜひ見てください。レアでビッチなまさみん満載です。

 1枚目、『クロスファイア』のころのまさみんが恐ろしく微妙で笑える。
『クロスファイア』でのまさみんの役は、自閉症の超能力者。これってまさに長澤まさみそのものだって気がする。異形のもの、手足が長い(今発売中の雑誌Switch http://switch.excite.co.jp/cover/index.html のインタビューで自分についてと聞かれ、真っ先に手足が長いと答えている。) 化け物、アンタッチャブル長澤まさみ。
現在の長澤まさみの活動について本人の意見が反映されているとも思えず、映画・TV・CMと出まくっているのだが不思議と消費されているという感じがしない。たとえ本人が内面を語ったところでそれは何も意味をなさない。

 やたら接触してくる長澤まさみという肉体。それが今日も貴方の体に絡み付いて、「おっぱい当たってる?」と聞いてくるのだ。


[ 投稿者:JimM at 05:17 | 長澤まさみ | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2006年03月13日
衝撃の一言
 
 ここは久しぶりだから、何を書いていいのか。

 『功名が辻』、今回はまさみんの出番は無しで残念。来週は出るようだが。前回で初登場だったのだが、いきなり長澤まさみ扮する小りんの衝撃の台詞が!


 床上手


 まさみんの口から、床上手。ハァハァ...



[ 投稿者:JimM at 00:22 | 長澤まさみ | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2006年02月02日
最終兵器彼女
 
 見た。
 映画の日だけあって観客は20人ほど入ってた...

 映画の出来は宜しくないけれど、前田亜季は相変わらず素晴らしかったですね。素人が書いたとしか思えない脚本と俳優の身体を動かしきれない演出に邪魔されながらも、前田亜季の演技プランは完璧で最初から最後までぶれが無かった。前田亜季一人、役を生きていた。
 興行的な失敗で、主演女優としての前田亜季は終わったかもしれないが、Career Suicide(キャリア自殺=キャリア にとって致命的)には到らないだろう。そこはやはり小さいころから芸能界にいるからサバイバルの術は心得ているということか。
 いったい前田亜季がいなければこの映画はどうなっていただろうと考えると空恐ろしくなる。



[ 投稿者:JimM at 04:48 | 前田亜季 | コメント(1) | トラックバック(0) ]

2006年01月31日
Aki Maeda Calling

 こちら前田亜季、戦況は最悪だ。

 『最終兵器彼女』がヤバイらしい。どのくらいヤバイか言えない位ヤバイらしい。この世に『最終兵器彼女』が存在したことを確かめられるのはあと1〜2週間程度という位ヤバイらしい。

 よかった、2月1日の映画の日に見に行く予定を立てておいて。ただ見に行ったはいいが無事に帰ることが出来るのだろうか?映画そのものが”最終兵器"という話もあるし。映画好きの金正日に見せればいいのではないか。映画の賞は取れずとも、ノーベル平和賞に輝くのではないか。
無事帰ってきた暁には戦況を報告しようと思う。

 見に行く目的の一つが、銭形三姉妹の映画の予告編を大スクリーンで見ることというのは内緒。



[ 投稿者:JimM at 06:24 | 前田亜季 | コメント(0) | トラックバック(0) ]