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2013年02月01日
新興宗教とアイドルビジネス


この頃、TVを見るのがほとほと嫌になっています。

 テレビをつければおんなじようなタレントばかりが写っていて、大した芸もないのに、ただ、キャーキャー騒いでばかりいる。
 
 今に始まったことではありませんが、本当に、アイドルと呼ばれる人たちは、見ているだけで嫌ですね。

 以前にも、アイドルについて考えてみましたが、そのことを踏まえて、もう一度考えてみましょう。
 
 

 
 
 まず、アイドルという言葉の意味からおさらいしましょう。

 アイドルとは、「空の」とか、「偶像」と言う意味があります。
 テレビに出ているタレントは、偶像、という解釈になるでしょう。

 偶像、ということは、ただ置いてあるだけなら、邪魔にならない程度の美しさを持った、けれどなんの役にも立たない置き物です。
 しかし、そこに誰かが意味をもたせることで、その偶像は信仰の対象となる場合があります。その意味のもたせ方は、例えば民話や伝説から生まれたものもあるでしょう。最近では、ご利益がある、という、一種オカルト的な意味を無理矢理持たせる場合があります。
 何も価値の無いものに無理に付加価値をつける場合は、大抵の場合、そうすることで対価を払う人が現れる、つまり、平たくいえば、金儲けの種になる、ということです。
 仏像や掛け軸、ツボなどをご利益がある、といって売りつけるのは、新興宗教が金儲けに使う一般的な手段だ、というのは、多くの人が認めるところでしょう。


 今、テレビに出ているアイドルも、全く同じ構造だと言えないでしょうか。


 まず、ただ立っているだけでは特に何もない、しいて言えばちょっと他の人より見栄えがいい女の子に、テレビに出たり歌を歌わせたりすることで、この人は特別だ、という付加価値を付けます。ここまでは昔からあるアイドル商法です。
 この女の子たちを集団で集めてきて、良い物を選別する過程を見せることで、トップに立つ女の子たちには集団競争を勝ち抜いてきたという付加価値がつくわけです。
 で、そうした女の子が大勢いるわけですから、その中のどれかひとつはご利益があるんじゃないか、と考える訳です。日本の多神教的な考え方をうまく利用していると思います。最近アイドルをグループで売り出すのが流行っている理由は、そんなところにあるのではないでしょうか。
 そうすることで、ファン、というかもうここまで来ると新興宗教の信者と何ら変わりませんが、そのような人たちを大勢獲得できる。一度信者になってしまえば、仏像だろうが掛け軸だろうがツボだろうが、ご利益がありますよ、と言えばいくらでもお金を出して買うでしょう。なにせ、そういう人たちはご利益に対して妄信的になっているわけですから。

 で、ここからが問題です。

 昨今の情報機器の発達で、アイドル商法や新興宗教の仕組みは、調べようと思えばいくらでも調べられる世の中になりました。そういった情報公開の結果、新興宗教は胡散臭く感じるし、アイドルからは金の匂いしかしなくなって、特にそのことをわかっっている人達には、テレビをつければそういった胡散臭さ満点のものばかり見させられるわけですから、心底うんざりする、という訳です。

 そうして、うんざりした人達を見て、アイドル教の信者たちは、自分たちは価値のわかる人間だ、他の連中とは違うんだ、という思い込みから、かえってのめり込んでしまう。見事に、宗教の黒幕が仕掛けた罠に嵌り込むというわけです。

 先日、某アイドルグループの一人が、なぜ私達が恋愛をすると叩かれるのか、と嘆いていました。これも、アイドルという言葉の意味を考えれば至極当たり前です。

 偶像が価値を保つには、偶像としての変わらない姿と、そこに付けられた信仰を励起させる付加価値、必要なのはそれだけです。
 例えば、大変なご利益があると言われ、ものすごく高いお金を払って買った仏像が、中を開けてみたらシロアリに食われていた、とか、一刀彫ではなくやすい木片をつぎはぎして作られていた、かけた部分を接着剤で直したあとがあった、なんてことがあったら、それだけで「騙された!」と感じる人は少なくないはずです。

 それと同じように、アイドルは、自分たちに向けられた信仰にそって行動しなくてはならないのに、彼氏がいた、とか、撮影現場から逃亡した、とか、やたら金の話をする、とか、彼女たちに信者が抱いている信仰の方向性から外れた行動をやってしまうわけです。

 偶像という、いわば信者のための公共物を全うするならば、徹底的に偶像で無くてはならないわけで、そこには憲法で保証された基本的人権など無視しなくてはならない。基本的人権を求めるならば、一人の人間に帰り、偶像で在り続けることをやめなくてはならない。
 特に昨今は、目先の利益ばかりを考えて偶像たちの私生活を暴露してしまうマスコミのおかげで、こうした付加価値を維持し続けるのが難しくなってきています。

 生身の人間が偶像を演じ続ける場合、このあたりが限界なのです。

 つい最近も、同じグループのメンバーが、異性関係のスキャンダルの責任をとって丸刈りにする、という事件が起きました。
 なんであんなことをしたのかといえば、そうすることで話題を振りまき、注目させることと、もう一つは、現在熱心な信者となっている人々を周囲から孤立させ、一層偶像たちにのめり込ませるための作戦ではないかと私は感じています。修行が厳しければ厳しいほど抜けられなくなっていく、オウム真理教のやり方によく似ています。

 
 こうやって見てくると、現代のアイドル商法は、新興宗教の金儲けの仕方と実によく似ているといえるのではないでしょうか。
 分別のある人が、多少息抜きに眺めるのは構わないでしょうが、新興宗教にはまりやすい性格の人は、アイドル商法にのせられて、全財産を使い果たす、などという馬鹿なことにならないよう、気をつけていただきたいものです。
 

 と、忠告した所で、一種の洗脳状態にある人に何を行っても、こちらがてひどい反発を受けるだけで、もうどうしようもないんですけれどね。
 
 

[ 投稿者:余白 at 02:25 | たわごと | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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