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2012年10月25日
いわゆる”エロマンガ”は、犯罪を助長するのか
  
 
 時々、いい年をした大人が、年端もいかない子供への性的欲求を抑えきれず、暴行を加える事件が起こります。
 マスコミはこぞって、犯人の生活実態を白日の下にさらします。さらされた中には、性表現を伴ったマンガやアニメ、ゲームなどが必ずといっていいほどあります。
 そんなとき、マスコミやお抱えの精神科医は口をそろえて言います「こういう表現物が犯罪を助長、誘発する」と。

 こういう言葉を聞くたびに、おまえらバかじゃないのか、と思います。

 まず、犯罪を犯してでもそのような行為に及びたいと思うのであれば、その犯罪者本人に元々そういう性癖があったと考えるべきです。
 そのような人間が、自分の求めるものに近い表現物を手に入れているのは、ごく当たり前のことではないか、と思うのです。
 
 このようなマンガは時に過激で暴力的な表現を伴うことがあります。しかし、そのような性癖を嫌う人は同じ性表現が書かれたものであっても読むことはまず無いでしょうし、そのような性癖が好みである人は、現実にはできない行為を肩代わりしてもらうことで、擬似的に欲求を満たすことができるのではないでしょうか。

 つまり、性的表現物を求めるのは、それによって自らの欲求のうちかなえられないものを充足する効果があるのではないかと考えられます。

 では、なぜ犯罪に至る人間が出てくるのでしょうか。

 簡単に言えば、擬似的な欲求不満の方法では満足できなくなるからだと考えるのが自然ではないかと私は考えています。

 一昔前、ゲーム脳理論ということがさかんに言われた時期がありました。暴力的なゲームを続けることにより、脳が暴力の欲求に支配され、犯罪を起こす要因になる、というようなことです。
 これはすでに、科学的に間違っているという結論になっています。たとえそれが暴力表現まみれのゲームであっても、犯罪を引き起こす直接の原因にはなり得ないと言うことです。

 では、一時期はやった、格闘技ゲームのまねやプロレスごっこで大事故が起こったというようなことはどうでしょう。

 本人たちの証言はたいてい、「ゲームのまねをしてみたかった」というものです。これだけを聞くと、確かにゲームをすることが犯罪者を産む土壌になると思う人もいるでしょう。

 けれど、ここで問題なのは、「こういうことをしたら相手が壊れる」と言うことを、バーチャルとはいえ本人たちが認識していることであり、その上で「実際に技をかけて、"相手を壊してみたい"」という思考回路が存在した、ということではないでしょうか。

 つまり、単純な欲求の不満解消ということではなく、潜在的に犯罪者的要素があった、ということではないかと私は考えます。
 プロレスやゲームの技を誰彼かまわずかけまくるような輩は、元々が、相手がどうなろうと自分さえ楽しければかまわないという思考の持ち主であり、そういう性質そのものが、事故、ひいては犯罪の原因だと言うことです。

 こうした人間は、性的刺激に引かれた場合は性的犯罪を行いますが、暴力的刺激を受けた場合は暴力的犯罪、インターネットの不正アクセスを覚えればインターネット上の犯罪を犯すことになるでしょう。

 私は表現物が、そうした潜在的犯罪性のある人間に犯罪方法のヒントを与えてしまう危険はあると思いますが、そうでない人間まで犯罪者に仕立て上げることはないと思っています。また、犯罪者に対する犯罪方法のヒントは、必ずしも表現物の中にあるとは限りません。この情報化社会の中ではいくらでもヒントを得る方法があるのです。

 今、こうした犯罪者がマスコミに多く取り上げられるようになることで、国家権力による表現規制が容易に行われるような土壌が作られようとしています。
 一度そのような法律が作られれば、いつ何時、どの政権によって拡大解釈された恣意的な運用をされるかわかりません。

 マスコミが大きく扱う記事の陰に隠れ、こうしたことが粛々と行われている怖さを、私たちは常に監視していかなくてはいけないのではないでしょうか。
 
 最後にまとめておきます

 人は誰でも自分の嗜好に近い表現物を好みます。たとえそれが犯罪的なものであっても、本人にそれを好む嗜好があればそうした表現物を手に入れるでしょう。
 しかし、表現物が犯罪者を生み出すわけではありません。なってもせいぜいヒント程度です。犯罪を犯した理由を単純に表現物には求められません。育った環境、置かれた状況など、時には本人も無自覚であるような要素まで考慮していかなければならないはずです。

 表現物を、スケープゴートにしては、絶対にいけません。






 
[ 投稿者:余白 at 00:47 | 考えてもみなよ | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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