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2012年09月18日
中国でのデモ~人民の幼稚さが垣間見える


 中国各地で、反日デモ、もとい反日暴動が起こっており、連日マスコミが取り上げています。
 引き金は尖閣諸島を廻るごたごたなのでしょう。領土を廻る問題は、とにかく政府間できちんと話し合って解決していただきたいと思っています(その前にきちんと話ができる政治家を選ばなくてはいけませんが)。

 で、「引き金」と書いたからには、デモの本質は全く別の所にあるんじゃないか、というのが、今回の考察です。

 といっても、まぁ、だいたいの人がわかっているとおりなのですが・・・
 
 
 

 
 
 以前、柘植久慶さんの本で読んだのですが、戦争や暴動で一番ひどいことをするのは、子供の集団だそうです。
 彼らは集団化するととたんに凶暴化するので、戦場で囲まれたりしたときは、とにかく走って集団をばらばらにして、一人一人が孤立したところで捕まえるなりなんなりするのだそうです。すると、あれだけ牙をむいていた子供たちが、孤立したとたん急におとなしくなると言うことです。

 同じ事はどこの国でもいえるようです。例えばカンボジアの内戦において、ポルポト派の中で一番残虐なことをしたのは、年端もいかない少年兵たちだったし、日本でも、いじめはほぼすべての場合集団で行われ、つい最近の事件でも、歯止めがきかなくなった結果殺人にまで至ったということがありました。


 中国では、かつて文化大革命という政策があり、これは、古いものを捨てて新しいものを取り入れていこうという様なものだったはずなのですが、実際に行われたことは、インテリ層や富裕層を陥れ、社会を混乱させただけのものでした。
 文化大革命はその後見直され、指導した毛沢東夫人である江青以下数名の共産党員が粛正されました。これによって、文化大革命の反省はきちんと行われたかのように見えます。

 ところで、文化大革命において最前線で活躍していたのが紅衛兵と呼ばれる人たちです。毛沢東語録を手に、知識人や金持ち、反社会主義的な思想を持ったものやその家族を、暴力を持ってつるし上げ、時にはそれが度を超して殺害にまで至りました。
 この紅衛兵を構成していたのは、十代後半から二十代前半の少年、青年たちです。彼らの集団的な暴力行為は、やがて毛沢東も制御できなくなり、中国国内において長い間、文化と文明の停滞を招く大きな要因となりました。

 私は昨今の中国全土でのデモにおいて、この文化大革命と同じ構造があるのではないかと考えています。

 まず、中国共産党が口を滑らせるところから始まります。
 尖閣諸島は戦後、日中の間で領土問題を曖昧にしておこうという取り決めがあったと言われています。また、戦後の中国の機関誌には、尖閣諸島は日本の領土であるという記述があるそうです。
 にもかかわらず中国が領土問題を持ち出したのは、要するに海底資源などの理由で欲をかいて口を滑らせたのでしょう。
 そして中国共産党はこれを愛国心の問題にすり替えます。まんまと乗せられた中国の若者たちは、我先にと日頃の不満の矛先を日本に向けます。それはかつて、権力闘争に打ち勝とうとしただけの毛沢東に乗せられた紅衛兵と同じです。

 さらに、中国では一人っ子政策のおかげで、甘やかされて育てられた人が多くなっていると言うことです。精神年齢で行けば、30歳半ばくらいの人でも、かつての紅衛兵と同じくらいなのではないでしょうか。

 これは私の想像ですが、中国では、文化大革命を指導した中心人物たちを粛正したことで、反省も何もかも終わったことになっているのではないでしょうか。
 つまり、実際に紅衛兵として暴力の先端に立っていたかつての若者たちは、自らの行動を顧みることなく、大人(老人?)になって社会の中心を掌握し、金と権力を思いのままにふるっているのではないでしょうか。

 こうした、反省も分析もない大人たちが作った社会は、同じ過ちを繰り返さないといえるでしょうか。
 実際に、中国の人民は、社会への不満を愛国心にすり替え、デモと称した暴動を幾度となく繰り返しています。このような社会は、はたして本当に成熟しているといえるのでしょうか。

 よく中国は、韓国もそうですが、日本に対して「歴史に学べ」と、何かにつけて言ってきます。国が管理できないような事が頻繁に起こる中国よりは、日本はよほど過去に学び、反省していると思います。それどころか反省しすぎて、自らをおとしめる行為まで行うほどです(笑)。

 人に何か言う前に、まず、自らをきちんと学び、顧みていただきたいと思います。過去から学ぶことによって初めて、国も、人も、大人になるのだと思います。
 
 
 

 
[ 投稿者:余白 at 14:44 | 世界の仕組み | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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