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ウェザーニュースの予想では、黄砂は関東や東北付近まで到達する可能性がありますが、7日(土)は日本上空の風が強いため、黄砂の大部分はそのまま上空を流れ去るものとみられます。空がうっすらとかすむ程度で、生活に大きな影響はない予想です。明日8日(日)には解消されるとみています。
ただ、若干の黄砂が屋外の物に付着する可能性があります。外に出していた車が汚れているようであれば、洗車等の際に傷をつけないようにご注意ください。
【3日 新潟 さくらの開花日】平年より6日早い。昨年より5日早い。市内鳥屋野潟公園。 #sakura2018
— ウェザーマップ さくらチーム (@wm_sakura) April 3, 2018
【3日 新潟 さくらの開花日】平年より6日早い。昨年より5日早い。市内鳥屋野潟公園。
— ウェザーマップ (@wm_osaru) April 3, 2018
◆新潟県(日本気象協会 新潟支店 今井梢)
桜も戸惑うような寒暖の差が大きい新潟県内ですが、この先4月はじめにかけて気温は平年並みか高くなる見込みです。まだ寒の戻りはありますが、時折の暖かい陽気に後押しされて桜も順調に花芽を膨らませ、平年よりやや早い開花となるでしょう。
気象庁によりますと、平成30年冬、日本に低温や大雪をもたらしたのは以下の要因が考えられるとのことです。
・日本付近に強い寒気が流れ込むことが多かった要因としては、大気上層を流れる亜熱帯ジェット気流と寒帯前線ジェット気流が、日本付近では南に蛇行するとともに、冬型の気圧配置が強まったことが考えられます。
・亜熱帯ジェット気流が日本付近で南に蛇行した一因として、ラニーニャ現象の影響により、インドネシア付近の積雲対流活動が平年よりも活発だったことが考えられます。また、大西洋上空のジェット気流の持続的な蛇行の影響も考えられます。
・寒帯前線ジェット気流が日本付近で南に蛇行した一因として、ユーラシア大陸北部の寒帯前線ジェット気流の大きな蛇行により、大気上層の極うずが分裂して、東シベリアから日本の北方に南下したことが考えられます。
・ユーラシア大陸北部の寒帯前線ジェット気流の大きな蛇行の要因として、大西洋上空のジェット気流の持続的な蛇行や、バレンツ・カラ海(ロシア北西海上)付近の海氷が平年と比べてかなり少ない影響も考えられます。