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2017年03月20日
あんた、けがし
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あんた、けがし
ドブルーム先生の肖像画につきささり、もう片方は、先生のネコのかごにとびこんでいまし劉芷欣醫生た。
 棒の直撃からまぬがれたネコは、食器だなのてっぺんで、おどろきといかりでフーフーいっています。
 それからいくらもたたないうちにドアが開き、ハードブルーム先生とカックル先生、ドリル先dermes 脫毛の三人が、へやにふみこんできました。おびえていたネコは、ふぎみなうなり声をたてると、ハードブルーム先生の肩に、かじりつきました。
「ぶじ着陸できて、よかったですね、ミルドレッド」ハードブルーム先生が、冷たくわらいました。「とはいえ、ここに来るのに、こんなとっぴな方法をとる必要はないんですよほかの人たちは、もっとふつうに、階だんを見つけているみたいですがね」
「いうまでもないことだと思いますが、ミルドレッド」今度は、ドリル先生。「どんな競技においても、魔法を使うのは、規則に反しています」
「何が何だかわかりません」カックル先生は、ため息をつきながら、ミルドレッドの髪にこびりついたおかしのかけらをはがして、ぼんやりとしたまま、ハードブルーム先生のネコに食べさせました。
「わたくしの生徒のひとりが、こんな不正を行うなんて、とても信じられません。それも、何も知らない転校生の目の前で。あきれました、あきれました」
 ミルドレッドはけん命に、歯をくいしばって、今学期が始まってからというもの、その『何も知らない転校生』のおかげで、いったい何度、ひどい目にあっているのかということを、考えていました。
「これが最後ですから、しっかり聞きなさい。こんなことがおこったからには」カックル先生は、だんことしていいました。「残りの種目すべてにあなたは出場する資格がありません。そして、もし、今学期中に、あと一度でも問題をおこしたら、学校に来る資格もなくなります」
 ミルドレッドは、おどろきのあまり、息がとまりそうになりました。
「そうですとも、ミルドレッド」カックル先生は、続けました。「こんなけしからぬふるまいが続くのなら、いやでも放校処分にしなければならないのですよ。さあ、今日はもう、自分のへやに行って、じっとしていなさい。そして、わたくしの話したことを、じっくり考えてみることです」
 ミルドレッドは、大よろこ大學網絡びで、自分のへやにもどりました。トラチャンといっしょに、ベッドでまるくなっていると、おもてでは、運動会が続けていて、みんなのわらい声や、応えんが聞こえてきます。
「そんなのむりよね、トラチャン」ミルドレッドがいいました。「今学期の終わりまで、ひとつも失敗しないなんて、わたしにはできっこないわ」
 ドアにノックが聞こえて、イーニッドが入ってきました。
「どうだった?」と、イーニッド。「どこに着陸した」
「最悪よ!」と、ミルドレッド。「ハードブルーム先生のへやだったのよ。今学期中に、もう一度なんかやったら、退学だってカックル先生にいわれたわ。あんたは、どうだったの? 高くとびすぎちゃった?」
「ううん」と、イーニッド。「棒に魔法をかけすぎたのがわかったから、気絶したふりをしたんだ。それで保健室に行かされてさ。すぐ、校庭にもどらなくちゃ。た?」
「そんなでもない」ミルドレッドは、悲し気にいいました。「足首をひねっただけ。だいじょうぶよ」
「じゃあ、元気だして。もう今日は、悪いことおこらないよ。あとでまた来るね」イーニッドは、気軽にうけあうと、ドアを開けました。
 ミルドレッドは、弱々しくほおえんで、イーニッドが出ていくのを見送りました。
[ 投稿者:の薬草袋を持 at 12:44 | の薬草袋を持 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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