【立志式の参加者】
【あいさつする生徒代表の山浦さん】
東御市の加沢区、加沢公民館(竹内恒夫分館長)は11日、区内中学2年生を対象にした恒例の「立志式」を同公民館で開いた。

【入場】

【記念品】

【館長式辞】
【あいさつする櫻井寿彦区長】
【あいさつする櫻井寿昭・共励会長】
今日までの健やかな成長を祝い、大人の階段を上る自覚を深めてもらおうと、古来の「元服」の齢にちなんだ儀式で、平成元年から始まり、今年で31回目。
東部中学校でも行っていたが、新学習指導要領への切り替えの中で行事が見直され、中止となった。
今年の対象は15人、うち10人が出席。保護者や来賓らも集まり、「信濃の国」の合唱で開幕。
竹内分館長は「31年前から区民みんなで応援し、祝おうという気持ちは当初から変わっていない。仲間との連帯、友情を深め、加沢区のことも心に留めてもらいたい」と式辞。寄付で購入した記念品の図書カードを生徒一人ひとりに贈った。
開催費で協力している加沢共励会の櫻井寿昭会長は「大人として自覚を深める伝統行事。加沢で生まれ育ったことを大事に、勉強に部活にがんばり、生きる目標を立てて成長してほしい」とあいさつ。
来賓で櫻井寿彦区長は「皆さんは新たな目標へのスタートラインに立った。東御市は合併して皆さんと同じ14年目、合併後に人口が一番増加したのは加沢区。立派な大人になってほしい」。東部中の牛越秀人校長が福井藩士、橋本左内が15歳の時の志を紹介して「志の有無が人生を決定する。自分らしい人生を切り開いて」とそれぞれ激励した。
生徒代表で山浦凜季子さんが「幼い時から大変お世話になりました。責任と自覚を持ち、感謝を忘れず、日々努力したい」と決意を語った。